かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

クローゼットの使い道

2008年03月09日 | おんがく
病院というのは意外と人に迷惑をかけずに音を出せるところが多いので、練習場所に悩んだことがない。
けれど、大きな楽器をかついで院内を出歩けばかなり目立つし、自分の部屋でいつでもささっと楽器を出して練習するほうが何かと楽なのは確か。
ワタシはマンションの隣人に一応気を使って、音を出すのは夜8時までと決めている。
それ以外の時間ではがんがんに弾いているけれど、今のところ誰からも苦情は言われていない。

同僚の外科医のH子ちゃんもチェロを弾く。
おととしの忘年会は病院職員の前でデュオを披露、去年の夏の演奏会では一緒に死と乙女を弾いた。

そのH子ちゃんが最近引越しをした。
で、なんと、ウォークインクローゼットを練習室にしたという。

「広さも3畳くらいあるし、ちょうど二部屋にはさまれる形になっていて、防音はかなりよさそうです」

『おお、それはいいね集中して練習できそうだね!』

ワタシは押入れのような狭いところがきらいじゃないし、学生のときは廊下の突き当たりの隅っこが個人練習の定位置で、そこで更に壁に向かって練習していた。

「でも、扉を閉めると真っ暗だし、今はいいけど夏になったらきっと蒸し風呂ですよ」

『だね

しかし、身近にこういう音楽仲間がいるというのはやっぱりいいな。






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