ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-10-25 11:32:36 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

龍馬暗殺まで、あと半年を切ったそうで。

なんかこれを聞くと、やっつけ仕事で
ぱたぱたと事が進んでいくみたいで、
せわしないんですけど

今回の船中八策。

様々な人の教えを受けて組み立てたアイデアで
ひとつひとつに過去の人々の記憶が重なります。

桂小五郎、横井小楠、吉田東洋・・・
うんうん、そうだね。
多くの人の思いがあるよね。

で最後に
「母上の教えじゃ」

ああ、なんで、ここでまた、母上。

そりゃ、愛情物語はお茶の間の基礎でしょうけど
もう、いいんじゃないの?
卒業しようよ。

暗殺最後の言葉が
「母上・・・」となりませんように


さて、話はもどって船中八策。

確かに、全て龍馬さんのオリジナル
アイデアではないという事で
「龍馬、龍馬って、たいした事ない」
なんて声もありますが

それでもこれを実現させる気まんまん
が龍馬さんのすごいところ。

誰もが、99%、ムリ、ムリ、ムリ!!
という所をなぜか、いつのまにか
「ひょっとして・・・」と思わされるのです。

薩摩は最初から失敗前提で土佐を
戦に引き込んできましたから
やっぱ老獪ですね。

中岡慎太郎がこの案を見て
「既得権力者にはとうてい受け入れられん」
と唸りましたが、

そうそう、S(サディスト)・後藤がなぜ
すんなり、あの策を取り上げたのかが
不思議です。

がっちり既得権力者であり、まずは
大殿さま第一の彼に、どんな
うま味があの策にあったんだろう?

勉強不足ですので誰か
教えてくださーい


さて、やたろーーー

死の商人へ足を踏み入れる気まんまん。

まぁ、グラバーさんだって戦争ビジネスで
大儲けしているのですが、グラバーさん達
ベテラン商人との表情が対象的でした。

でも、きっといつか目をさまして
くれるんでしょうね。

それは、大政奉還が実現して
龍馬が暗殺された時、とストーリーを
妄想しているのですが。


(話しの間、すやすや~。)

最後、慶喜と兵庫開港について。


決裂したこの四賢候会議のあと
朝廷に持ち込み、公卿と有力諸候を
集めて会議をしました。
(薩摩、土佐、伊予は欠席)

が、会議なんて生易しいものではなかったようです。

酷暑の中、酷暑の京都で
夜8時頃から始まって翌日の深夜11時頃まで
ぶっとおしで、徹夜で
数回の仮眠しか許されず
しかも、日本一の論客慶喜は
喋りに喋り続け、到底、公卿たちは
たちうちもできず
体力も尽き、
兵庫開港を決定したのです。

密室で体力と思考力を奪っていくのは
なんか、わるーい、カルト商法みたいです

でも、そこまでしないと、
もう、将軍の決定権が衰えているのでしょう。


諸藩は徳川から離れ、来るべき
天下の異変に対応するため
一藩独立を強化しはじめていたのです。

しかし、この兵庫開港の成功が
倒幕派の薩長の憎しみと恐れを買い
大政奉還後の慶喜いじめが
おこるのです。

さて、次回は「雨の逃亡者」
昔のTVドラマタイトルみたい

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