多く物、諸のもち(311)、餌(もち)、ちまき(4370)、寒具(ひがし)、冷麪、麪類、饅頭、河濡(そばきり)、砂糖、醴(あまざけ)、焼酒、赤小豆(あずき)、酢、豆油(しょうゆ)、*魚(鮒)、泥鰌(どじょう)、蛤蜊(はまぐり)、鰻(うなぎ)、鰕(えび)、章魚(たこ)、烏賊(いか)、鯖(さば)、鰤魚(ぶり)、しおから、海鰌(くじら)、だいこん、胡蘿蔔(にんじん)、薯蕷(やまのいも)、菘根(な)、蕪菁(かぶら)、油膩(ゆに)の物、肥濃(ひのう)の物。
・たくさん食べると身体に良くないものは次の通り
・餅の類、だんご、ちまき、干菓子、冷麺、麺類、まんじゅう、そば、砂糖、甘酒、焼酎、小豆、酢、醤油、鮒、どじょう、ハマグリ、うなぎ、エビ、タコ、いか、さば、ぶり、塩辛、鯨、生の大根、人参、山芋、カブ、脂っこいもの、しつこいもの
少しなら身体に良さそうなものもありますね。
というか、どれも、ちょっと食べるくらいなら良さそう。
あくまでも
・たくさん食べたらダメ〜
なもの
老人、虚人、物、一切生冷の物、堅硬の物、稠黏(ちゅうねん)の物、油膩(ゆに)の物、冷麪、冷てこはき'もち'、餌(だんご)、粽(ちまき)、冷饅頭、并(ならびに)皮、糯飯(こわいい)、生味噌、醴(あまざけ)の製法好(よ)からざると、冷なると。
海鰌(くじら)、海鰮(いわし)、鮪(しび)、梭魚(かます)、諸生菓、皆脾胃(ひい)発生の気をそこなふ。
・老人や体の弱い人が食べると良くないものは次の通り
・生もの、冷たいもの、硬いもの、粘り気のあるもの(納豆とかのネバネバではなく、デンプン質の粘り気と思われます。)、脂っこいもの、冷たい麺類、冷えて硬い餅、だんご、ちまき、冷たい饅頭とその皮、かたいご飯、生味噌、出来の良くない甘酒と冷たい甘酒、鯨、イワシ、マグロ、カマス、生の果物、これらは全て脾胃から出る気を損なう
これも、あくまでも「老人」「虚弱の人」が食べると良くないもの、ということです
・生
・冷たい
・かたい
は脾胃の気を消耗してしまうようですね。
凡(すべて)の人、食ふべからざる物、生冷の物、堅硬の物、未だ熟せぬ物、ねばき物、ふるくして気味の変じたる物、製法心に叶はざる物、塩からき物、酢の過たる物、にえばなを失へる物、臭(か)悪き物、色悪き物、味変じたる物、魚餒(あざれ)、肉敗たる、豆腐の日をへたると、味あしきと、にえばなを失へると、冷たると、索麪(そうめん)に油あると、諸品煮て未だ熟せずと、灰(あく)有る酒、酸味ある酒、いまだ時ならずして熟せざる物、すでに時過たる物、食ふべからず。
夏月、雉(きじ)食ふべからず。
魚鳥の皮こはき物、脂(あぶら)多き物、甚なまぐさき物、諸魚二目同じからざる物、腹下に丹の字ある物、諸鳥みづから死して足伸ざる物、諸獣毒箭(どくや)にあたりたる物、諸鳥毒をくらつて死したる物、肉の脯(ほじし)、屋濡水(あまだりみず)にぬれたる物、米器の内に入置たる肉、肉汁を器に入置て、気をとじたる物、皆毒あり。
肉の脯(ほじし)、並塩につけたる肉、夏をへて臭味(しゅうみ)あしき、皆食ふべからず。
・すべての人に当てはまる食べてはいけないものは
・生で冷たいもの、かたいもの、まだ熟していないもの、
・ねばいもの(デンプン質の粘り気)、古くて味が変わってしまったもの、製法が気に入らないもの、
・塩辛いもの、酢が多すぎるもの、
・煮えてすぐのものでなく、時間が経ったもの、臭いの悪いもの、色の悪いもの、味が変わってしまったもの
・魚の身が古くて崩れてしまっているもの、腐った肉、
・豆腐の日が経ったものと味が悪いものと煮て時間が経ったものと冷えたもの
・素麺に油が入ったもの、生煮えのもの、
・灰汁のある酒、酸味のある酒、
・食べ頃でないもの、食べ頃を過ぎたものは食べてはいけない
・夏のキジは食べてはいけない
・魚、鳥の硬い皮、脂の多いもの、とても生臭いもの、両眼が同じでない魚、
・腹の下に丹の字が入ったもの(???ごめんなさい。よくわかりませんでした・・・)
・自然死して足が縮んでいる鳥、毒矢に当たった獣、毒を食べて死んだ鳥、肉の干物、雨だれみずに濡れたもの、
・米びつのなかに入れておいた肉、肉汁を器に入れておいて気を閉じ込めたもの、すべて毒がある
・肉、干した肉、並びに塩につけた肉で、夏を過ぎて臭いと味が悪くなったものは食べてはいけない
毒矢に当たった獣、毒を食べて死んだ鳥
分かっていればもちろん食べないでしょうが、
・農薬たっぷりの飼料を食べた動物の肉
も本当はよくないんでしょうね。
最後まで読んで頂いて有り難うございます
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