病を早く治せんとして、いそげば、かへつて、あやまりてを病をます。
保養はおこたりなくつとめて、いゆる事は、いそがず、その自然にまかすべし。
万の事、あまりよくせんとすれば、返つてあしくなる。
・病気を早く治そうとして急ぐと、かえって病が悪くなる。
・保養に怠りなく努めて、治すことを急がずに、自然治癒力に任せるのが良い。
・あらゆることは、良くしよう良くしようと焦るとかえって悪くなる。
ところで、
2日前の伊豆大島近海震源の震度5弱の地震から、伊豆諸島で地震が頻発しています。
病を早く治せんとして、いそげば、かへつて、あやまりてを病をます。
保養はおこたりなくつとめて、いゆる事は、いそがず、その自然にまかすべし。
万の事、あまりよくせんとすれば、返つてあしくなる。
・病気を早く治そうとして急ぐと、かえって病が悪くなる。
・保養に怠りなく努めて、治すことを急がずに、自然治癒力に任せるのが良い。
・あらゆることは、良くしよう良くしようと焦るとかえって悪くなる。
ところで、
2日前の伊豆大島近海震源の震度5弱の地震から、伊豆諸島で地震が頻発しています。
病ある人、養生の道をば、かたく慎しみて、病をば、うれひ苦しむべからず。
憂ひ苦しめば、気ふさがりて病くはゝる。
病おもくても、よく養ひて久しければ、おもひしより、病いえやすし。
病をうれひて益なし。
只、慎むに益あり。
もし必死の症は、天命の定れる所、うれひても益なし。
人をくるしむるは、おろかなり。
・病のある人は、養生の道をしっかりと守っていれば、病気のことをあれこれ悩んではいけないよ。
・憂いたり悩んだりしては、気の巡りが悪くなって病気は重くなる。
・病が重くても、クヨクヨしないでしっかり養生すれば、思いのほか治りやすい。
・病気を思い悩んでも良いことはない。
・ただ慎んで生活すること。
・もし、死が避けられないような病だとしたら、それは天命と思うしかない。どうにもならないことを思い悩んでも仕方がない。
・思い悩んでさらに苦しむのはよくないよ。
ところで、
富士山周辺で地震がありました。
飲食、色慾の肉欲を、ほしゐまゝにせずして、かたく慎み、風寒暑湿の外邪をおそれ防がば、病なくして、薬を用ひずとも、うれひなかるべし。
もし慾をほしゐままにして、つゝしまず、只、脾腎を補ふ薬治と、食治とを頼まば、必(かならず)しるしなかるべし。
・飲食、色欲などの肉体的な欲望をほしいままにしないで、慎んだ生活を送り、気候や環境に気をつけて過ごせば、病気には罹らず薬を使わないで済む。
・一方、欲望のまま自制しない生活をしていたら、いくら薬や食事に頼っても無駄だよ〜
ところで、「太陽が冬眠から目覚めた」かも?
病生じては、心のうれひ身の苦み甚し。
其上、医をまねき、薬をのみ、灸をし、針をさし、酒をたち、食をへらし、さまざまに心をなやまし、身をせめて、病を治せんとせんよりは、初(はじめ)に内欲をこらゑ、外邪をふせげば、病おこらず。
薬を服せず、針灸せずして、身のなやみ、心の苦みなし。
初(はじめ)しばしの間、つヽしみしのぶは、少(すこし)の心づかひなれど、後の患(うれい)なきは、大なるしるしなり。
後に薬と針灸を用ひ、酒食をこらへ、つヽしむは、その苦み甚しけれど、益少なし。
古語に、終わりをつヽしむ事は、始(はじめ)におゐてせよといへり。
万の事、始によくつヽしめば、後に悔なし。
養生の道、ことさらかくのごとし。
・病気になると、心身ともに苦しいものです。
・その上、医者にかかり、薬を飲み、鍼灸をし、禁酒・減食したりと心身の苦痛に耐えながら病気を治そうとするよりも、
・初めから内側にある欲を自制して、気をつけていれば病気にかからない。
・薬を飲まず、針灸をしなくても、心身の苦痛はない。
・最初少しの間だけ、慎み忍んで生活することはちょっとした心遣いだけど、後で患いがないことがよくわかる。
・昔の言葉で、終わりを慎むことは、最初にしておきなさい、という言葉がある。
・すべてのことに於いて、初めによく慎めば、後で後悔がない。
・養生の道においては、ことさら最初によく慎むことが大切。
ところで、
明日9日、太陽プラズマの雲が地球をすっぽり覆う - Sputnik 日本
以下は、記事より一部引用です。
ロシア科学アカデミー付属太陽天文学実験室の研究者らは「我々の惑星(地球)は12月10日の半ばまでおよそ一昼夜強の間、太陽の物質の中にどっぷりと漬かる」と指摘している。
プラズマの雲の作用で宇宙機器への放射線の負荷や、地表近くの磁場の振れ幅が急激に増す。
さらに、
・静止軌道電位も乱れています。
古語に、病は少癒るに加はるといえり。
病少いゆれば、快きをたのんで、おこたりてつつしまず。
少快しとして、飲食、色慾など恣(ほしいまま)にすれば、病かへつておもくなる。
少いゑたる時、弥(いよいよ)かたくおそれつつしみて、少のやぶれなくおこたらざれば、病早くいエて再発のわざはひなし。此時かたくつつしまざれば、後悔すとも益なし。
・病気が少し良くなってくると、気分が良くなって、つい用心を怠りがちになる。
・少し回復したからといって、飲食、色欲など慎むことを怠れば、病気はかえって悪くなる。
・少し良くなってきた時こそ、しっかりと慎んで、少しの気の緩みも見せなければ病気は早く治って再発の心配もない。
・油断して慎む生活を送らなければ、後悔しても知らないよ〜
千金方に曰(いわく)、冬温なる事を極めず、夏涼きことをきはめず、凡一時快き時は、必後の禍(わざわい)となる。
・『千金方』には、冬寒いからといって温めすぎたり、夏暑いからといって涼しくしすぎたりと、
一時的な「快」後には、必ず「不快」なことが訪れる、とある。
ところで、インフルエンザ感染者が激減、という報道を見ました。
昨年比「600分の1」の衝撃 日本のインフルエンザ「消滅状態」は続くのか(市川衛) - 個人 - Yahoo!ニュース