内倉真裕美の晴耕雨読

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タンザニア・ムリンガ農園

2011年03月07日 06時51分33秒 | 珈琲の話し
3月の豆の2品目が
タンザニア・ムリンガ農園です。

昨年もご好評頂いたムリンガ農園ニュークロップのご紹介です。


タンザニアには小農家が多くあり、各農家で精選処理をしたり、精選処理をせずチェリーのまま集荷業者に渡したりと様々なので、品質を安定させるのは難しい状況にあります


タンザニアに限らず、アフリカのコーヒーというのは単一農園の銘柄というのは少なく、サンプルのカップでは「コレはいい!」と思うような豆でも、いざ入ってくるとそうでもなかったりすることが稀にあります。
※もちろんそういった場合は販売は見送ります。


しかし、一農園で一括生産されるムリンガ農園の豆は、品質が安定しているので、コーヒー屋としても安心して使用できます。


コーヒー豆の精製では、コーヒーチェリーから取り出してすぐの「ぬめり」の除去を行う工程があります。


ぬめり取りは、機械で強制的に行うところが多くなってきましたが、この農園では醗酵槽を使って自然にぬめりを除去し、その後の水洗いには水路を使い、さらに1日水につけるという工程を経ています。


これがムリンガの風味の豊かさの一端を担っているのかもしれません。


乾燥工程では、太陽光が強いときは日よけ(麻袋など)をかけて直射日光を当てないように調節し、豆にとって良い環境になるように配慮しています。


もちろん産地で丁寧にハンドピックしていますから、生豆外観が均一なのはこの一手間も関係していると考えられます。


フローラル、ワイニーなどの華やかで強い香り、キリマンジャロ豆のイメージに沿うような酸味、力のあるボディーが魅力です。かなり魅力的な香りがあります。


ピーチやラフランスのようなキャラクターも感じられるコーヒーです。



■コーヒー豆の名前は良く似ています。
カタカナを覚えるのが極端に苦手になってきた私は、1文字違って呼ぶものだから、息子に良く注意させます。

「きゃろっと」では焙煎された豆は1釜づつタッパに入れられ、名前のシールが張られて、積み上げられます。その名前ですが、北海道の百人1種のように下の名前が張られることが多いいのです。

例えば
タンザニア・ルプーマのときはルプーマ
ブラジル・ダテーラ農園のときはダテーラ
グァテマラ・グアヤボ農園のときはグアヤボという風にね

で、今回の
タンザニア・ムリンガ農園ですが当然ムリンガですが
ケニア・ムヌンガAAはムヌンガ
ルワンダ・ムヨンゲ(完売)ではムヨンゲですよね

下の名前ですと
ムリンガは○○ムリンガ
ムヌンガは○○ムヌンガ
ムヨンゲは○○ムヨンゲと想像するわけで・・・

わたし、できるかな???
「ムリンガ」でタンザニアが出てこない。
「ケニア」だったかな?
「ルアンダ」だったかなあ?ってね

2個までは覚えられても3個を覚えるのは至難の技ですから。
困ったぞと内心思っていたら
豆の入ったタッパに「タンムリンガ」と書かれていました。
「タンザニア・ムリンガ」のこと「あ~良かった」と内心安心したところでした。


予断ですが、このタンザニア・ムリンガですが酸がとても綺麗でしっかりしたボディが魅力です。(こっちが本題でした)

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が焙煎するコーヒーは、豆の個性を最大限に引き出します。
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