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エア オプティクス アクア遠近両用 チバビジョン
このブログのタイトル、「物欲 日記」には、ちょっとそぐわないお題ですが、他に書くところもなし、また、私の体験が少しでも役に立てばと思い、書き残すことにしました。
このブログの記述は、個人的体験です。眼科医の処方に従ってください。
前提:
・私は所謂老眼です。度数は良くわかりませんが、電車の中では、単行本は目を細めれば何とか読めるが文庫本は読めないような感じです。(遠くは良く見えます。視力は両方とも1.5。)
・老眼鏡はいくつか持っていますが、眼鏡酔いが激しく、本当に必要な時しかかけません。レンズが高級なものは、酔う(吐き気がしてきて、実際、カラげっぷが出てくる。)頻度が低くなりますが、皆無にはならない。
コンタクトとの出会い
・遠視の知人から、「遠近両用コンタクト」をしていること、眼鏡をまったくかけずに生活していることを聞き、びっくり!そんな素晴らしいものが世の中にあるなんて。早速検索して、お試しが可能な近くのお店を探して行ってきました。
効果
・若いころの見え方を100点とすれば、50点です。でも、その50点の部分については100点です。ちょっと分かりにくい表現ですが、遠くも近くも良く見えるわけではないが、一番困っている近くに関しては、ほぼパーフェクトです。
良いところ
・老眼鏡をかけなくても、近くのものがはっきり見え、仕事や読書に支障が無くなった。
・老眼鏡は酔いますが、コンタクトはレンズが眼球と共に動くので、気持ち悪くなるようなことがない。
・焦点が合う範囲が広い!数十センチくらいから1メーター位まで、ピントを合わせる努力をしなくてもはっきり見えます。老眼鏡だと、ピンポイントだったり、距離により眼鏡を通して見る角度を変えたりしていましたが、そんな必要はなくなりました。
悪いところ
・遠近両用とうたっていますが、遠くは見え方が落ちた。というか、遠くを犠牲にして近くをとったようなチューニングかな。 会議中、手元の資料は良く見えるけど、プロジェクターの文字はぼやっとしていてよく見えないみたいな。度数を決めるときに、遠くの視力については、車を運転できる視力をリミットに落とすことを前提としているみたいですね。
・夜はまた別世界。最初にびっくりしたのは、星が点に見えないこと。さらに、数十メーター離れた信号機の赤い光が実際の大きさの3倍くらい大きく見えてびっくり!
結論
・眼鏡酔いしてしまう私には、神の贈り物レベルの道具です。これがないと仕事になりません。引き換えに、遠くの見え方が悪くなりますが、眼鏡なしの近場の視力回復とトレードオフなので全く問題ありません。
・ということで、近場の視力回復優先、老眼鏡が合わない方には、ぜひ一度お試しいただきたいアイテムです。