改造工事には付き物

　今日も現場です。もう６月も中旬に入ろうとしていますが、昨日に続き日差しが強く蒸し暑い日でした。仕事をしていても、ややこしい部分では嫌になるような気候です。今日から壁です。改造工事では、新築と違い構造材が変形していたり傾いたりしています。これを直すのも改造工事特有の付き物です。特に、無垢の材料を使っている家では背割りが開いたりしています。墨を打ったり・糸を張ったりして、下地を真っ直ぐに打っていきます。これが、集成材の柱や梁だとほとんど変形はしていないはずです。柱が変形していたので、胴縁を削ったり、柱と胴縁の間に板を挟んだりしました。和室の改造なのですが、元々襖があり完成後もこの襖は残します。壁を大壁にするのですが、襖横の柱と大壁の見切りが難しかったです。２面は下地ができました。
　夜は、建築士会湖東支部の幹事会がありました。幹事は２年目で、昨年と流れがほぼ同じなので今年は気が楽です。しかし、幹事の仕事はやらねばならないので少し汗をかくことになりそうです。今週は、会議が多く非常に厳しい週です。