完成間近の国立市のマンション「グランドメゾン国立富士見通り(10階建て、総戸数18戸) 」の解体が決まって、何故なんだ!!と、話題沸騰しています。
建設に反対していた人々も、今になっての解体決定に唖然としているようです。
事業者の積水ハウスは取材に、解体の理由について「景観も含め周辺への影響の検討が不十分だったため」とし、「購入者に説明し、近隣住民へも説明に回っている」と話しています。
周辺への影響の検討が不十分だったために、ほぼ完成したマンションを解体するって、購入者や近隣住民だけではなく、マンションのデベロッパーや今後建設されるマンションの周辺住民にとってもとても大きな影響を与えると思われ、国民全体への説明義務が積水ハウスには生じると私は考えています。
周辺への影響の検討が十分だったマンションなんて古今東西存在したのかねぇと私は思うのであります。今後、積水ハウス様は、周辺住民の一人でも「説明が不十分だ」と言えば、マンションを建設しないつもりなのでしょうか。
今回の積水ハウスの決定、「周辺住民の意思に重きを置いた素晴らしい決定」と、褒めそやされると思ったのかもしれませんが、私には誠に浅はかかつ愚か極まりない決定だと思えてなりません。
今後、積水ハウス、同業者にボロボロに叩かれると思います。富士山が見えにくくなるという周辺住民の抗議を重んじて、引き渡し寸前のマンション解体を決定しました。と言い続けるのであれば、同業マンションデベロッパーに与える負の影響は多大過ぎます。
勿論、言い出しっぺの積水ハウス、富士山を中心に200㎞程度の円内に積水ハウスはマンションを建てることは出来なくなりますね。200㎞圏内なら、富士山見えると言われていますので!
この、五重塔も解体ですな!
何やら沢山写っている高層ビル群も、すべて解体!!
全部、全部、眺望の邪魔だーい、解体 解体!!!
私、京都出身ですけれど、京都では毎年8月16日に五山の送り火(大文字)という催しものが開催されます。京都でマンションが建ったら、その周囲の家は、5山のうちどれかが見えなくなることは必須です。積水ハウス、富士山周辺は勿論、京都でもマンション建てにくくなっちゃいましたねぇ。そして、各地方には地方における名山が存在します。それが見えなくなると文句言ったら、積水ハウスはどう対処するのでしょうか??
半年後には社長:仲井 嘉浩(なかい よしひろ) 退陣決定ですね。
積水ハウスの株は売りしかないですね!!
周辺住民の意見に耳を貸したつもりになって、今後のマンション開発に大きな障害を残したことになった今回の解体決定。はっきり言って愚か極まりない積水ハウスの上層部!
お説はもっともですが、一市民として国立カルチャーを少しかじった者としては、何か国立固有の裏事情があるような気がします。
大いに興味そそられますねぇ
週刊誌が嗅ぎまわっているでしょうから
近く明らかになるのかな?
楽しみにしています