宮原猛の”歯”から”全身へ”、”全身”から”宇宙”へ!

歯の問題は「病気」ではありません。ただの「信号」です。
歯の治療は「治療」ではありません。ただの「修理」です。

お医者さんTV

「非医学的」は不正解

2014年02月03日 | 歯医者の主張

まるで、長寿こそ善、と言わんばかりの現代医療。

 

そりゃあ、人生長いほうがいろんな出会いや経験があり、

 

質が高まるとも考えられる。

 

でも僕の人生は僕のものであって、でも、僕だけのものでもない。

 

家族・友人・患者さん・・・

 

多くの人と時間や空間を共有しながら、

 

お互いに影響しあって変化し続けるのだから。

 

だから、長い・短いに関係なく、自分の人生を全うしたい。

 

だから、「自分の人生とは?」を掴むのが最重要。

 

それを掴むのに、健康が必要だったら、健康になりたいし、

 

大して重要でなかったら、健康でなくて結構。

 

その前に「僕にとっての健康」は、

 

どっかの医者の判断基準にはあるはずがない。

 

僕の趣味(?)のジョギングは、

 

自分の健康が目的では、全くありません。



「自分の人生とは?」を掴む前に死んでしまったら・・・

 

そんな僕の人生をみて、時間と空間を共有している人たちが

 

「自分の人生」を掴むきっかけになるかもしれないし。




・・・生きていくって、大変で面白いなぁ・・と思う。

 

・・・やっぱ、今のとこ、大変のほうが大きいかな。





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インフォームドコンセント

2013年07月09日 | 歯医者の主張

インフォームドコンセント、皆さん、病院でどのくらい実感してますか?

 

治療法の選択」という時点で、医療の側からの選択肢しか与えられないことがほとんどです。

「医療側から」・・・つまり「病気は悪いもの、良くないもの」「早く消しさるべきもの」という前提でのものです。

 

日本に「インフォーフムドコンセント」の概念を紹介した医師の見解があります。

http://www.medsafe.net/contents/special/23bai.html

きっと、伝わってきたときの本来の意味だと思います。

 

しかしこの国では、「医療」と「診療報酬を伴う医療行為」とは、いつしか全く別物になってしまったようです。

 

そもそも「医療」とは、いや、正確に言うと「現代の日本の医療」とは、



その症状を無くすことを治療と考えています。



先日のアンジーの話題なんかは「予防的治療」という訳のわからないものですから、



それはさておき・・・。



虫歯だったら「削って埋めるのが当然だから、どんな詰めものにするか?」

 

癌だったら「転移しないうちに無くさないといけないから抗がん剤か放射線科オペか?」

 

僕だったら、「手をつけないで大きくならないようにするにはどうしたらいいか?」

を付け加えてほしいのです。

 

手をつけずに大きくならないようにするには、

 

その原因を的確につかめて消すことができれば良いわけですが、

 

その選択肢がない、ということは、その方法を教えてくれない、ということ。

 

つまり原因は解らないということです。

 

或いは知ってるけど教えない。

 

だって、治療しなくて良くなったら医療として成り立たなくなるわけですね。

 

順序よく考えたら誰にだってわかります。

 

つまり、悪いところを作ってきてくれて、本当の原因を教えない、追求しない、

 

そして完全に治らない程度に治療する。

 

医療ってそういうしくみになっているんですね。

 

「環境汚染、食の安全、社会のストレス、化学薬品・添加物」+「医療」(+教育も)

これがどうやらワンセットになっているようです。

 

マッチポンプの仕組みを知って、このシステムに巻き込まれないようにして欲しい、という思いです。

 

できるだけ「患者」にならない方が、時間もお金もかからず自分らしく生きていけるような気がします。




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この処置は何のために?

2013年05月14日 | 歯医者の主張

先日、ミニミニ同窓会に行ってきました。

 

とはいっても、同級生5人で焼き鳥食べただけですが、

 

中学卒業以来だから、丸30年ぶりでした。

 

みんな、相当オッチャンになってるだろうと期待していましたが、

 

逢ってみると、以外と変わってませんでしたね。

 

みんなそれぞれに仕事や家族やいろいろ抱えてるものがありつつ、

 

ひょんなことから、歯医者の治療の話になりました。

 

そんで、僕が保険医を辞退した理由やどんな治療やってるのか、など・・・。



そういえば、昨年の夏に保険を辞めてもうすぐ1年が経とうか・・・というところですか。

 

患者さんは・・・そりゃあ、だいぶ減りましたね。

 

というか、ひとつは減らしたいと思ったわけですから、それはいいんですが。

 

皆さんは、歯の治療を受けていて、

 

「これって、一体何のためにやってるの?」とか、

 

「なんで前回と同じこと何度もやってるの?」とか

 

思ったことはありませんか?

 

例えば、

 

「歯の根っこの治療に何回もかかるのはなんで?」

 

「なんで何枚も何枚もレントゲン撮るの?」

 

「なんで一度に歯石取ってくれないの?」

 

「なんでタバコのヤニとり、保険が利く歯医者と利かない歯医者が?」

 

「なんで神経取ったのにずっと痛みが続くの?」

 

「なんで頼んでもないのに歯周病検査するの?」



・・・やるほうは、保険のルールがあるから当たり前に思ってることが、

 

患者さんからすると???って思ってることが結構あるんだな、

 

ということに、あらためて気づかされました。



一応エビデンス(科学的根拠)(?)や保険のマニュアルに基づいて

 

医学的に説明はするんですが、

 

歯石がついてても歯周病じゃない人もいるし、

 

歯石や歯垢がないのに歯周病が進行していく人、いっぱいいますからねぇ。

 

つじつまあってねぇなぁ・・・と思いながら説明してましたね、そういえば・・・。

 

歯周病でなければ、1日で歯石取ったっていいんですよ。

 

歯周病でなければ、歯石取りは一番最後だっていいんですよ。

 

患者さんご本人に関係のないところでいろいろ決め事が決まってるもんですから、

 

保険診療の場合、そのルールに従わないわけにはいかないんですよね。

 

明らかに歯周ポケットがない歯石取りには、検査は必要ないし、

 

逆に、栄養不良や粘膜の抵抗力低下による歯周病の場合、歯石取りなんて

 

後回しにして、もっとやらなきゃならないことがある。

 

レントゲン1枚も保険でなくなると、

 

何のためにここでレントゲン撮る必要があるのか。

 

必要のない処置はする必要ない。というか、必要のないことで実費払いたくないのは

 

皆さん共通の感覚ですよね。

 

保険だから(1割だったら50円)レントゲン2,3枚とっても大したことない、ってのは

 

どう考えてもよくないし、そもそも、金額の問題ではないです。

 

「あなたがこうなった原因はこれこれこうで、この部分を調べる必要があるから

 

この検査が必要で、この金額になります・・・」となってくると、

 

あなたがそうなった理由と、あの人がこうなった理由と、

 

あっちの人がこんなになった理由と、みんな違うんですから、

 

みんな違う検査や処置や結果がないとおかしいと思いませんか?

 

「歯周病はみんな歯石や歯周病菌が原因で、歯石取りとブラッシングと除菌と投薬、

 

そして歯周ポケットが何ミリ以下にならなきゃいけない。

 

何ミリ以下にするためには歯ぐきを切って開いて縫い合わせて・・・。

 

ついでに食いしばりや規則正しい食事もね。」

 

・・・・みんな保険でその通りにいけば、日本人の歯周病なんて

 

とっくになくなってますよ。

 

きちんと通院してるのになくならないってことは、

 

そのやり方が必ずしも合ってないってことじゃないですか?

 

誤解しないでください。

 

保険はダメ!自由診療最高!  

 

と言っているのではありません。

 

少なくとも、最終的な症状に対処するだけ、それもみんな一律に。

 

その考え方が極めて危険だと感じています。

 

思考を停止させるシステム。

 

自分で考えることをさせないシステム。

 

言い方をかえれば、合理的で便利なシステム。



久しぶりにあった友人たちの歯の治療はできればしたくないなあ・・・。

 

自分の体は自分で守っていこうね。

 

そのための協力は目いっぱいさせてもらいますニコニコ







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歯医者とは

2013年01月22日 | 歯医者の主張

 

今日の患者さん。

 

半年前に、金属のバネを使わないタイプの部分入れ歯を

 

入れた患者さんでした。その後のメンテナンスです。

 

・・・久しぶりに「歯医者」らしいでしょ?にひひ

 

お手入れも申し分ないし、話も良く聞いてくださいます。

 

聞いてくださる、というか、それだけ求めて、必要とされてるから

 

いろんな話をお聞きになるんでしょうけど。

 

若い頃からお手入れもイイのに、悪くなっちゃうんですよね。

 

半年前に装着したときは少しキツイかな、とおっしゃってましたが、

 

金属のバネがない入れ歯なので、弾力性があるんです。

 

「体温で少し柔らかくなるし、次第に慣れてきますから」

 

と伝えていたのですが、半年経った今でも「取り外しがキツイ」と。

 

少し削ればOKなんでしょうが、なんか違うな、と思いつつ、良く話を聞いてみました。

 

最近、朝起きると、右手の中指が、軋むように硬く、動かしにくいとのこと。

 

加えて、昨日は右の肩が痛くて、今も腕を挙げられない、とのこと。

 

数年前に心臓発作で入院したことがあるのは聞いていましたが、

 

なぜか今日初めてスイッチが入り、探ってみました。



右肩周辺の筋肉異常(三角筋・上部僧帽筋・肩甲下筋・小円筋・菱形筋・・・)

 

右肩関節の亜脱臼もありました。

 

それらは左頭頂部にタッチすると5割くらい強くなりました。

 

タッチを離すと弱い状態に戻ります。

 

今度は、左胸に触ると5割強くなります。

 

離すと元に戻ります。

 

それと同時に、中指の屈筋(曲げる筋肉)も強くなります。

 

総合病院では、頚椎が曲がって、神経を圧迫しているように言われたらしいですが、

 

僕がキャッチしたところでは、頚椎は関係ありませんでした。

 

これは、指の痺れや右肩の異常が、脳血管系のトラブルと、心臓血管系のトラブルから

 

きていることを意味しています。

 

以前は、さらにその原因をチェックしてアジャスト(調整)していましたが、

 

最近は、患者さん自身に興味を深めていただくため、すぐにアジャストはしません。

 

出来れば、毎日そんなチェックを自分でしていただき、

 

自分の感覚(センサー)を育てて欲しいのです。

 

この患者さんの今日の目的は、「メンテナンス」です。

 

メンテナンスに意識のある患者さんは、自分である程度管理する準備が

 

すでに出来ている患者さんです。

 

なので、あまり余計なことはしないほうが良いと判断しました。

 

「入れ歯がキツイ」と言われたとき、

 

歯医者として入れ歯を削るのか、

 

取り外しに指がおぼつかなく、キツイと感じているとすれば、

 

全身的な目線でカラダ全体の調整をしてあげるのか、

 

縁あって出会った人間として、きっかけ作りをしてあげるのか、

 

いろんな協力の仕方があると思うのです。

 

早い段階で、お互いが向かい合う関係性が出来上がる場合もありますが、

 

長い関わりの中で作り上げていくものもあると思います。

 

なので、歯の処置も、全身的な関わりも、人としての協力も、

 

なんでもできる人間になりたいと思うのです。(欲張りでしょうか?)

 

でもホントは、医者も、学校の先生も、美容師さんも、親も、友達も、

 

人と関わるすべての人がそうであって欲しいし、

 

人と関わる職場、というところでそのチャンスがあるんですけどね。

 

人に協力していく中で、自分自身のことがようやく見えてくるのかもしれません。

 

ブログでも度々取り上げてます伊東聖鎬先生 ←は、

 

今まで40~50年かけてそんなことをやってきて、

 

そういう協力のために活動しています。



「自分研究ワークショップ」 は、そのきっかけ作りでもあります。

 

今日は、青森の三戸でワークショップだったようです。

 

今後、ますます開催地は増えていきます。

 

近々、皆さんの街でも開催されるかもしれません。




歯の不具合を治すのが歯医者でしょうか。

 

歯の健康を保つ(全身の健康はそっちのけで)のが歯医者でしょうか。

 

虫歯や歯槽膿漏を予防するのが歯医者でしょうか。

 

歯のトラブルをきっかけに、全身を健康にするのが歯医者でしょうか。

 

歯がトラブルを起こした原因を掘り下げ、ホントのホントの原因を教えるのが歯医者でしょうか。

 

そのトラブルを、患者自ら解消できるように協力するのは行き過ぎですか?

 

自ら解消できるようになるためには、歯医者に頼ってちゃダメよ、と教えなきゃいけない。

 

頼らなくても大丈夫よ、とわかってもらうためには、

 

今まで知らなかった虫歯の原因を知らなきゃいけないし、

 

その原因は、虫歯だけの原因ではなく、あれにもこれにも関与している、

 

ってことも知ってもらわなきゃいけないし。

 

今まで知らなかった虫歯の原因を知りたいというモチベーションは、

 

虫歯で苦労した経験があって初めて湧き上がるものであって、

 

だったら、赤ちゃんの時から「虫歯ゼロ」って、ホントは本人のタメなの?



自分が歯医者ですが、「これこれ、こういうことをするのが歯医者です」と

 

自ら言っちゃうのは違うような気がするんです。

 

それとも、こっちが言っちゃって、決めちゃっていいですか?

 

実は、保険診療というのは、最初からこちら側が決めちゃってるんですね。

 

厳密に言うと、「こちら側」が決めてるんじゃなく、「そちら側」が決めてるんでもなく、

 

「あちら側」がずっと昔に決めたんですよね。

 

皆さんは、歯医者に何を期待しますか?

 

始めっから期待なんかしていませんか?

 

「宮原歯科医院」って看板が良くないですよね。

 

なんか、いい看板ないですかね。

 

「ひと研究所(歯の治療もしまっせ)」とか?

 

・・・・う~んむっはてなマーク







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「ゆらぎ」って??? Ⅲ

2011年02月16日 | 歯医者の主張


   前回、「最先端の現代医療の反省点」と、締めましたが、

  私も現代医療をやっている一人ではある訳です。

  (まあ、決して『最先端』ではありませんが

  
  

   前にお話しした「ゆらぎ」ですが、

  「フットワーク」というとお分かりでしょうか?

  ボクシングなどの格闘技を見ていると、

  「脚を使え!。」とか「脚を止めるな!。」とか

  解説者が言ってるの聞いたことありますか?。

  脚の動きが止まったり、重たかったりすると

  相手のパンチをまともに受けてダメージが大きいんですって!。

  反対に、足元が軽やかでチャッチャカチャッチャカ動いてると

  パンチをかわしやすいし、かわした後次の動作にすぐ移れる。

  たとえパンチを受けてもダメージは少ないし、すぐ反撃できる。

  「いやいや、顔面を鍛えて、首も岩のように鍛えれば!?」

  っていう声が聞こえてきそうですが、身体を鍛えるのは限界があります。

  それに、相手がかなりのハードパンチャーだったら

  そのうち踏ん張ってる足腰がもたなくなってきますよ。

  それでも耐えていれたら・・・

  ・・・・直立不動のまま”ゴロン”とリングに倒れるだけです。

  良いボクサーの条件はいろいろあるでしょうが、

  「攻撃に強い」「しかもラストラウンドまでの長丁場」

  ということになれば、「フットワーク」は欠かせません。

  

   これって、ボクシングや格闘技に限らず、色んな事に共通だと思います。

  はい、ここで話はようやく「歯」に戻ってくるわけです

  「歯」は、試合中のボクサーみたく、チャッチャカチャッチャカ動いてません。

  ハードパンチャーの攻撃にラストラウンドまで棒立ちでは

  たまったもんじゃあありません

  でも、多くの人の歯は結構耐えてるんです。

  それは「ゆらいでいる」からです。

   
   
  「ゆらいで」いるのは歯だけではありません。

  歯茎も、周りの骨も、あごの関節も、そのもっと周りも・・・

  すべて「ゆらいで」いることが正常なのです。

  「ゆらいでるのなんて見えないぞー。」というひと。

  カラダを造っている細胞は呼吸しています。栄養を吸収したり、

  老廃物をだしたり、新陳代謝を常に繰り返しています。

  細胞のもっと元になっている分子や核やなんかも

  間違いなく生きて、刻一刻と変化しています。

  それなのに、あなたは昨日と同じ姿・形をしているんです。


  
  なんだったら本当は、「昨日と今日とでは全身変わりまくりの別人」

  といってもいいくらいです。

  それくらい、生き物の変化は見た目ではないのです。

  「ゆらいでいる」あなたは、ついさっきまでとは別人?なのです。

  そんな「ゆらいでいる」歯や歯茎は、攻撃を受けてもダメージを残しません。

  歯に「ゆらぎ」が無くなると、棒立ちのボクサーのように

  パンチをまともに喰らい始め、ダメージは蓄積していきます。

  ヒビ割れ、すり減り、虫歯、歯周病・・・歯医者通いの始まりです。

  皆さん、どう思いますか?。


  話したいことはまだまだあります。

  なにせ、将来の夢は「浮世離れ歯医者」ですからねっ。 

 

「ゆらぎ」って???

2011年02月02日 | 歯医者の主張
1月の26日~29日まで合宿に参加してきました。

 「リンパマッサージ」あらため「ゆらぎ回復マッサージ」合宿です。

 みなさん、聞いたことないマッサージですよね?。

 私自身も改名されたのを参加直前に知りました
 
 何故歯医者がマッサージやビューティーを勉強するのか?

 変ですか
 
 詳しい内容はいずれご紹介するとして・・・

 

 皆さん、虫歯の原因って何だと思います?。

 虫歯菌?ブラッシング?甘いもの?

 どれも間違いではないと思います。

 でも、長いこと歯医者やってると、そんなもの関係ナシに

 虫歯になってたり、虫歯になってなかったり、

 という大人やお子さんをたくさん診てきました。

 そこでひとつ解ったことがありました。

 ・・・「力(ちから)」です!。

 歯ぎしりやくいしばりもその原因のひとつでしょうね。

 繰り返し強い力がかかっているところは、細かなヒビが入ってたり、

 表面が粗造(曇りガラスのようにガサガサ)になってたりします。

 虫歯はそんなところから始まりやすいようです。

 或いは、力によって、それぞれの歯が異なった微妙な揺れを繰り返すと

 歯と歯の間に虫歯のできやすい環境ができるようです。

 ちなみに私は、歯医者でありながら、上の前歯と前歯の間(ど真ん中)

 に虫歯があります。(高校生の時から進行してません)

 磨きにくい奥歯ではなく、もっとも手の届きやすい前歯ですよ!。

 私の中では原因は明らかです。

 前歯のかみ合わせが強いのです。

 (カチカチするときに前歯の表面に指を触れてると歯が動いてるのが解ります

 私は患者さんに説明するのに解りやすので治療せずにそのままです。

 進行しなければ治療する必要ないですもんね~


 「じゃあ、歯ぎしりする人は皆虫歯なんだ!?」

 ・・・いえ、そんなこともありません。

 それが「ゆらぎ」なんですね~。

              ~つづく~



  

歯だけじゃないよ!

2011年01月26日 | 歯医者の主張

  本日より合宿セミナーに参加してきます

  マッサージ合宿です。

  なぜ歯医者がマッサージかって?

  分りやすくいうとリンパマッサージです。

  今、巷にあふれているのは「リンパのマッサージ」

  であり、それとは全く違うマッサージの勉強です。

  先日はビューティー合宿に参加しました。
 
  これも、巷でいうビューティーとは全く違うものです。

  またまた、「何故歯医者がそんな勉強を?」ですよね。

  これが実は関係大有りなのです。

  その話はまたの機会に・・・。

  では、いってきます

虫歯は国民病?

2011年01月19日 | 歯医者の主張
 
  日々、虫歯の治療をしていて思うことがあります。

  大人で虫歯が多い人って、カラダにも何か

  問題を持っている人が多いような・・・。

  例えば、高血圧とか、骨粗鬆症とか、高脂血症とか、腰痛とか、不眠症とか、・・・

  逆に、歯が健康な人は体のトラブルも少ないような・・・。

  
  
  もひとつ言えば、そんな患者さんの、高血圧とか、骨粗鬆症とか、高脂血症とか

  自覚症状がない病気って、ほんとに病気なんだろうか?

  ほんとに病気じゃなければ、その薬って飲む必要あるんだろうか?

  飲んでることでどうなって、飲まないことでどうなるんだろうか?

  そんなこと考えたことありますか?。

  「信頼してるお医者さんが言うことだから・・。」

  「飲まないと脳梗塞になるかも、といわれて心配だから・・。」

  前回のブログにも書きましたが、

  歯医者は、(保険診療の歯医者は、という意味ですが)

  ”虫歯予防”と言いながら、虫歯が無くなると仕事は無くなるんです。

  気合いをいれて虫歯予防していけば、保険診療は出来なくなります。

  では、高血圧は?骨粗鬆症は?不眠症は?

  よく考えれば答えはみえてます。

  人によって、必要な血圧は様々です。

  職種、地域性、体格、性格によって、生命を維持していくに必要な

  血圧は皆違って当然なのです。

  自覚症状も、日々の変動も大きくないのに、

  あなたのそれは本当に高血圧という病気なのでしょうか?

  そのために薬が必要なのでしょうか?

  その薬の為に、地味~な歯ぐきの副作用や唾液の量に

  影響がが出てないといいきれますか?

  その為に虫歯や歯周病のリスクが高まっているかも?なんて

  考えたことがありますか?。

  日々虫歯の治療をしていて、???はますます増えていくのでした。




   

  

歯医者の本音?

2011年01月18日 | 歯医者の主張
 いつも定期的に虫歯の治療をする患者さんがいます。

 決して歯磨きが下手くそな訳でもなく、フッ素も

 定期的にメンテナンスしながら、熱心に

 お手入れしている方なのに・・・・。

 極端に甘いもの好き? 

 清涼飲料水をガバガバ飲んでいる?

 いいえ、そのどちらでもありません。

 遺伝的体質? それを言っちゃあおしまいです。(古っ!)

 

 TVコマーシャルや世間一般には

 ○○マウスウオッシュ・殺菌成分入り歯磨き粉・フッ素入り○○・・

 など、歯科産業にとってはおいしい?商品がたくさんです。

 そんなものが無かった時代に育った今のお年寄り達はさぞ虫歯だらけ?

 総入れ歯の方も多いですが、しっかりご自分の歯を持ってる方も多いですよ。

 

 総入れ歯の方に聞くと

 「若いころからずっと歯医者にかかってた」と言う方が多いです。

 なぜずっとかかってるのに歯が無くなったのでしょう???

 歯医者は歯を守れないのでしょうね、きっと。

 歯医者が歯を守れないのは、悪くなった歯を直してばっかりいるからです。
               *「治す」と「直す」は違います!
 

 悪くなったところを直すのは大切ですが、それがいとも簡単に長持ち

 するものだったら・・・?。

 そのうち歯医者の仕事は無くなってしまいますよね。

 これ、歯科に限ったことではないですよ~。

 そうなると国の政策も大きく変わらざるを得ないです。

 今のこの国でそれが可能かどうか・・・。

 諸外国では国が動いた処もあるのですが・・・。

 

 ・・・・・虫歯問題の話が国の問題にまでとんじゃいました。ではまた!