よりみち人生ぷらり旅

久々の再開なのですが・・宝塚歌劇や舞台のことメインになりそうです。。

■タカラヅカスペシャル2016

2016-12-24 03:17:15 | 観劇日記

・2016年12月23日(祝)16時
・京都でライブ中継鑑賞

映画館でのライブ中継初体験!
座席もほぼ中央でとても見やすい席でした。
双眼鏡なしでも表情がわかる!
けれど映らないと姿が見えない~(^-^;
楽しみにしていたタカスペです。

毎年、その年やった公演のパロディをしてるときいて・・
宙と星は見に行ったのでたぶん大丈夫。
花もミーマイなら昔見てたし大丈夫。
しかし月はわからんな--ついていけるかな--と思っていたのが
今年は、「エリザベート日本上演20周年」「小林公平社長7回忌」「寺田先生17回忌」といろいろあって
音楽でつなげる構成だと説明があった。
ヅカファン復帰1年生の私としては歌の方が有難かった。

今回星組・紅さんのトップ初お目見え。
朝夏さんと同期で仲よさそうで見ていて楽しい。
二人だけの呼び名「へらお(紅)」と「ぺらお(朝夏)」にウケてしまった。
なんだか逆な気もするが、まあいいか(笑)
→あとでツイみてたらへらへらしてるから「へらお」で体ペラペラだから「ぺらお」なんだと
判明。そうか、「ペラペラしゃべるからぺらお」ではないのですね(笑)

月組・珠城さん(つい「玉木」と変換してしまう)も初トップ。
若いトップさんだけど落ち着いてますね。
珠城さんも、スカステ以外は初めてです。

パロディの代わりに、各組ごとに公演でやった「歌」聞かせてくれました。
花組はやっぱり、ミーマイが嬉しかったです。わかるのこれだけだし。
天海さんファンだったからどうしても明日海さんの歌の後ろに天海さんの踊る姿が思い出されてしまいました。
ミーマイはさわやかで明るくて歌も大好きです。

月組は、ほんとにわからなくて(^^;
グランドホテルだったらわかるんですが・・
朝美さんが歌った「voice」の主題歌は耳馴染みありました。スカステでたくさん流れていて心地よかったので。
ちゃぴちゃん、トップ長い分、堂々としていたし上手でした!そしてかわいいです。
珠城さんも、スカステで見たときは「あれ?」っと思ったお歌でしたが、今日は全然気になりませんでした。
これからどんどん素敵になっていくのでしょうね。

星組は本公演は2本とも見ているのでわかる歌が多くて良かったです。
あいりちゃん、やっぱりかわいいです!!紅さんと目をあわせながら歌っているのがお互い幸せそうで温かい気持ちになりました。
紅さんも全力で可愛がりそう。
真琴さんの歌は本当にお上手で聞きほれます。

そして宙組!唯一全員わかる(笑)、歌も全部わかる。
HOT EYES!全ツメンバーもたくさんいるしこの前までガンガン歌ってたから余裕すら感じます。
コーラスのみなさんもノリが最高、みんな楽しそうでした。
朝夏さんのバレンシアもよかったけど、実咲さんとの「月満ち」がとてもとてもよかったです。
歌の感動に加え、実咲さんが朝夏さんを見つめる目、声それにこたえる朝夏さんの優しそうな眼差しと差しのべる手が。
もっと見せて聞かせていただきたかった。
それと王家のフィナーレを澄輝さん、りくくん、ずんちゃん。この曲も大好きです!!
もういっそ真風さんと愛ちゃんも入ってパステル5人組で歌ってほしい~~と思ってしまいました。
真風さんと愛ちゃんは「ヴァンパイア・サクセション」から。
公演は真風さんとまどかちゃんのデュエットだったけど、今回最後にからみついたのはうららちゃんでした(笑)

その後、寺田先生特集。
ちょうど宝塚離れしてた時期だったので寺田先生、お亡くなりになってたことも存じず。。17回忌なんて年月も経っていたとは。
歌われた曲、「凱旋門」2曲目だけちょっと怪しかったけどあとは全部知ってました。
懐かしく感じました。
花の95期メンバーが「女装」されていたのですね。
みなさんなりきってる。瀬央さん・朝美さん女性らしかった。あとは・・(笑)
ずんちゃん絶対似合うと思ったのに意外と・・あら(笑)
でもリフトはみなさんきれいでびっくりしました。普段は乗せる方々が乗ってるからコツがわかるのかな。
そして何より、客席降りで歩く姿が女装してるの忘れてるのかと思うくらい男らしくて笑ってしまった。

2幕は「エリザベート」特集から!!
いきなり轟さんのルキーニ!!!
初演を見ているのでこれは嬉しい~~!!
そこに昔の轟さんを見た気がしました。ちょっとキレた曲者な感じ懐かしいです。
客席もボルテージ上がったでしょうね。

温まったところに、真風さんと芹香さんの「愛と死のロンド」
公演の時のキラッキラな真風さんを思い出しました。
衣裳は「闇が広がる」の衣裳だし、やはり最高にかっこいい~~!!
お歌も丁寧に、最後は芹香さんがハモってくれてきれいに終わりました。
今日は寝る前にDVD見直さないと眠れません。

「闇が広がる」紅さん&美弥さん、珠城さん&礼さんも素敵だったのは言うまでもない。

でもやはり「私だけに」のラスト飾る実咲さん
「最後のダンス」トート経験者の明日海さん&朝夏さん が素晴らしすぎて

「私だけに」娘トップさん、みなさん綺麗だしそこそこお歌も上手だし良かったのですがエリザベート演じきった実咲さんの
熱は圧倒してました。感動でぞぞーっと震えました。

「最後のダンス」はお互いに「俺のもの」と勝負しているかのような、ものすごいパワーがビンビン伝わってきて、もっともっと
聞きたかったです。生でこれを聞いたらすごかっただろうなあ。映像でも本当に素晴らしかったです。

エリザベート名曲だらけ。最高でした!

あとのメドレーも入れ替わりどんどん素敵なスターさんたちがでてくるので見ていてとても楽しかったです。
はまるまでは何度見てもスターさんたちを全然覚えられないのに、はまった途端に覚えられる感覚をこの1年で
味わってきました。だいぶ判別できる方も増えてきましたが、花・月はまだ公演見ていないので来年は見てみたいなあ。

最後に、はまるきっかけとなった真風さんの記録・・
今日も、出演はさほど多くなかったけどどの場面もかっこよかった~!
見るたびに、どんどんカッコよさに引き込まれ、お歌もメキメキ上手になってこの1年ですっかり大ファンになりました。
今日も宙組2番手として堂々と登場されて、オープニングのソロ「決まった!」と思ったらすぐ後に真琴さんのお歌(笑)
あはは、やっぱり真琴さん聞きやすいわあと正直思ってしまったのですが、最後にその真琴さんとデュエット。
今度は負けてない!ひけをとらない対等なハーモニーになっていました。
その声はいい声だと思います。公演ごとにどんどんうまくなっているから今後もワクワクしています。
そして貫禄もついてますます大きくなってる真風さんの今後に目が離せません。
そうと思えば舞台上で見せるたぶん素顔の優しい眼やかわいらしい笑顔が幸せな気持ちにしてくれる。
男らしくて、女らしいという両面の魅力がある真風さんに完全にやられました。
今日もフィナーレの晴れ晴れした笑顔がかわいかった~。
立ち姿は上流階級の紳士のようなのに。
兄貴のような朝夏さんともいいコンビ。これからも楽しみです。

■観劇記録 宝塚宙組公演「HOT EYES!!」

2016-12-05 01:47:12 | 観劇日記
お芝居のこと書いたら満足してしまった。
ショーも書いておかねば!!

九州に追っかけて行った朝夏ファン友達が「まかたん、いいにおいした!!(たっちした)」「まかたんはムスクの香りがしたーー」

横浜公演でも、「客席降りのまかたんに指さされて落とされた」って真風運持ちすぎ!!

う、うらやましい限り・・

大阪でしか見れなかったので、みなさんのツイを見せてもらうと、日がたつごとにどんどんノリが良くなってるのがよくわかります。

いいなあ。大阪最後が良かったなあ。。。

その噂の「サファイアの瞳」歌いながらの客席歩き。
2階席からはほとんど見えず、一度目は違うことで楽しみ、1階席に降りれた2回目はやっと近くで拝見できました。
16列目だったから自分の席より後方を歩いている時間が長かったけど、後方で投げキッスする瞬間を見てしまったときは
「ひゃーあああ」(≧▽≦)こっちは全然関係ないのにドキッとしてしまいました。

宝塚のマナーがいまいちわからず・・
キャーといっていいのか・・
手を振っていいのか・・・
手を出していいのか(ちょっと中側だったからこれは無理と判断した)
近くにいらしたときも思考回路は止まり、耳もたぶん止まり、息も何故か止めてただただぼけーっと見送ってしまいました。。
あーでもかっこよかったなあ。(思い出しては惚れる
みなさんのツイ報告で「大漁に客席釣っていった」とか「狩っていった」とか表現が面白いし、雰囲気よくわかります。
ますます釣られるお客さん増えていくのでしょうね。
私も釣られたい・・(笑)

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その他、真風さんは「NOW ON STAGE」で「ジゴロの場面」を薦めていたので朝夏さんに絡みつく場面も見たけれど
私は「攻められる真風さん」より「攻める真風さん」を見るほうがどうやら好きらしい・・
前回の「シェークスピア」「HOT EYES」公演で完全に堕ちたのでDVDも持っているけど

好きなのは、最初登場のアダルト雰囲気プンプンのタンゴの場面(とにかくかっこいい!)や、
女子たくさん引き連れた「俺の目をみろよそらすよ~」の場面や(ずっと見てます~!早替わり大変なんだろなとも想像しながら・・)
「kissを目にして」で総踊りのところ(ノリノリで楽しいし、長い足を堪能できる!)や
ジャガーで踊り狂うところ(もうケモノ!)等。

タンゴの場面で歌ってから皆の列に戻るところも好きです。
目立たない他の人に隠れたところにinして、その次にゆったりと2番手ポジションの位置に移動するところ。
今回も同じで嬉しい。
あとはみなさんが言われるフィナーレでブンブン羽根揺らして楽しそうに踊ってるところもかわいくて好き。

「男にしか見えないかっこよさ」と時折見える「かわいい」が混在する真風さんにすっかりはまっております・・

このショーも最初は「昭和感」たっぷりの歌のメドレーでどうかと思ったけれど、こんなに会場が湧くような全国ツアーにぴったりな
作品だったとは。確かに聞いたことある音楽が多くて楽しいし、ダンスのノリもいいし、朝夏さんの盛り上げ方も上手だし
ファンのみなさんの拍手もそろってリズミカルだし、いろいろ楽しめました

■観劇記録 宝塚宙組公演「バレンシアの熱い花」

2016-12-01 01:09:49 | 観劇日記
ブログ再開・・


時間に追われてブログから縁遠くなること数年・・
また記録残してみようという気になりました。

今年の1月23日、宝塚の真風涼帆さんという素敵な方に堕ちました(笑)。
遠目でみてると私の大好きな玉木くんに似ている・・とくぎ付けになってしまって。
この10年、玉木くん一筋だった私がついに浮気??
玉木くんも変わらず大好きですが、真風さんの存在も日に日に大きくなってきてやはり舞台の記録も残しておきたい。
玉友さんにもさほど知られていないブログなので、こちらに真風さん記録を残してみたくなりました。

もしも覗いてくださった玉友さんがいらしたらごめんなさい。ちょっとだけ浮気ページです。

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H28.11月19日(土)
宙組・全国ツアー「バレンシアの熱い花」「HOT EYES!!」 
梅田芸術劇場 
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~ネタバレあり~

■「バレンシアの熱い花」は19世紀初頭のスペイン・バレンシア地方を舞台に、領主であった父を殺されたフェルナンド(朝夏さん)
が友人の貴族ロドリーゴ(澄輝さん)と下町の酒場の歌い手ラモン(真風さん)と手をとりあって復讐を果たす中に様々な愛がおりなす
友情と恋愛のお話。

幕開けから真っ赤な舞台に、足長3人組の美しいシルエット&スパニッシュの音楽に引き込まれました。
朝夏さんの歌も力強くて自信に満ちた歌。
兵役から戻ってきたフェルナンド、白とブルーの軍服も素敵です。

レオン将軍から渡された手紙で、父は現領主のルカノールに殺されたことを知り、復讐心がメラメラと。
復讐するにはすべての目を欺くために軍人を辞めて遊び人となり油断させること。

フェルナンドの許嫁、マルガリータのまどかちゃんのかわいらしいこと。
こんな清らかなお嬢さんがいながら、浮気してしまうのですねフェルナンド(^^;

そんな時に友人ロドリーゴも遊学から戻ってきて恋人だったはずのシルヴィアが叔父のルカノールと結婚していることを知る。
シルヴィアが反逆の罪で捕らえられた父の命と引き換えにルカノールと結婚させられたことを知って激しい憎しみを覚える。

それを感じ取ったフェルナンドがルカノール復讐に誘うために酒場に呼ぶ。

そして酒場には歌って踊れるラモン(真風さん!)とイサベラ(うららさん)が登場!!
真風ラモン、めっちゃかっこいい~~!!そして色気が~!!長い手足を振り上げてフラメンコ!!

女性だけどもう男にしか見えない。

歌もメキメキ歌唱力あげている真風さん、はりのある声で聴かせてます。
真風さんの歌声、澄んでて好きなんです。(私は声フェチ)

うららさんも華があって美しい。美男美女カップルに、酒場の踊り狂うみなさんが場を盛り上げます。
歌って踊った後は、ロドリーゴといざこざで決闘~!フェンシングもかっこいい~

2人の決闘を止めるのはやっぱりフェルナンド。
ギターで弾き語りまでしてしまう、なんでもできる朝夏フェルナンド。

復讐計画に誘われて最初は断るラモンだけど、妹をルカノールの手下に殺されて妹の敵討ちのため2人と共に戦うことに・・
3人の黒帽子+黒マスク+黒マント姿は本当にかっこいい。
1回目の観劇では誰が誰かわからなくなりました。(^-^;

傷(軽症)をおって朝夏フェルナンドの屋敷へ身を隠す真風ラモン。
フェルナンドがけがをしたと誤解したマルガリータが屋敷に駆け込んでからのやりとりが絶妙の「間」で面白い!
ラモンの表情、かわいすぎる~~

誇り高いロドリーゴと、人情味あふれたラモン、そして個性的な二人を上手に束ねる知的でバランス力のあるフェルナンド、すごくいい関係でした。

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そして恋愛の部分・・

(関係図)
ロドリーゴ⇔シルヴィア
ラモン→→イサベラ⇔フェルナンド←←マルガリータ

★ロドリーゴ→シルヴィア
♪~瞳の中に宝石が見える 魅惑の君よ 君こそ私のものだ ~♪

澄木ロドリーゴとららシルヴィアは相思相愛で甘~いです。
澄木さんがららちゃんを見つめる目、語りは本当に優しくて優しくて甘くて深~い愛情を感じました。
お互い狂いそうなくらい愛してて、目的を果たしたのに幸せになれないのがつらい。
ロドリーゴ、このあとどうなってしまうんだろう・・・
ららちゃんの吐息まじりの「ロドリーゴ~」はすごーく色っぽいです。
シェークスピアではかわいい子役やってた。子役から人妻まで違和感なくできる役者さんですね。

★ラモン→イサベラ
♪~瞳の中に宝石が見える 手をさしのべても お前に届きはしない ~♪

真風ラモンはとにもかくにもうららイサベラLOVELOVE。一直線。
もちろんラモンの愛はイサベラもわかっているけど、「あたいが好きなのはフェルナンドだから」って感じですかね。
ラモンのことは信頼しているし、仲間として好き。

フェルナンドの許婚を目の当たりにしてしまって、わかっていたけど自分も抑えきれないくらい大好きになってしまっていて
そこに現れた優しい言葉をかけてくれるラモンにすがってしまったんですね。
イサベラは自分のすべてを受け入れてくれる大きな懐につい甘えてしまった。「つらいわ」とつい・・

ラモンとしては自分が愛する人が、他の男のことで悲しみ苦しんでいる、何とかしてやりたい~~~
けれどイサベラが見てるのは俺ではない・・どうしたらいいんだよ俺も泣きたいよ・・
そんなのが真風ラモンから受け取れました。
うう・・つらいのはラモンだよ。

★フェルナンド→イサベラ
♪~瞳の中に宝石が見える 孤独な私の心を燃え上がらせる ~♪

朝夏フェルナンドは(おそらく)家のために決められた許婚マルガリータと、心が求め、本当に魅かれてしまったイサベラとの間で悩む。
どちらにも申し訳なく思っているが自分の気持ちに嘘がつけない。。
復讐が終わった後は、ずっと待たせたマルガリータの元にもどらなければならない。
もしイサベラが積極的にいったらフェルナンドは悩み苦しみ、道を踏み外してしまうかも・・
イサベラもそれがわかってるから自ら身を引いたのかな。
それぞれの誠実さが伝わって、二人のラストが切なかったです。


雰囲気が大人な作品だけに書くまで気づかなかったが、これってみんなものすごく「純愛」だったのですね。
あと・・ホルヘの星吹さんもよかったなあ・・・親子愛。

宙組みなさんの演技よかったです。感動しました!!