こねーるおばさんの粘土なつぶやき

粘土をこねるのが好きな大阪のおばちゃん「こねーる」による、
粘土作品を中心としたブログです。

第9回作品展「四季のうた」

2010-02-02 22:03:56 | 作品のこと
2月も始まり、開催中の作品展も半ばを過ぎてしまいました

1月2月の作品展ということで、
本来なら、お正月らしくお目出度さ満載の展示にすべきところですが、
今年はこねーるが喪中の身であり、
正月正月した作品を作る気分でも無かったのです。

それでもやはり、年の初めらしい華やかさは欲しいと思い、
「四季のうた」をテーマにした展示としました。




春のうた 「旅立ちの日に」

wikipedia「旅立ちの日に」
1991年、埼玉の中学校の先生によって作られたこの歌は、
やがて全国に広まり、卒業ソングとして定着しました。
2年前の三女の卒業式の日もこの歌がうたわれ、
保護者席で目頭を押さえたものでした。

作品は、卒業式の光景にこの歌のイメージを重ねたものですが、
歌のスケールの大きさに、作品の出来が全く追いつけておりません

ショーケースに写りこんでる電灯とどこぞのオバハンのことは、
どうかスルーしてくださいませ






夏のうた 「夏祭り」

wikipedia「夏祭り(JITTERIN'JINNの曲)」
1990年、JITTERIN'JINNの歌で大ヒットし、
10年後の2000年、Whiteberryによるカバーでも大ヒットした、
「夏の歌ランキング」的な企画で必ず上位に入って来る曲。

遠い夏、祭りの賑わい、打ち上げ花火、言えなかった思い。
賑やかしくて切ないこの歌を、
打ち上げ花火と夜店を背景にして、
浴衣姿ではしゃぐ女の子とそれをチラ見する男の子、
という作品に仕上げました。(切なさが足りないですか、そうですか)
しかし、ガラスに電灯が写りこんでしまい、
まるでUFOを発見してはしゃいでるみたいになっちゃいました





冬のうたはもちろんこれ。 「Winter wonderland」

wikipediaでこの曲に関する記事がなかったのですが、
1934年に発表されて以来、
アメリカでも日本でも、たくさんのアーティスト達に歌い継がれ、
クリスマスソングの定番になっている曲です。
本来はクリスマスの歌ではなかったらしいのですけどね。

作品についての詳細は、こちらこちらで。
会場に置いたノートでも、
この作品についてのお褒めのお言葉をたくさん頂いております



そして、最後まで手こずった「秋のうた」は、
この曲にいたしました。
作者の没後50年を過ぎていますから、
著作権については大丈夫と思いますので、
歌詞とともにお楽しみくださいませ。



どんぐりころころ ドンブリコ
 お池にはまって さあ大変



どじょうが出て来て 今日は
 坊ちゃん一緒に 遊びましょう



どんぐりころころ よろこんで
 しばらく一緒に 遊んだが



やっぱりお山が 恋しいと
 泣いてはどじょうを 困らせた


という訳で、



「秋のうた」「どんぐりころころ」になりました。

wikipedia「どんぐりころころ」
童謡の定番というべき、実に可愛らしい歌。
大正時代に作られた歌だそうですが、
平成の今でも全く古さを感じません。
尚、ここで終ってしまっては可哀相だという作詞家さんによる、
「どんぐりころころ」の3番もいろいろと作られているようです。

「秋のうた」の定番といえば、
「秋桜」のほか、「赤とんぼ」「里の秋」などがあります。
地域で女性部長をやっている関係で、
敬老会の催しに呼ばれたりすることもよくあるのですが、
そのときに「赤とんぼ」「里の秋」が演奏されたりすると、
会場に来られている皆さんが、喜んで歌われるのです。

ただ、「赤とんぼ」にしても「里の秋」にしても、
かなり明確に「時代」を感じる歌なので、
その時代の住居・服装などを再現しようにも、
時代考証が苦手なこねーるには難しい話なのです。

ですので、
登場キャラがどんぐり・どじょうという、
時代考証を考えなくてもいい歌を、
「秋のうた」に選びました。(笑)

作品を乗せてる箱は酒パックに色画用紙を貼ったものです。
この作品のために一所懸命飲みました。
(いや箱作るなら普通に厚紙買えよって話ですが)




   



こうやって見ていくと、
曲のチョイスに、実に一貫性がありませんね(笑)
まぁ、このええ加減さがこねーるの個性なんだろうということで、
どうか大目にみてやっておくんなまし。(おい)


   *  *  *


明日だと何故か思いこんでた講習会が実は今日で、
1時間遅刻してしまった大ボケこねーるです。
今日講習を受けられた皆様、
本当に申し訳ありませんでした!!!