山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

間もなく・・・

2011年03月22日 | ふたつの箱
地震、停電、燃料不足など様々なことが起きていますが、そんな中、着々と竣工へむけての<ふたつの箱>です。
今日は、建築基準法で義務付けられた完了検査申請に添付する写真の撮影のために現場へ・・・


塗装を終えたリビングの床に置かれた梯子は、これから塗装をする小屋裏収納へ上るための梯子。GRデジタルⅢ 適宜トリミング。

宇都宮市役所建築指導課は地震の対応、建築物の応急判定などのために職員が出払っていて大忙しの様子。
完了検査にも<車両の手配がむずかしくて・・・>とのことでしたが、25日(金曜日)には完了検査の運びに。(^^)v
予定している今月末の竣工、引渡しには、大きなアクシデントがなければ、どうにか間に合いそうです。(^^)



外部左官

2011年03月09日 | ふたつの箱
水曜日がすっかり定例の感となった<ふたつの箱> 3月になって、いよいよ工事も大詰めへと。
ふたつの箱のうち、大きな箱にあたる部分のガルバリウム波板を張り終えて、小さな箱の部分の塗り壁部分も完了。


決して出し惜しみしているわけじゃ無いのですが、木の鏝で押えたテクスチャーを。(^^ 以下3点ともGRデジタルⅢ
外観は外部足場が外れるころまでのお預け・・・ということで。お楽しみに。

それじゃ、内部はどうなっている?・・・ということで。
リビングに設けられる階段の<ササラ桁>の加工を終えて、これから取り付けを!というところ。

ジグザグに削られた桁には、リビング上部にあるハイサイドライトから落ちた光が。

うちの事務所では、かなり<定番>となった浴室の<ハーフユニット> その名の通り、ユニットバスの下半分だけのもの。
浴槽と洗い場がユニット化されたもので、壁・天井は現場にて施工されるものです。

デザインの自由度を比べると、初めからデザインしていく浴室には劣りますが、通常のユニットバスに比べればデザインのしどころのあるもの。
費用も初めからデザインする場合に比べ格段にお安くなり、防水など手間や費用がかかる部分をユニットに任せて、安心!
そして、デザインの自由度がUP!と、いいとこどりで採用!といったところです。





ハイブリッド

2011年02月24日 | ふたつの箱
木工事、造作がすすむ<ふたつの箱>。リビングから外部テラスへつながる部分の開口部。
ガラスをはめ込む『FIX』部分を木製フレームとして、可動部分『引違い』部分には既製サイズのアルミ建具を使用。
いわば、<木>と<アルミ>の『ハイブリッド』・・・(^^)


工場で組立てられたアルミサッシュ枠、建込んだ障子にはガラスが取付けられ、木製FIX部分はフレームにあわせてガラスを取付けていきます。
正面の壁に貼り付けられた紙は、木製枠詳細。 GRデジタルⅢ ノートリミング。


貼り付けられた詳細図の一部を・・・

部分的にアルミサッシュを使用した理由は、雨仕舞・タイトの良さ・耐久性などの性能は、木製建具より上、そしてなにより<コスト>
木製の建具(ガラス戸、網戸)をオーダーで製作した場合、どうしても割高になってしまうのは仕方の無い事ですが。(^^;
そして、気密等の性能を確保しようとすると、さらにコストに反映してしまいます、ただし、アルミの冷たい感触はどうも?
そこで、コストに影響の少ないFIX部分を木製として全体の風合いを整えながら、性能を求められる部分を工業製品であるアルミサッシュに。
それぞれの、長所・短所を引き出そうとして、出した答え・・・それが<ハイブリッド>




ガルバリウム鋼板

2011年02月16日 | ふたつの箱
すっかり毎週水曜日が<定例>となった現場打合せ。住まい手のKさんの仕事の都合から水曜日と・・・自然と決まるものなんですネ。(^^
現場の進捗は、構造部分から仕上の工程へとすすんで、打合せの内容は仕上材の確認や塗装色の検討、決定などが主なところ。
詳細部分の納まり、寸法の指示など設計段階では描ききれなかった部分の詳細図を描きながらの工事監理となります。
今回は現場の進捗が思っている以上に早いために、お尻を叩かれるようにして詳細図に向かう日が続いています。(^^;

今週は、外壁の<ガルバリウム波板鋼板>が張り始まりました。塗装されたガルバリウム角波サイディングではなくて<素地の波板>です。
ガルバリウム鋼板とは溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板の呼称で、素地の表情はめっき合金独特の模様と光沢がある材料です。


<ガルバ、張り始まったんですネ!>と、カメラに収めるKさんの脇で・・・GRデジタルⅢ ノートリミング。
写真では、かなり青みがかって見えますけど、実物のイメージは<シルバー>です。
粒状の模様と独特の光沢を伝えたかったのですが。(^^; 

今後の進捗をお楽しみに。(^^)v


検査立会い

2011年02月01日 | ふたつの箱
昨年の基礎配筋検査でも紹介しましたが、今日は住宅瑕疵担保責任保険制度に基づく現場検査の第2回目(2回目で実は最終回・・・)
<保険制度の安定的な運営を図るため、保険契約を締結する住宅については、当該住宅の施工状況を現地において確認します>という検査。

<現場検査時には、申込書に記載された工事監理者または現場検査立会者の立会いをお願いしております>というわけで、立会いです。


2回目の時期は、<屋根工事完了時から内装下地張り直前の工事完了時までの間>ということで・・・以下GRデジタルⅢ

今回の検査は、主に軸組(構造)に関する検査で、柱・基礎・梁の接合部の緊結方法、補強金物の確認、耐力壁の施工状況の確認等など。
まあ、特に問題もなく検査は終了と・・・

今回は耐力壁を構造用面材(構造用合板などを釘で留め耐力壁とするもの)としている部分がほとんどという仕様で、
合板は留めつけられているものの、肝心の釘打ちはこれから・・・という段階


↑はこれから打たれる<釘> 規定では<N50釘打ち、釘ピッチは面材外周部、中間部共150mm以下>と、かなりの本数に。


ちなみに、住宅瑕疵担保保険の規定では。
<なお、現場検査は、保険付保のために設計施工基準への適合性を確認するもので、建築基準法に定められた中間・完了検査や建築士法に定められた工事監理とは異なります。>
とのこと・・・えっ!


<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト