阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

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by小林じゃ

ランダムにサンフレ昔話 その19 カズの51日間(6) 天皇杯vs本田技研

2014-05-02 09:23:54 | サンフレ昔話

6回目は1999年12月12日(日)、天皇杯3回戦本田技研戦(広島スタジアム)。

 

 この年の天皇杯、サンフレは3回戦からの登場、相手はJFLの本田技研だった。11日の前日練習にはユースからカズの他に駒野も参加した。コウジはケガ明けで不参加だった。しかし、駒野はサテ組の練習で、翌日のベンチ入りはカズだけだった。

 翌12日の広島スタジアムは、まず10時半から選手権壮行試合、山陽高校vsサンフレユースのゲームがあり、駒野はこちらに出場した。しかし、双子がいない上に駒野もあまりモチベーションが高くなくて1-1の引分け、ユースも一週間後のJユースカップの決勝トーナメントに向けてのゲームだったはずだが、不安の残る内容だった。

 13時からの本田技研戦のスタメンはフォックスがリベロに入ってボランチは桑原と大久保誠、カズはサブだった。本田技研の方は、富山の安間監督の名前が見える。ウィキにはこの99年はJFLのMVP受賞とある。

 ゲームはフォックスが主役。ハットトリックしたもののミスで2失点、3-2の全5得点に絡んだということになる。しかし、2-2の場面でのFKは左中間からほとんど曲げずにファーのサイドネット、これは見事だった。

 カズはこの日も森山泰行との交代で68分から出場、ゲームはバタバタした展開で途中で入っていくのは難しく見せ場は少なかった。しかし、トーナメントの厳しい場面での出場はこれまでとは違った緊張感があり、相手も強かったし良い経験だったろう。終了後の安堵の表情が記憶に残っている。

(中央カズ、左端は高橋泰)

 内容的には厳しいゲームだったけれど、とにかく勝って翌週の4回戦は岐阜で福岡との対戦が予定されていた。一方ユースも同じ日にJユースカップの決勝トーナメント1回戦がビッグアーチである。カズがどちらに出るかはまだわからない。少し悩んだけれど、この先の遠征費なども考えてビックアーチのユースを見ることにした・・・

 



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