武蔵小山「麺や 一途」/ Ramen "Menya Ichizu"

2020-06-01 | 中国料理 / Chinese cuisine
ラーメンの常識を覆す、
フレンチ出身のシェフによる
「ラーメン」シリーズ

今回は、武蔵小山の
「麺や 一途」さん

戴いたのは、
和風だし麺『幸司 こうじ』


~節と昆布を合わせた旨味と
 優しい味わいの
 あっさりとした和出汁~

絶品です!

和食の繊細さ/滋味深さに、
フレンチの彩り/立体感をプラス。

まさに、うま塩。
最後まで飲み干してしまうスープ。
チンゲン菜の香り/苦味が名わき役。

さらに、別皿に美しく彩られた
大根、かぶ、にんじん、
ブロッコリーなどの、お野菜も、

それぞれ丁寧な仕事が施され、
思わず、にんまりしてしまいます。

※その中でも、おそらく
 フォン・ド・ボーで下茹でされた
 大根の、美味なこと!

これは1品料理ですね。

同じく、白い根菜仲間、
「かぶ」との食べ比べや、
スープに浸した"味変"のお楽しみも。

・・・野菜ばかりじゃ、ないぜ!

低温ローストした
鶏チャーシューの完成度の高いこと。

そのまま野菜と交互に
むしゃむしゃ食べるもよし、

はたまた、スープに浸して
麺と一緒に豪快に頬張るもよし。

そして、おかか!
そのままで間違いなく日本酒の
アテになる絶妙な甘み/旨み。

箸休めに、ぴったり。

もう1つ、写真右奥の白い
メレンゲのようなトッピングは、
「白い味玉」。

節と昆布が主体の優しいスープ、
滋味深いお野菜、鶏チャーシュー、
と、控えめなキャラクターが多い中、

味玉を崩せば・・・
どろんと濃厚な半熟の黄身が

これまでの、
サッパリ系の旨みを一新し、
新しい味わいを演出してくれます。

これ、最後にもってこいだ。

※仔牛の骨と鶏ガラから摂るスープ
「フォン・ド・ボー」が
"ウリ"のお店で戴く、

和風だし麺『幸司 こうじ』
おいしうございました!

とてもご馳走さまです。

・・・・・・・・・

もう1杯、戴いたのは、

フォン・ド・ボーの味噌スープと
クリーミーカレーのスープを
合わせた、斬新な「香 かおり」。


・・・うーん、ごめんなさい!
(こちらは、ノーコメントで)


・・・・・・・・・

どうやら僕は、
元フレンチのシェフが
"和食のスタイル"で創造する、

シンプルな魚介系のスープが
好きみたいです。

静岡『ルデッサン』の
「かつお&昆布」だしベースの
「冷たいラーメン」
が世界一!!

【厳しい声】
最後に、
「麺や 一途」さんへ一言だけ。

さすがに、この時期に、
お客さん同士の
"ソーシャルディスタンス"、

それから、入口に
"アルコール消毒液の設置"は、
必要な配慮だと思います。

※確かに、できる限り
 カウンター席を1つ分空けて
 ご案内されていました。

※週末の夕方6時を過ぎて
 お店は混み始めました。

だけど、
次に待機するお客さんは
1人だけで、

5~10分ほど待てば
(僕の)1名席の空くことが
見込まれたのに、

「こちらどうそ~」と
1名ずつの間にサクっと案内されて
しまうのは、怖かったです・・・

※むしろ、案内されたお客さんと僕、
 客同士の方が
 気まずくなってしまう・・・

独創的なラーメン
(和風だし麺『幸司 こうじ』)で
満足した後だっただけに、

ちょっと残念な経緯でした。

※付記※
本件を除く、
接客などのサービスは、
とても居心地よかったです!

※付記2※
このお店を知る&生きたいと
想ったキッカケは、

「フレンチ界の重鎮が夢中に! 
“今まで食べたことのないラーメン”
の正体とは……!?」


と題する、
3年前の(※上記リンク先)の記事。

改めて、いい記事だなぁ!

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