阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

メタボ予備軍

2020-02-01 09:51:04 | 日記
広島市では、40歳から74歳の人に対して「元気じゃ検診」という無料の特定検診が行われていて、私も父が退院して一段落した昨年10月に受診した。無料で検査してもらえる、ぐらいの感覚だった。通知を持ってかかりつけの医者で、血液検査、尿検査、血圧、身長体重胸囲ぐらいの検診だった。その結果をかかりつけの漢方医は、糖尿病等の生活習慣病は心配しなくて良いが、成人男子にしては血が薄い、偏食しないように言われた。たしかに血を取られた時に薄そうだと思った。しかし見た目で分かるもんでもなさそうだし、管が透明じゃないのかもしれないと気にしなかった。余談であるが、今住んでいる所は私が子供の頃はもっと田舎で、その田舎の小学校の保健室で血を取られて保健の先生がプレパラートの上の血を見て「こりゃA型じゃね」と私の血液型はA型になった。私はずっと不審に思っていて、もし輸血とかになったらもう一度調べてもらわんといけんと思っていたけど、十年前手術した時調べたら間違ってなかった・・・話を戻して、特定検診の数値はおおむね基準値内におさまっており、ひと安心というところだった。

ところが一週間前、広島市から封書が届いて、特定検診の結果、あなたはメタボ予備軍ですと書いてある。それで、動機付け支援(無料)の対象となっていて、まず面接があるという。医者からは心配ないと言われたのに、突然メタボと言われたら当然面白くない。それにこっちは父の介護もあってアレなのに予備軍ぐらいで面接とは余計なお世話よと思って、支援を希望されない方はこちらへという番号へすぐに電話をかけて断った。送って来たチラシも捨ててしまった。チラッと見て一日一回犬の散歩と書いてあったのは覚えている。

これでこの話は終わりのはずだった。しかし数日前、友人からがんの告知を受けたと知らされて、生存率の高い場所ではあるけれど、進行していたようだった。当然ショックだった。それで色々話を聞いているうちに、がんの告知ならともかく、メタボ予備軍ぐらいで動揺してすぐ断って書類も捨ててしまったのは子供じみた反応だったと反省せざるを得ず、ネットで広島市の特定検診を調べてみた。

そしたら、結果によって、積極的指導と動機付け支援があり、私が該当した動機付け支援の場合は、面接で食事や運動習慣の目標を立てて3ヶ月後に電話で成果を聞くとあった。面接でアドバイスを受ければ良いだけだったのに、メタボですと言われて拒否してしまったのは短気だったかな。今更やっぱりお願いしますというのもアレだから、来年度も引っかかったら今度はおとなしく面接を受けようと思った。この件は私が短慮だったとは思うのだけど、できることならば、手紙を開けた時にすんなり受け入れられる表現にしてほしい、とも思った。


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