ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-06-21 13:22:40 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

土佐の面々はくらーいです。

精神が崩壊しそうに
なっていきそうな気配です。

武市くんは、拷問の声を聞かされ続け、
あの筋金入りの武士道思想の人間が
わけのわからん理由の毒饅頭なぞ、
出してくるし、
容堂は、立派なアルコール依存症。

S(サディスト)・後藤は拷問に執着。

一方、龍馬さんは、「海軍をつくる」
という夢がいきなり閉ざされ
途方に暮れてしまいます。


そんな中で、今回スポットが当たっていたのは、
お登勢さんとお龍さん。

彼女たちとの軽妙な会話や、
ほのかにほどける人のこころが
ほっとさせます。


そう、そして久々の慶喜でしたね。

ああ、もう、姑息で陰湿な幕閣キャラになって
しまいました~

この禁門の変で、長州が攻撃をした途端、
「朝敵の汚名をついに被ったか、やったー
と喜んでいる姿で描かれていましたが、

ちがう、ちがうのよ~

一番、喜んでいたのは薩摩です

慶喜は返って、長州を説得し、退去させようと
していたのです。

この頃の薩摩は焦っていました。

慶喜が、長州と手を組んでしまえば
あっという間に京都の政権を奪い
取られてしまいます。

ここで、長州に引き下がられて
一番困るのは薩摩。

まさか、公武合体路線の幕府が
今更、尊王攘夷と相容れるはずもないのですが
とにかく、この機に長州をぶっつぶしたい。

で、結局、長州は薩摩の策にはまって
ぼろぼろ、この後もオランダ・アメリカ等の
連合艦隊にぼろ負け。

慶喜は、明治以降も、こんな長州を
憎みきれなかったようです。

海軍操練所は、幕府機関でありながら
反幕府者を抱えており、また
長州と通じているとして閉鎖はされましたが

「お前、最近、カンにさわるのよ」

なんて言って海軍操練所を閉めてしまうなんて
ない、ない。


(ママ、話がながいよぉ)

はぁ~、なんだか、慶喜の弁護にえらいエネルギーを
つぎ込んでいます・・・



まっ、今回は、次の階段を駆け上がるための
踊り場的な回でした。

次回、西郷と出会って、またまた龍馬さんの道は
開けていきます。

今までは海軍オタクだったのが、
国事全体を考えるようになっていく
のでは・・・と、成長を楽しみにしています。


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