昨日、晩のニュースを見ていて感じたこと。。。
「変なのぉ~~!!」って・・・。
あの震災から、そろそろ3ヶ月が経とうとしています。
被災者みんなのそれぞれの思いは、私たちにはとうてい推し量るすべもないのですが、それでも一緒に憤りたいです。
被災地には、仮設住宅も建ち始めて復興への足がかりもつき始めています。
そして、全国からの善意の義援金もようやく配分が決まり、「やれやれ・・。」と思っていたのですが、中にはこんな方たちもいたんですね。。。
被災地ではあるものの、家も家族も無事だったのですが、家業のホタテとアワビの養殖場、作業小屋、道具一式を流されてしまったのです。
家のローンが残り、家業を再開する目処すら立たないというこの人には、義援金の配分はないというのです。。。
義援金を受け取る資格のある人は、住む家を流された人、家族が亡くなった人・・・。
これのどれにも該当しなかったのです。
今は、「瓦礫の片付け」の短期作業に従事して、現金を得て暮らしを立てているようです。
奥さんとふたり、「助かって、良かったんだか。。。」と涙ぐんでいる様子を見て、気の毒でなりませんでした。
その一方で、気を取り直して「また、美味しいアワビやホタテを食べてもらいたい!」「がんばる!」とも言っていましたが・・・。
町民を集めての懇談会で、この人の質問に答えた町長さんが言うには、「この義援金の配分方法については、県の方からの通達どおりにしなければいけないし、町としては一切の口出しはできない。。。」というものでした。
確かに、町そのものが成り立っていない所もあるので、やむを得ない事情があるとしても折角、命が助かったのに・・・。
もっと、きめの細やかな対応ができないもんでしょうか???
何だか、またお役所仕事を見せ付けられたようで、テレビを見ながらふたりして呆れ返ってしまいました。
家を失ったり、家族を亡くしたりの他に、
今までの生活(基盤)を無くした人というのも義捐金を配分してもらわないと、立ちあがれないじゃないですか。
大人しく引き下がってはダメだわ。
こんな時こそ地元に密着した政治家が動くべきです。 政治家はアホみたいな政争を繰り返してる場合じゃないと思います。
これって、絶対におかしいよねっ?!
極端な言い方をしたら、生きている人の方がお金が必要な訳で・・・。
どこかで線引きしなきゃいけないとは思うけど、仮設住宅に入居したら援助が受けられないとかおかしなことばかり。。。
総理大臣は菅さんでも誰でもいいから、素早い対応ときめ細やかな援助を望みたいです。
ゆっき~さんへ
支援物資も、そこの避難所の人数分だけないので渡せないとか???
折角の物資も、日の目を見ないうちに季節が移ってお荷物に成りかねないですよね。
ある程度、国や県が大まかなガイドラインを設定したら、市町村レベルに沿った対応を自らに託した方が決め細やかなことができそうです。
公平に公平にと考えるばかりに、後手後手になっていそうな気がします。