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読書週間 / 手づくりブックカバー

2004年10月28日 22時34分11秒 | 覚書
 今月二十七日から二週間、「読書週間」 とのこと。 (10月27日 ~ 11月9日) ..................................................

 (本当は、「読書週間」 の最初の日が 「読書の日」 とのことなので、昨日書こうと思ったのですが、なんとなく、脱力感に襲われてしまって、書けませんでした ... )



 読書というと、ふと思うのは、ブックカバーのこと。

 書店にて、文庫本などを購入した場合は、かならずブックカバーをつけてもらうようにしています。

 いま、本を読むのが、通勤などの電車移動の時間くらいしかないので、いつもかばんのなかに入れて持ち歩いているのですが、一冊を読み終わるのに、時間がかかってしまうため、長い間持ち歩いていると、どうしても本がいたんだり、汚れてしまったりします ... 。

 若かりしころは、同じ本を、ばかみたいに、繰り返し、繰り返し読むのが好きで、お気に入りの本をトコトン、ボロボロにしたこともありましたが ... 。

 読む本が、新しい書物ではなくて、古い作家のものだったりするので、隠したい気持ちもあるのかもしれません。

 電車のなかで、古い時代の悲恋物語を読んで、目に涙を浮かべている 二十代後半とおぼしき OL ふうの女 ... というのも、あやしいかなあ ... なんて思って。

 でも、透明な塩化ビニール製のブックカバーも持っていて、好きな外国作品の原書に挑戦しているとき (先に翻訳を読んでいるので、だいたいのニュアンスはわかるはず、たぶん ... ) は、これみよがしに、それを使っていたこともありましたっけ ... 。
 (若かりしころの話です ... )

 本屋さんのブックカバーで、気に入っているのは、『有隣堂』

 無地でしっかりとした素材なのが、うれしいのです。

 書店名のロゴが大きすぎたり、派手派手しいものだと、ちょっと、持ち歩くのに気になったりして ... 。

 そして、好きな理由のもうひとつは、何色もあるなかから、じぶんの好きな色を選べること。

 作家別に、色を分けていたこともありました。

 (ドストエフスキーさんは 「黒」、トルストイさんは 「黄色」、スタンダールさんは 「えんじ」、アルベール・カミュさんは 「青」、ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーさんは 「水色」 ... のように ... )

 ある期間ずっと、電車のなかで、同じ本を読みすすめていいると、知らず知らずのうちに、そのブックカバーの色が、作品のトーンといっしょに、記憶のなかに閉じ込められたりします。







 そうそう。 若きころは、電車のなかで本を読みふける、ステキなお兄さまが、じぶんのよく行く本屋さんのブックカバーをかけていたりすると、むねがときめいたこともありました。







 ちょっと調べていて、ブックカバーって、かんたんに手づくりできるのがわかりました。

 こぎれいな包装紙や、あまり布、お気に入りのイラストや写真なんかをプリントアウトしたものなどで。



  ・WrappingLabo ラッピング・ラボ - 余り紙の利用法 - 「ブックカバー」

  ・ありさとの蔵 - 「縫わずに作れる超簡単布製ブックカバー」



 また、オリジナルのブックカバーをダウンロードできるサイトも。



  ・WEB本の雑誌 - 「ブックカバーダウンロード」

  ・Mignon - 「ブックカバー」
   (ねこがかわいい!)





 ブックカバーを変えると、気分も変わるのでしょうか。

 読書の秋、じぶん好みのブックカバーで、気持ちよく、読書ができるといいですね。









 * 本を読むことができるしあわせに、感謝して。 (2004.10.28)










 BGM:
 Manfred Mann ‘My Little Red Book’



 おまけ:
 ・心理テストのようです。

 『電車の中で、あなたの向かいに座っている若い女性が本を読んでいます。さて、その本にかかっているブックカバーは何色でしょう。 ... 』


 オリジナル布製ブックカバー(和風柄がすてきです)
 ・「和雑貨 翠」

 ・「ミーノン」

コメント (18)
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