退職し、実家へ戻ってきた。
特にすることはなく、3食きちんと食べさせてもらって、風呂に入って温かい布団で寝る。
両親は温かかった。
普通なら「次どうするの?」とか聞かれるんだろうけれど、そういったことも聞かれなかったように思う。
働かず、家にいることが申し訳ない気持ちになり、このままではヤバイと思うまではあっという間だった。
職探しをしながら、とにかく「何かをやらなければ!」という強い焦燥感に駆られた。
片道徒歩30分
1回400円だったかな?公共のジムへ毎日通い、自転車漕ぎとマシンで筋トレ。
帰りにブックオフで立ち読みをし、この頃からだんだんと「自己啓発本」や「心理本」にはまっていった。
「何かをやらなければ!」という焦燥感は食にも向いてしまい、「過食嘔吐」が段々酷くなっていった。
もともと健康志向であった私にはこれが自分でとても許せないことであり、やめられない自分をどんどん責めることに。
やめる方法を求めて、「答え」を求めて本を読み漁る日々が長いこと続いた。
暗黒世界への扉を自らノックし続け
ついに扉を開けて、そちらの世界へと足を踏み入れてしまうのだった。
つづく。
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