CAT.が避暑地へ赴く前の晩に、「開かずの間」の攻略法をマスターしたマルゴー王
けれども「開かずの間」は危険がいっぱいなので、あまり、探検して欲しくない場所である。
要は、目も当てられないほど散らかっているので、事故防止の為にも、基本的にマルゴー立ち入り禁止としているのだが、マルゴー王は大喜びで、出しても出しても、侵入を繰り返す
飽きて自発的に退却されるまで、探検にお付き合いしたが、それでもまた、探検に向かう。
なんて根性あるのだ
・・・と感心している場合ではない。
大掃除が絶対的に間に合わない以上、対策が必要となる。
それで、王様をお泊りに連れて行った動物病院で見つけたのが、このドアノブのストッパー
王様の不在中にしっかり取り付けて「開かずの間」を封鎖してから避暑地へ出かけ、2日後、王様をお迎えした。
2日も経てばもう、ドアの開け方なんて忘れているかも、、、なんて思ったCAT.が甘かった
しばらく城内の見回りをした後、さっそく「開かずの間」へ単独で探検に行こうとした王様は、すぐにドアが開かないことに気付かれた
そして何度も、ドアノブへのアタックを繰り返す
そして「み~」と、甲高くてか細い可愛い声で、下僕にドアを開けるようお命じになるのである
昨日の日記の「イカ耳」は、お留守番よりも「開かずの間封鎖」への抗議と思われる
そうすると、折角ドアの開け方を覚えた賢いマルゴー王が不憫に思えてしまい、3度に1度は王様の要求に従い、探検にお供する下僕なのであった
こうして、王様下僕の攻防戦は、まだまだ続くのである。。。