buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

おっと、そんなにうまくはいかないよ

2010年09月17日 | おもちゃ箱

日本海に沈む夕日を見ようと計画していたけれど、
あいにく、雨の降る確立60%
砂浜にぼんやり座って夕日をながめる、、、っていうのは
どうも夢のまた夢、のようです。

それなら、場所を替えて、宮城県の海側にでもいってみようか、と
一応
お天気を調べたら、

「え~、洪水警報が出ている、、、。」

自分の頭の中ではOKだけど、現実は思い通りには進みません。

結婚して1、2年経ったころ、アメリカに夫婦で留学しようと
ある大学に入学金を送りました。
でも、まもなく経済的なサポートをしてくれることになっていた
主人の父が病に。
結局、留学はあきらめました。

あの時、アメリカに行っていたら、今のような中国との関わりって
なかったんでしょうね~。

これもまた人生、、、


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思い通りに行かないから「人生はおもしろい」と言う人がいるけれど
そこまで悟るのにはまだまだ時間がかかりそうです、、、。














ボランティアと仕事の間

2010年09月17日 | 今日の一言


友だちでいたいなら、一緒に仕事をしないほうがいい。
そう言ったのは、私が中国で教えた古い学生だ。

貿易の仕事をしている時に、彼にはずいぶんアドバイスをしてもらった。
実際に交渉ごとに同行してもらったこともある。

でも彼はいつも言っていた。

「先生とは取引しませんよ。
先生と仕事をしたら、もう先生と学生じゃなくなる。
中国ではね、本当に友だちのままいたいなら、お金を間に入れた関係に
なってはいけないんですよ。」と。

本当にその通りだと思う。


元上司の弁護士さんとは、最初、ボランティアの関係で知り合った。
お金のない中国人で、罪を犯してしまった人の弁護を手伝っていた。
人の一生を左右する事件にも立ち会った。
恐い思いもした。
でも、なにより人の生き方を勉強させてもらった。
ボランティアで報酬もなかったが、
自分も人の役に立ちたい、というそんな気持ちがあったから、
充実していた。

でも、その後、仕事の関係になってしまってから
何だかぎくしゃくした。
上司と部下になったからだと思う。

今は元通り、友人の関係に戻った。
一緒にいると、とても居心地がいい。
友だちと友だちというシンプルな関わり。


学生と教師の関係は一生続く。
その中で、持ちつ持たれつ、助け合っていくのはいいかもしれないけれど
お金が間に入る関係は持ちたくない、と思っている。
気まずくなってしまえば、笑顔で声を掛け合うことはなくなってしまうから。

元学生が言った通り
お金のやり取りがある仕事の関係では、友だちの関係は成り立たない。
言えないことも出て来るし、我慢もしなければならない。
仕事では自由もない。

もしそれでも成り立ったなら、それはすごい。


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写真は江戸城の石垣。
それぞれの石の積み上げかたが絶妙。
300年経っても崩れることはない。