物欲 日記

買ってきた モノ への、泣き、小言、妄想、言い訳など。
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リフォーム

2022年10月26日 08時10分45秒 | その他(PC以外)

リフォーム

古くなったフローリングと壁紙を一部リフォームすることに。工事仕様以外のことで結構気をつかったので、物欲ではないけど、備忘録として残しておく。高価な無垢材を使ったので、物欲のナカマかも(苦しいかも(^-^;)。
 
〇施工概要:マンション 築約 20 年 3 (洋 2 和 1 )LDK の部分リフォーム
・リビングと洋室 1 室、その間をつなぐ廊下のフローリング、壁紙の張替え。
・リビングとトイレのドア交換(計 2 枚)。
 
〇工務店選び
・工務店のあてがないので、ネット検索で探した。クチコミや、そのお店が取扱う資材情報(今回は使用する資材にこだわりあり)などから数件を候補に。そのうちの 2 社を訪問し、一部屋分の仮見積もりを出していただくことで比較することにした。
・残った 2 社は、地方展開の有名店と市内の中堅店。見積金額がほぼ同じだったので、両社とも妥当だろうと判断。最後の決め手は担当者の気質。有名店の担当者はノリが良すぎるのに対し、中堅店の担当者は固かった。融通は利かなそうだが、逆に素人の無茶な要望をきちんと断ってくれそうなので、中堅店に決定。
 
〇資材調査
・今回は特にフローリングの床板にこだわりがあった。そのため、実際に施工した状態を見れるショールームを訪問して比較。希望の材料が使われた床を見るだけでなく、リアルな経年変化も知ることができた。サンプル版だけで出来上がりを想像することは難しい。
・ショールームの担当者からは、技術的なこと以外の情報も得られる。たまたまであろうが、使用する材料の次の値上げ時期を知ることができ、着工目安の一つとすることができた。
・他にもドアなどいくつかを現物確認。こだわりたいパーツがある場合は、ショールームに行って確認、相談することをお勧めする。
 
〇工事担当者との打ち合わせ
・工務店の決定後、本格的な打ち合わせを開始した。基本となる部屋の図面はマンション購入時のパンフレットの図面を持っていたので、それをベースとした。正式見積もりとしては、担当者が実際の寸法をレーザーで細かく計測。
・当方の希望内容は、抜けがないように書面を作成して渡した。素人が作るものなので箇条書き程度で十分。資材を指定するところは、製品名などを記入しておく。
・工務店が作成する見積書は面倒でも全部読み、こちらの要望が網羅されているかチェックする。前回の打ち合わせ内容が修正されていないなどイージーなミスもあるので、必ず修正して都度バージョンを上げる。
 
〇管理組合等対応
・マンションの場合、専有部分とは言え勝手に工事することはできない。事前に届けを出して理事長の許可を得る必要がある。当マンションでは管理室の管理員が実務を行うので、管理員と相談して進めた。床の防音ランク規格などによっては、希望通りの仕様にできない可能性もある。
・工事日程が見えてきたら、工事内容、必要な書面、養生範囲などについて担当者にはマンションの管理室と十分に打ち合わせをしていただく。
・周りの住人への挨拶は、当室を囲む 8 室に対して行った。手土産は 500 円程度のハンドタオルを持参。時節柄テレワークで在宅の家庭もあるが、工事をしないわけにはいかないので、日中の騒音等は容認していただくしかない。
 
〇事前準備
・工事としてはフローリングと壁紙が中心(ドアは交換)なので、部屋の片づけが必要。また、工事中どうやって生活するかも決めておく必要がある。今回は 3LDK(洋室 A / B、和室 1)の、リビングと洋室 A、その二部屋を結ぶ廊下が対象なので、片付けた荷物は今回工事しない洋室 B と和室に入れることにした。
・工事担当者との事前打ち合わせの中で、工事していない方の部屋で居住し、途中で入れ替わることが可能なことが分かった。
・該当する部屋の荷物の片づけは、ほぼ引っ越しレベル。当家は本(=本棚)が多く、買い物に行くたびに段ボールをもらってきて、日々本を箱詰めした。段ボールは、手穴があってフタが差し込めるタイプがベスト。福島なす、いわてピーマンなど(^^)/。
・片付けは、テーブルやソファーの移動、本棚をカラにするところまで実施。最大の懸案はピアノ。担当者に相談したところ、施工中にやっていただけるとのこと(工賃に含まれる)。空になった本棚計 6 本とピアノを、部屋の中で都度移動させながらの工事となった。
・PCデスクは行き場所がなく、ベランダに退避させ、ブルーシートをかけて雨除けした。(ベランダは、テンポラリーに何か置くにしても、非常時の避難の邪魔にならないように。)
・エアコン(2 台)は、電気屋さんの工事をしないために、取付けたまま壁紙を貼ることに。エアコンの裏は張り替えられないことは容認。ただし、1 台はパイプが長くてそのままではできないとのことで、壁からテンポラリーに浮かして工事することになった。その間は、脚立に上った担当者がエアコンを抱えていた。
・工事後にすぐ必要になるものは事前に準備しておくと良い。今回は床板がデリケートになるので、イスの脚のキャップ、チェストなどのキャスター皿、保護マットなどが必要だったが、実は工事期間中にDIY店に調達に行ったのでした(^-^;。特にピアノの防振インシュレーターを交換する場合は、高価なので、ネットで調達しておく方が吉でしょう。ちなみに今回は交換していない。
 
〇工事中 - 職人さん関連
・職人さんにお茶を出したりする作法がよくわからない。そのため、保冷剤を入れたクーラーボックスにペットボトルのお茶、缶コーヒー/ジュースなど入れたものを用意し、自由に飲んでいただくことに。トイレに行かないためか、あまり利用されなかった。(部屋のトイレは自由に使っていただいた。)
・職人さんは 12 時 ~ 1 時が昼食時間だったが、進行状況により時間帯は変わる。その時間は外出される。乗ってきた車の中で食事や休息されていたのかも。
・室内で大工仕事をやるわけで、相当なホコリ(木くず、床下の接着剤剥がし等)が発生する。ピアノやクーラーなど部屋に残るものは業者が養生するが、ホコリが回りそうなところ、隣の部屋に退避させた荷物とかには自分で養生をしておこう。(ブルーシートは結局 3 枚使った。)
・当マンションには業者用の駐車場がない。職人さんなどの車は近隣の駐車場に駐車。駐車料金は工事代金の中に計上される。
 
〇工事中 - 生活
・工事中の課題の一つは、宅内のLAN環境の維持。リビングから洋室 A は、有線と無線の両方でカバーしているが、工事中は有線がなくなる(後付けなので)。種々検討して事前にメッシュWi-Fiを導入。詳細は後日。
・工事中はテレビが見れない期間が発生する。テレビ好きの我が家では大問題 (^-^;。デスクトップPCは移動しても使えるようにしてあるので、それで TV'er や NHKプラスを視聴。アンテナ端子が各部屋にあって良かった (^^)v。
・食事や就寝は工事をやっていない方の部屋で行った。居住スペースにはブルーシートをひき、丸テーブルを使用。それ以外の場所は職人さんと同じようにスリッパをはいて移動。
・工事期間中に家人がテレワークを行う予定もあったが、工事期間中は出勤するように調整してもらった。
 
〇工事後
・室内の養生は全ての工事が終わってから撤去。その後、工事部分を目視チェックし、検収とした。
・大きな問題はなかったが、一部床と壁との隙間が目立つところは埋めてもらったり、床にシミのようなものがある場所は拭いてもらったりした。あまり神経質になってもしょうがないが、気になるところは担当者に伝えて見解を求めよう。
・今回新しくしたリビングのドアの取っ手の色が指定外のものであったことが、唯一の(仕様書と異なる)問題。部品屋さんの納品ミスらしい。部品納期がかかるため後日交換。
 
無垢のウォールナットの質感に満足 (^^)/

 
〇後日談
・そこそこ金額が大きい工事で、かつ、工務店選びなどほとんど初めてのことばかりで心配なことは多々あったが、工事の進行も含め、ほぼ満足できる結果であった。
・工事の直接の品質は工務店ではなく、職人さんに依存していることを改めて実感した。腕のいい職人さんを招集できるかどうかは、工務店の実力なのかな。
・工務店によるとやむを得ない理由で追加経費が発生する場合もあるとか。今回は打ち合わせを密に行ったせいか、そのようなことはなかった。
 
 



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