虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」80ー病を慎むその2ー

2020-12-04 06:41:00 | 養生訓

政府は5月の緊急事態宣言解除後、ビジネス往来などを中心に入国規制を徐々に緩和。10月からは、14日間の待機や公共交通機関の不使用などを条件に、全世界から中長期の在留資格を持つ外国人の入国を認めている。外国人の入国者は9月の1万3700人から10月は2万7400人へと倍増。今月から中韓など11の国・地域からの入国者については空港でのウイルス検査が不要になった

検疫で「陽性」と出れば、水際で食い止めたことになりますが、検査の精度は100%ではない
海外での「死者数」が増加し始めていることを考えると、入国はそろそろ
・緩和ではなく、
・制限
した方がいい気がします。

こんな報道もありますし・・・

下のグラフは「韓国」



のつづきです。

病なき時、かねてつつしめば病なし。

病おこりて後、薬を服しても病癒がたく、癒る事おそし。

小慾をつつしまざれば大病となる。

小慾をつつしむ事は、やすし。

大病となりては、苦しみ多し。

かねて病苦を思ひやり、のちの禍(わざわい)をおそるべし。


・健康な時に予防しておけば病気には罹らない。

・病気になってから薬を飲んでもなかなか治りにくい。

・小さな欲望を我慢しないでいると、大病になる。

・ちっちゃな欲望を我慢することなんて難しくない。

・大病になってしまったら苦しいことが多いぞ。

・いつも病気になってしまった時の苦しみを想像して、のちの禍を未然に避ける気持ちが大事。


上記の報道に関してですが、政府への批判的なコメントが多く見られますが、

・攻撃心

は国の分断につながる危険を感じます。


メディアの

・なんでも批判する姿勢

に注意したいと思います。


という私も、メディア批判しちゃってる〜、笑


最近、

・他人を批判してる場合じゃないよなぁ

と思います。


どんな報道を見ていても、自分の中にもそういうところはあるなぁ〜、と反省しています。


毎日ブログを書いていて、素直な気持ちで自分の思いを書くことができています。

ただ、それを

・日常生活に落とし込めているか?

・ちゃんと「行動」であらわせているか?

日々反省の毎日です。


今日も、ブログの世界から現実界へ!

頑張ってきます。


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感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」79ー病を慎むその1ー

2020-12-03 06:16:00 | 養生訓
段々と「新型コロナ陽性」という声がそれほど遠くはないところからも聞こえてくるようになりました。
私自身はもし感染しても重症化のリスクは低いと思っていますが、
仕事(介護職)がら移してしまうことが怖いです。
どうしたらいいものか・・・

・こまめな手洗いうがい
・マスク
・和食中心の食事
・3密を避ける(介護する以上、密接は避けられませんが・・・)
・換気

など、できる対策を取り続けるしかないですね。。。。

のつづきです。

病は生死のかかる所、人身の大事也。

聖人の慎()給う事、むべなるかな。


・病は生死の分かれ目で、人身の一大事。

・聖人が慎重にされるのも、当然のことだよなぁ。


古語に、「常に病想を作す」。

云意は、無病の時、病ある日のくるしみを、常に思ひやりて、風・寒・暑・湿の外邪をふせぎ、酒食・好色の内欲を節にし、身体の起臥・動静をつつしめば病なし。

又、古詩に曰()、「安閑の時、常に病苦の時を思へ」。

云意は、病なくて安閑なる時に、初()病に苦しめる時を、常に思ひ出して、わするべからずと也。

無病の時、慎ありて、恣ならざれば、病生ぜず。

是病おこりて、良薬を服し、鍼・灸をするにまされり。

邵康節の詩に、其病(んで)後、能く薬を服せむより、病(やむ)前、能()()防ぐにしかず。といへるがごとし。


・「いつも病気になった時の苦しみを想像しておく」という昔からの言い伝えがある。

・その意味は、健康な時にこそ、常に病気になったときの苦しみを想像して、風・寒・暑・湿を外邪を防ぎ、飲食の欲・色欲の内面の欲望を自制し、身体の動静に注意を払っていれば病気にならない。

・病気に罹ってから、よく効く薬を飲んだり、鍼灸をするよりも、無病の時に自制し、生活を慎んで病気にかからない方が良い。


病気に罹らないためには

・自制節制する

努力が必要ですね。


40代、まだまだ若いつもりでいますが、

10代20代の頃のような無理をしていたらあっという間に身体を壊す感じはします。


新型コロナの流行も

・自分の生活習慣を見直す

いいきっかけになっているのかも。

と、前向きに捉えていきたいと思います。


・怖がり過ぎず、

・血管を大事にする。


改めて、高橋泰教授の「7段階モデル」を参考にさせていただきたいと思いました。

新型コロナ「7段階モデル」で今冬の流行を予測 | コロナ後を生き抜く | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


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感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」76ー洗浴その4ー

2020-11-18 18:28:00 | 養生訓

新型コロナウイルス感染者全国で2058人と過去最多。

重傷者も増加傾向にあるようなので、要注意ですね。



さて、

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」75ー洗浴その3ー

のつづきです。


女人、経水(けいすい)(きた)る時、頭を洗ふべからず。


・女性が、月経が来た時には頭を洗ってはいけない。


温泉は、諸州に多し。入浴して宜しき症あり。あしき症あり。よくもなく、あしくもなき症有。

(およそ)此三症有。よくゑ()らんで浴すべし。

湯治(とうじ)してよき病症は、外症なり。打身(うちみ)の症、落馬したる病、高き所より落て痛める症、疥癬(かいせん)など皮膚の病、金瘡(きんそう)、はれ物の久しく癒(いえ)がたき症、およそ外病には神効(しんこう)あり。

又、中風(ちゅうぶ)、筋引つり、しゞまり、手足しびれ、なゑたる症によし。内症には相応せず

されども気鬱、不食、積滞(しゃくたい)、気血不順など、凡(およそ)虚寒(きょかん)の病症は、湯に入あたためて、気めぐりて宜しき事あり。

外症の速(すみやか)に効(しるし)あるにはしかず、かろく浴すべし。

又、入浴して益もなく害もなき症多し。是は入浴すべからず。又、入浴して大に害ある病症ありことに汗症(かんしょう)、虚労(きょろう)、熱症に尤()いむ。(みだり)に入浴すべからず。

湯治(とうじ)して相応せず、他病おこり、死せし人多し。慎しむべし。此理をしらざる人、湯治(とうじ)は一切の病によしとおもふは、大なるあやまり也。

本草(ほんぞう)の陳蔵器(ちんぞうき)の説、考みるべし。湯治(とうじ)の事をよくとけり。

()入浴せば実症の病者も、一日に三度より多きをいむ虚人(きょじん)は一両度なるべし。日の長短にもよるべし。しげく浴する事、甚(はなはだ)いむ。

つよき人も湯中に入()て、身をあたため過すべからずはたにこしかけて、湯を杓(ひしゃく)にてそそぐべし。久しからずして、早くやむべし。

あたため過(すご)し、汗を出すべからず大にいむ。毎日かろく浴し、早くやむべし。

日数は七日二十七日なるべし。是を俗に一廻(めぐり)二廻と云。

温泉をのむべからず。毒あり。

金瘡の治のため、湯浴(ゆあみ)してきず癒(いえ)んとす。

然るに温泉の相応せるを悦(よろこ)んで飲まば、いよいよ早くいえんとおもひて、のんだりしが、疵、大にやぶれて死せり


・温泉は全国各地に多くある。病気によって入浴して良い温泉と悪い温泉がある。良くもなく、悪くもない温泉もある。

・およそこの三種類の病気があることを知っておいて、温泉を選んで入浴するとよい

湯治に良く効果があるのは外傷である打ち身、落馬、高所から落ちた後、疥癬(かいせん)など皮膚病、刀傷(とうしょう)、腫物(はれもの)が長く治癒(ちゆ)しないものなど、およそ外傷には効果がある。

・また中風(ちゅうぶう:片麻痺や言語障害などの後遺症)、筋の引きつり、けいれん、手足のしびれ、麻痺(まひ)などにも良い。

内臓の病気には温泉は良くない

・しかし、鬱病(うつびょう)、食欲不振、気が循環しない気()(けつ)不順(ふじゅん)などの身体が冷えることで生じる病気には効果があるこの病気は温い湯で身体を温めると、気が循環して効果があることがある。

・外傷に効果のある速効性が無いのだから、かるく温泉に入るのが良い。

・また温泉に入って病気が益も害もならない人が多い。そのような人は入らないほうが良い。

・また、入浴したために大きな害をまねく病気があるとくに発汗症、心身の衰弱(すいじゃく)、熱病などだ。むやみに入浴してはいけない。

湯治が合わなくて、他の病気を起こして死んだ人が多い。用心しなければならない。この道理を知らない人が、湯治は一切の病に良いと思うのは、大きな間違い。

・『本草(ほんぞう)』の陳蔵器(ちんぞうき)(唐王朝時代の医者)の学説を考みると良い。湯治についてよく説明している。

入浴はどんな病人でも一日に三回まで。衰弱した人は一回か二回までです。日の長短にもよりますが、何度も入浴をすることはいけません。身体が強い人でさえ、湯の中で身体を温め過ぎてはいけない

・浴槽(よくそう)のへりに腰をかけて、湯を杓(ひしゃく)でかける程度で良い。長湯しないで早く上がるのが良い。温め過ぎて汗を出してはいけない。禁止するべき。毎日かるく入浴して、早めに上がると良い。

・湯治で逗留(とうりゅう)する日数は七日間か二週間が良い。これを俗に一廻(ひとまわり)、二廻という。温泉を飲んではいけない。毒があるから

・刀傷の治療の為に温泉で傷を治そうとした人が、早く良くなろうとして温泉を飲んだ結果、かえって傷がひどくなり死んだ例もある。


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感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」75ー洗浴その3ー

2020-11-16 12:41:00 | 養生訓
いいお天気が続きますね。
夜勤明けですが、もったいなくて寝てられな〜い。

益軒さんは、仕切りに
「食べてすぐに寝てはダメ〜」
と言っているので、それも頭をよぎり寝れないです。

頼まれた遣いを済ませ、
散歩して、
懸垂して、
さて、ブログを書きます。
のつづきです。

浴場の盥の寸尺の法、曲尺(かね)にて竪(たて)の長二尺九寸、横のわたり二尺。

右、何(いずれ)もめぐりの板より内の寸なり。

ふかさ一尺三寸四分、めぐりの板あつさ六分、底は猶(なお)あつきがよし。

ふたありてよし。

皆、杉の板を用ゆ。

寒月は、上とめぐりに風をふせぐかこみあるべし。

(たらい)浅ければ風に感じやすく、冬はさむし。

夏も盤浅ければ、湯あふれ出てあしし。

湯は、冬もふかさ六寸にすぐべからず。

夏はいよいよあさかるべし。

世俗に、水風炉(ふろ)とて、大桶の傍に銅炉をくりはめて、桶に水ふかく入(いれ)て、火をたき、湯をわかして浴す。

水ふかく、湯熱きは、身を温め過し、汗を発し、気を上せへらす。

大に害有(あり)

別の大釜にて湯をわかして入れ、湯あさくして、熱からざるに入り、早く浴しやめて、あたゝめ過さゞれば害なし。

桶を出んとする時、もし湯ぬるくして、身あたゝまらずば、くりはめたる炉に、火を少したきてよし。

湯あつくならんとせば、早く火を去(さる)べし。

此如すれば害なし。


・入浴するためのたらいの大きさは、縦87センチ、横60センチ、深さ40センチほどで底板は厚く、蓋のある杉板製がよい。

・前述のように湯は浅いほうがいいので、18センチ以上張らないようにする。

・夏はとくに浅い方が良い。


泄痢(せつり)し、及食滞、腹痛に、温湯に浴し、身体をあたたむれば、気めぐりて病いゆ。 

甚しるしあり。

初発の病には、薬を服するにまされり。


下痢や消化不良、腹痛などのときは温湯につかって身体を温めると、気が巡って治る

病気の軽いうちなら、薬を飲むより効果がある


身に小瘡ありて熱湯(あつゆ)に浴し、浴後、風にあたれば肌をとぢ、熱、内にこもりて、小瘡も、肌の中に入て熱生じ、小便通ぜず、腫る。此症、甚危し。

おほくは死す。

つつしんで、熱湯に浴して後、風にあたるべからず。

俗に、熱湯にて小瘡を内にたでこむると云う。

左にはあらず、熱湯に浴し、肌表、開きたる故に、風に感じやすし。

涼風にて、熱を内にとづる故、小瘡も共に内に入るなり。


・身体に小さな傷があるときに、熱い湯に入って風にあたると身体に熱がこもり、

・傷からも熱が発生して小便が出なくなり、

・傷の部分が腫れてくる場合がある。

・この症状はとても危険で、死ぬことも少なくない


沐浴(もくよく)して風にあたるべからず。

風にあはゞ、はやく手を以、皮膚をなでするべし。


入浴した後、風にあたってはいけない

・風にあたったなら、すぐに手で皮膚を摩るとよい。


当たり前のように毎日お風呂に浸かっていますが、

益軒さんの生きた江戸時代は湯を沸かすのも一苦労。

今よりも大切に入浴を考えていたと想像できます。

一見、極端だなぁ〜とも思えますが、

せっかくの大切なお風呂、注意点を守って洗浴しましょうね、ってことなのかもしれません。


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感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」74ー洗浴その2ー

2020-11-13 06:41:00 | 養生訓
昨日は久しぶりに
・うんち
がどぉ〜っと出て
・めっちゃ、スッキリ!
・気分爽快

改めて、
・腸が空っぽ
の状態は
・気分にも良い
ことがわかりました。

のつづきです。

暑月の外、五日に一度沐(かみあら)ひ、十日に一度浴す。

(これ)古法なり。

夏月に非ずして、しばしば浴すべからず。

気、快といへども気へる。


・夏季以外は5日に一度髪を洗い、10日に一度の入浴。

・これが昔のしきたりだ。

・暑い夏でもないのに、しばしば入浴してはいけないよ。

・爽快感があっても、気は減る。


あつからざる温湯を少()(たらい)に入て、別の温湯を、肩背より少しづゝそゝぎ、早くやむれば、気よくめぐり、食を消す。

寒月は身あたゝまり、陽気を助く。

汗を発せず。

此如すれば、しばしば浴するも害なし。

しばしば浴するには、肩背は湯をそゝぎたるのみにて、垢を洗はず、只下部(げぶ)を洗ひて早くやむべし。

久しく浴し、身を温め過すべからず。


・程よい温度の湯を少し張ったたらいに入り、別の湯を肩や背中に少しずつ注いで短時間で切り上げると、

気の循環が良くなり消化も良くなる

・寒い時期は体が温まり、陽の気を出すものの汗はかかないので、何度入浴しても害はない。

・何度も入浴するときには肩や背中は湯をかけるだけにして、ゴシゴシ洗わないこと。

・ただし、下部は洗って早く上がること。

・あまり長く浸かって体を温め過ぎないこと。


うゑては浴すべからず。

飽ては沐(かみあら)ふべからず。


・空腹時に入浴しないこと。

・満腹時に洗髪しないこと。


とにかく
・気が上らない
ようにする、と言うのが「養生訓」の注意のようです。

ところで、
・静止軌道電位が乱れています
ので
・地震に注意
します。

天災は忘れた頃にやってくる。

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