現役大学受験は全滅。
予備校、受験料と大金を使った息子
受験に失敗して落ち込んでいるだろう
と、温泉旅行へ誘ってくれた父
父と息子2人きりの
猿ヶ京温泉旅行
反省の意を込めて丸坊主になった私
写真に写っている私はまるで囚人のようだったな、笑
心入れ替え
本気の大学受験モードへ
まず部屋からテレビを取っ払った
大手予備校の入学試験のための勉強を始めた
友人から予備校も上のクラスに入った方が教え方の上手い先生
いわゆる「名物先生」が多いから絶対に上のクラスに入った方がいい、とアドバイスをもらっていた。
5教科の中でも
絶望的に成績が悪かった英語
超〜薄っぺらいりんごのイラストが書いてある表紙の
・英語の基礎の基礎
というテキストから始めて最終的には偏差値60以上になった。
やればできるじゃ〜ん、笑
毎日曜日ごとのタイムスケジュールを作って
家と予備校の往復のみ
横浜の誘惑の多い街の中を脇目も振らず駅から予備校へ一直線。
帰りも予備校から駅へ一直線。
髪はボサボサ
友達からクリスマス会の誘いも
「勉強しなきゃいけないから」
と断り
こんなに髪がボサボサで
くら〜い顔した
THE浪人生
の私にバレンタインのチョコをくれて告白してくれた女の子がいたけれど
「今、そんな余裕ないから」
くらいの感じで断り
唯一の楽しみは土曜深夜の
・めちゃイケ
を見ることくらいだった
「めちゃイケ」を見るためにリビングに降りていくと
妹が他の番組を見ていた。
妹に「お前は部屋のテレビがあるんだから俺にめちゃイケ見せろ!」くらいの勢いで妹を押し退けて「めちゃイケ」を見たこともある。病んでいたなぁ〜、ごめん、妹よ。
それでも勉強が楽しいと思えた。
わからないことがわかる楽しさを知った。
成績がぐんぐん上がっていくことに喜びを感じていた。
気づいたら偏差値40くらいだった私の偏差値は「65」くらいまで上がっていた
「ビリギャル」さながら
「ビリさえない男」映画にはできないね、笑
見事さくら咲く
都内有名私立大学へと進学が決まったのでしたぁ
両親も喜んでくれた
金のかかる息子で悪かったね
ありがとう。
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