東洋経済オンライン2020.1.10
「僕らは「貧困強制社会」を生きている」
非正規労働者の「非」も、就職氷河期の「氷」も。これらの字を目にするだけで苦痛だと、ケンタさん(仮名、47歳)は言う。ただただ怒りや悲しみ、虚しさが募るのだと。
30歳を過ぎてからは、非正規雇用の仕事を転々としてきた。「努力も、自己研鑽もしました。でも、ここなら働き続けられると思ったら、雇い止め――。これの繰り返しです。(手取りで)15万円の壁が超えられない。自己肯定感なんてゼロです。自己責任というなら、お願いですから、誰か20万円稼げる方法を教えてくださいよ」。
以上、一部抜粋
介護職、首都圏で施設勤務ならば手取り20万円稼げると思います。
夜勤手当を入れてですが。。。
私も介護業界に転職を、と考えたときに収入面が一番心配だったので色々と調べました。
結局転職エージェントを利用して今の職場を選んだのですが、年収400万円以上を提示してくれた施設もありました。
介護職も、未経験・無資格よりは、国家資格である介護福祉士を持っていたほうが就職には断然有利だし、大体1~2万円の資格手当がもらえるので、資格は大事だと思います。
しかし、いきなり国家資格を受験することは出来ません。
この47歳男性であれば、初任者研修→実務者研修→介護福祉士という流れで資格取得となります。
未経験の人が介護福祉士を取るためには、3年の実務経験が必要です。
どこの業界でもブラックと呼ばれてしまう職場はあると思いますが、介護業界は特に人材を獲得したいため、ブラックという言葉には敏感になっていると思うので、ちゃんと施設選びをすればホワイトな職場は見つかるはずです。
ただ、この47歳男性の取材記事を読ませていただくと、どこの職場でも自分でブラックにしてしまう可能性があるのかもなぁ~エラソウニ、ゴメンナサイ
ちゃんとした施設を選べば、初任者研修・実務者研修は施設もちで取得させてもらえます。私の今の施設もそうです。
さらに、国家資格に向けての勉強もサポートしてくれる施設もあるし、資格取得するとお祝金がもらえるような施設もあります。
とにかく、ちゃんと施設選びをすればかなり手厚く資格取得をサポートしてくれます。それだけ、人材獲得・人材の定着に介護業界は一生懸命です。
介護職はなかなかお給料が上がらない、という面は確かにあるともいますが、それも自分のやる気次第だと思います。
どんどん上のポストを目指して頑張って働けば、それなりに収入アップも見込めます。ただ、労働の大変さと収入が見合っているか?はまだ私は経験していないのでわかりませんが。。。
私は今の施設ではペーペーの平社員です。
残業もほとんどなく、こうやってブログを楽しむ時間も確保できるくらい時間はあります。
私の場合は、今のところ「家庭>仕事」という選択をして転職をしたので、収入は少ないですが、手取り20万円は超えているし、転職をしてよかったと思っています。
だから、この47歳男性にも
「手取り15万円の壁を超えられない」
というのならば、
「介護職目指してみたらどうですか?」
と言いたい。
そして、東洋経済さんにも、介護職プッシュをしてもらいたいなぁ。
以下、一部抜粋
ケンタさんは、今はビル清掃の仕事をしている。実は毎月の収入は20万円ほどだという。しかし、契約形態は雇用ではなく、業務委託。最近、増えつつある“名ばかり事業主”である。究極の不安定労働でもあり、いつクビになるかわかったものではない。
昨年のラグビーW杯の日本チームによる快進撃も、年末年始のバラエティ番組も、今年の東京オリンピックも、ケンタさんは、明るい話題は見るのも、聞くのも嫌だという。
「ただただ社会への恨みが募るだけです」
抜粋終わり
ケンタさん、よかったら介護職目指してみませんか?
ケンタさんのように、いままで大変な経験をしていれば、介護職は世間のイメージほどの重労働ではないと思います。命を預かっているという重責はありますが。。。
ちゃんとした施設を選べばきっと定年まで安定して働けます。
社会への恨みを募らせて犯罪にはしらないことを願います。
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