私*人工甘味料では上がらないはずこの考えは人間が実験も無しで、勝手にカロリー0だから太らないと決めつけていただけの浅はかな思考の産物です。実際は舌が甘みを感じた時点で、副交感神経がインスリンを出す。
アスパルテームは薬品開発の副産物で1964年ごろ甘いじゃん!!と発見され、当初農薬の副産物だったので見向きもされず、1980年代になり食品添加物に出世した。当初から危険視されていたものですが、今では日本のほとんどの漬物・はちみつ梅干し・子供用お菓子・ダイエット食品・健康食品に使われています。ヤクルトにも26年前から使用されています。
医者も知らない医学の新常識
カロリーがないのだから問題がない、という意見がある一方で、動脈硬化を進行させるのではないか、という気になる報告もあります。どちらが正しいのでしょうか? 今年の基礎科学の専門誌に、興味深いデータが報告されています。アスパルテームという広く使用されている人工甘味料を、実験動物のネズミに飲ませたところ、血液のインスリン濃度が増加して高インスリン血症の状態になりました。 インスリンは血液のブドウ糖の増加に伴って、膵臓から分泌されるホルモンですから、人工甘味料では上がらないはずなのですが、実際には増加していたのです。その原因は副交感神経という自律神経の働きであることも確認されました。インスリンが多い状態が続くと、動脈硬化が進行しやすいことは証明されている事実です。そして、実際にアスパルテームを取ることで動脈硬化が進行することも、今回の実験で確認されたのです。