◆ここのところ、バタバタしている ... 。 ............................................................
もう金曜日。
すこしずつ、記事をアップしていこう ... 。
ええと、タイトルは、あまり意味はないです。
むかしは、「火事」 のあとに、「親父」 が つづいていたのですよね。
いまは、どうなのでしょう?
§
おとついの地震のときは、いつものお店で
DJ をしていた。
(DJ 関連記事(?)は、
こちらをご覧ください ... )
じぶんも含めて、お客さんも、なんとなく、まったりモオドだったので、フィリー・ソウルとか、ゆるやかなファンクとか、ジャグ・バンド、ジャム・バンド、ウェスタン・スウィング、などなどをかけた。
(↑ は、ジャンル名です。 音楽にあまり興味のないかた、すみません)
ノリノリで曲をかけていたら、とつぜん、地震が。
さいしょ、じぶんが酔っぱらって、ゆれているのかしら ... なんて思った。 あらやだ、わたしったら、酔っちゃった? と。
あるいは、だれかが酔って暴れ出したかと。
はっとお店のカウンターに目をやってみたら、
「ばか! 早く離れろ!」
と、店主に怒鳴られた。
しかし、なにを思ったのか、私は、DJ ブースのすぐうしろにあるレコードラックを両手で支えてしまった。
そう、大事なレコード !! 命よりも ... ?!
しばらく、揺れが収まらなくて、内心こわかったけれど。
なにごともなく、無事に済んだ。
ア~、よかった、よかった。
あとで、レコードラック上部を見てみたら、「突っ張り棒」 が、ぜんぜん突っ張っていなくて、ガバガバだった。
うわあ。 もしかしたら、レコードラックがたおれて、もろとも下敷きになっていたかもしれないのだ ... 。
でも、レコードに埋もれて 逝く ... なんてのは、DJ としては、かっこいいカナ?? なんて思ったりして。
ああ、でも、やっぱり、そんなの、いやだ!
§
ああ。 そうだ。 地震で思い出した。 むかし、考えた小話。
O ヘンリーの
『最後の一葉』 をもじったものなのだが ... 。
§
病床の娘。
窓の外の、一本の木。
秋が訪れ、一枚一枚葉が散っていく。
そして、最後の一葉になったとき、娘は、
「あれが散るときが、きっとわたしの最期なんだわ ... 」。
それを聞いて、こころを痛ませる友人たち。
ある日のこと。 娘と友人たちとが、談話をしていたら、大きな地震が。
しばらく大きく揺れ、余震もかなり長い間つづいた。
ふと、なにげなく窓の外を見てみると、「最後の一葉」 が、いまにも散ってしまいそうなくらい、ぷらぷら揺れて ... 。
固唾を飲んで見守る一同。
そのうち余震も収まり、なんとか たえぬいた「最後の一葉」。
娘も、友人たちも、ほっと一息。
「最後の一葉」! すごいじゃないか! あんな大地震にも たえてみせるなんて!
友人の一人が、感激して、窓をガラリと開けて、「最後の一葉」 を褒め称えようとしたら、その空圧でか、「最後の一葉」 がひらりと散っていった ... 。
娘がショックで、悲しむのではないか ... おそるおそる振り返ってみると ...
娘は、可笑しくてたまらない、といった様子で笑い転げていた。
その後、娘は、病を克服して、「最後の一葉」 を散らした友人と、結婚した。
BGM:
‘枯葉 / Autumn Leaves’
trackback to:
・
『Three frogs which smile.』 -
「こんなに揺れるうちはいらない」
当 blog 内関連(?)記事:
・
「7.17 / ムーン・リバー」
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思い出したので、追記。 (2004.10.9)
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『死に様占い』
有名になりたいと思ったあなたは、得意だったスポーツの分野で偉業を成すことにする。
世界初、62段の跳び箱を飛び越えるも、着地に失敗。
頭から着地して、首の骨を折る。
死因: 頚椎骨折
死因の種類: 不慮の外因死
死亡した場所: 陸上競技場
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あなたの死に様は、残念ながらCランク
とのこと ... 。