墓石クリーニングの女

お墓と向き合うことで『大切なもの』を日々感じながら、あつく生きる女…それが、アタシ。

ス黒の美しさ

2015年09月04日 | 仕事
ス黒って、スウェーデンの黒御影のことです。

先日、据え付けをして10年経過した、ス黒の外柵クリーニングとコーティングをさせていただきました。

黒御影と総称してますが、かなりの種類があります。
産地によって、特徴も様々で、とてもデリケートでクリーニングするには熟練の技術が必要とされます。

例えば国産の黒で、代表的なものに福島産の浮金石があります。
今では、あんまり採れなくなったものの、40年前30年前はよく使われていた石です。
古い浮金石は、日焼けして、色あせして見える事が多く、クリーニングした際は修復するためのコーティングをオススメしています。
施工前後の写真を比べてみてください。

施工前


施工後(クリーニング➕コーティング)


いい感じでしょ?


その他、中国産、インド産等の黒御影がありますが、黒の深みや、色あせしやすさ、硬さや、手入れのしやすさも、違います。

わかりやすく言うと、喪服と同じです。
お高い喪服は、黒々して色あせしにくいと思ったことありませんか?

つまり、黒御影のお墓を建てたいなら、できるだけ奮発してください!

安い黒御影にするなら、他の石をオススメします。

墓石クリーニングの女として、ちょっとアドバイスです♪




スウェーデン産は、とっても良い石です!!

丈夫で、日焼けや色あせが少なく、黒の深みは天下一品!!

アタシ、惚れてます。

最高級品なのです。

10年経過したス黒のクリーニングとコーティングをさせていただくと、まるで新品!!

お参りにいらしていた方が、「立派な外柵建てたんですね~!」と声をかけてくださったのですが、「10年経った外柵なんですよ!」と言うと、びっくりされてました。

嬉しいな~へへへ\(^o^)/

施工前


施工後(アタシが写っちゃう)


施工前


施工後



なんかアタシって魔法使いみたい♪
ホントはクリーニングはうちの若頭がやって、アタシはコーティング仕上げしただけなんだけど。





その後、白御影クリーニングもしたので、コチラもどうぞ。

施工前


施工後





雨に振り回される毎日。

なんとか、現場を掛け持ちして走り回ってます♪



さて、明日から南相馬へボランティアに行ってきま~す!\(^o^)/

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