「尖閣諸島」を「洗濯しようと、って何?」と聞き返した
上海在住のお気楽長男。
「その後、どう?」と(スカイプを使って)聞いたら、
「別に何もない。学校の中も普通。
ただ、A先生(日本の大学の指導教官)から電話があって
街中で大きな声で日本語を話すな、だって。」
「ふ~ん、そうなんだ。」
留学中ですから、
「尖閣諸島」が日本ではどう報道されているか、
中国ではどんな状態なのか、
自分の目で確かめたほうが、長男のためにはいいかもしれません。
学校の入学式で台湾の国旗を見た中国人の学生が
「先生、日本では台湾が国としてみんなに認められているんですね。
初めて知りました。」
そう言っていたことを思い出します。
中国では小学生のときから台湾は「台湾県」と教えられているのです。
初めて自分の国を他の国から見るという異文化体験。
留学、あるいは他国に暮らすとはそういうことなんですよね。
せっかく留学したのだから、
自分の国で持っていた他国への見方を一度クリアにして
東アジアというもう少し大きなくくりから
母国を客観的に眺めてほしいものだと思います。
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写真は「ふれあい橋」