宮原猛の”歯”から”全身へ”、”全身”から”宇宙”へ!

歯の問題は「病気」ではありません。ただの「信号」です。
歯の治療は「治療」ではありません。ただの「修理」です。

お医者さんTV

あらためて病気について考えてみる

2013年11月01日 | 病気と社会

急に冷え込んできましたね・・・。

 

完全「冬」に入ってしまうと大丈夫なんですが

 

この何とも言えない寒くなり始めの

 

寂しげな季節は、あんまり好きではありません。

 

30代くらいまでは、「金木犀」の甘い香りが嫌な頃がありました。

 

思いだすことがあって、胸が息苦しくなる感じだったので。

 

最近は大丈夫です。どちらかと言うと好きな香りになりました。



前からたびたび「病気」の定義のあいまいさについて

 

持論を書かせていただいてきました。

 

最近は「唾液で簡単!うつ病チェック!」とかあるんですね。

 

痛くない、鼻から注入するワクチンなんかもでてきたり。

 

至れり尽くせりですね。

 

何のため、誰の為に研究・開発・商品化してるのかは??ですけど。

 

うつ病、躁病と言うからややこしくなる。

 

ウィキの信ぴょう性は??であるが、

 

「病気」をちょっと調べてみればかなり多様な

 

観点からの分類があることがわかる。

 

肉体的・精神的に表れた変調をすべて病気と捉え、

 

医学で治癒させるべき対象と決めているふしはないか?

 

本来は本人が社会生活を営むのに不都合だと感じたら

 

対処すればいいのであって、これじゃぁ

 

「このままだと社会生活を営むのに不都合になるかもしれませんよ!」と

 

おせっかいしているだけではないか?

 

生きて行く中で当然に落ち込んだり、ふさぎこんだり、

 

生きる意味を見失って自暴自棄になったりする。それは必要なこと。

 

・・・それを皆で考え受け入れていくのを目指す社会ではだめなのか?

 

それを

 

「この社会は人に迷惑かけちゃいけないんです。

 

そんな落ち込みを受け入れるほど皆寛容な社会では無いんです。

 

だから早く見つけて治した方がいいですよ」

 

と誘われてるように感じる。

 

種をまき、追いつめて籠にいれる。

 

マッチポンプもいいところである。

僕は虫歯・歯周病も同じだと思うんだけれど。

 

医療は「自分達の仕業ではない」と言うだろう。

そう、医療が「仕掛けた」わけではない。

 

教育や食・政治・経済・すべてが一体となってのマッチポンプだと思う。

とはいえ、こんな愚痴を言ったところで

 

「ごめんなさい。じゃあ、あらためます」とすぐに変わる社会でもない。

だったら、一人一人が惑わされないよう自覚してブレない軸を決めるしかないでしょ。

 

ブレない軸は作るんじゃなく、

 

きっと誰だってもともと持ってますよ。





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医者も患者も睡眠不足

2013年07月20日 | 病気と社会

8割が当直明けも通常勤務=医師、半数が健康不安―労組調査

時事通信 7月20日(土)5時10分配信

 勤務医の8割が、当直明けの翌日も1日通常勤務をこなしていることが20日までに、労働組合「全国医師ユニオン」などの調査で分かった。半数が健康に不安を抱え、担当者は「医師不足による過重な負担が続いている」としている。
 調査は昨年6~9月、日本医療労働組合連合会や関係学会を通じて勤務医にアンケートを呼び掛け、2108人から回答を得た。
 それによると、当直を行う勤務医の79.4%は、当直明けの翌日も1日勤務し、32時間以上連続で働いていた。全体の46.6%が健康状態に何らかの不安を感じると回答。最近辞めたいと思ったことがある人は61.7%に上った。 

これって正常で健全な状況でしょうか・・・?

熱帯夜が続くことで、結構睡眠不足のひともいらっしゃるでしょう。

体温調節が難しく、自律神経も結構乱れてるでしょうね。

当然、梗塞系の病気や熱中症も増えますよね。

急患で医者にかかっても、当の医者がこんな状態です。

医療者として体調管理は基本中の基本でしょうが、

医者だって人間です。

万全の状態だったとしても、医療に100%はありませんから、

事故やトラブルは起きる可能性があります。

ましてや、こんな状態でミスが起こったとしたら、

それを個人のヒューマンエラーと言っても良いものでしょうか?

医者が足りないのでしょうか?

病気が多すぎるのでしょうか?

その両方でしょうか?

これ以上医者を増やしてって、

日本にそんなにたくさん医療者に適した人材がいるのでしょうか。

・・・医療者に適した人材って・・・。

たぶん皆さん「損得や経済の事抜きで真剣に患者の事を考えてベストを尽くしてくれる人」

みたいな感じで描いておられると思うのですが、

そうならなおのこと、そんな人材がごろごろしているとは到底考えにくいです。

できれば、医者にかかるのは「ここ一番、」と言う時だけにして、

自分で出来ることは自分で予防したりケアしたりしませんか。

mixiなんかたまにのぞくと、

「あそこの医者は高くて痛い」とか、

「あそこの看護婦さん、チョー美人!」とか

目にしますが、そんなくだらないこと言わないで・・・

お願いします。





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歯と5月病

2013年05月08日 | 病気と社会

どうも最近、ブログ更新が滞りがちになってしまいます。

↑こんなタイトルを付けておきながら、自分が5月病だったりして?



ところで、最近「5月病」ってあんまり言わないんですかね?

最近は、より病気っぽく「鬱病」とか「適応障害」とかいうんですね?

 

新生活、新入学、新社会人、など生活環境が変わって、目まぐるしい時期から

 

少し時間が経ってハタ、と考えるんでしょうか。

 

上司や同僚となじめない。

 

この仕事、自分に合ってるんだろうか?

 

学校行きたくない。

 

仕事行きたくない。

 

あのころは楽しかったなぁ・・・。

 

実家が恋しい・・・。



それまでの生活や環境と比べてしまうんでしょうか。

比べた結果、これからの生活や将来に自信がなく、不安になるんでしょうか。

 

・・・・それが歯と何の関係が?・・・・

 

と思われるでしょうね。



●生活が変わって不安になることで、食生活や食べる内容が変わってくる。

 

→歯肉炎や口内炎、虫歯、歯周病が増える。



●今まで学生だったのが、外回りの営業やデスクワークで体のバランスを崩す。

 

→顎やかみ合わせに変化を来たし、歯が痛みだす。



●環境や人間関係にストレスを感じ、自律神経の乱れから歯ぎしりや食いしばりが増える。

 

→頭、顔、顎、首、肩の痛みを感じたり、歯のマイクロクラック(微小なヒビ)から虫歯。



・・・なんてことは、古くから言われてきたことです。

 

真新しい情報ではありません。

 

・・・しかし、これらは何も「5月病」に限ったことではありません。



ちょっと疑問に思ったんで、「新年度」を調べてみました。

 

Wikipediaがすべて正しいわけではありませんが、

 

以下のようなことがわかりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


●年度(ねんど)は、特定の目的のために規定された1年間の区切り方。

 

●会計など事務作業を目的としたものが中心で、

 

その多くは政府機関や業界団体等により決定されている。

 

●日本における具体的な年度の例としては、4月から翌年3月までを括る「会計年度」や

 

「学校年度」などが有名である。この区切りは明治時代から続く。



・・・とのことで、そのうえで、

 

  • いも年度 - 日本、9月開始
  • 生糸年度 - 日本、6月開始
  • 砂糖年度 - 日本、10月開始
  • 大豆年度 - 日本、10月開始
  • でん粉年度 - 日本、10月開始
  • 穀物年度 - アメリカ、9月開始
  • 小麦年度 - アメリカ、6月開始
  • トウモロコシ年度 - アメリカ、9月開始
  • 米穀年度- 日本、11月開始
  • 麦年度 - 日本、7月開始
  • わら工品年度 - 日本、11月開始
  • 綿花年度 - 日本、8月開始
  • 羊毛年度 - 日本、7月開始
  • 醸造年度 - 酒造業界用の年度。日本では国税庁が規定した7月開始のものが使われている

    ・・・らしいですよ。


    更には・・・

  • 農薬年度 - 日本、10月開始
  • 肥料年度 - 日本、6月開始+(2009年度までは7月開始+)
  • 冷凍年度 - 空調・冷却機器業界用の年度。日本では日本冷凍空調工業会が規定した10月開始のものが使われてきたが、冷暖房兼用エアコンの普及により平成15年(2003年秋)をもって廃止となった。現在では通常の会計年度(4月開始)が用いられている。

    ・・・・なんてのもありました。



    要するに、新年度は4月スタート!!  


    っていうのは歴史的にかなり浅いもので、


    「何を始めるか」によっては、年度設定ははまちまちだし、


    世の中一斉にスタートを切らされる理由は、


    極めて経済的、政治的な理由のようです。


    これで安心しました。


    やる気が起きない、ブログを更新できない理由は


    あまり自分とは関係がなかったようです。


    スタートは、自分の準備に合わせ、いつ始めたっていいんです。


    僕は高校のとき陸上やってましたが、


    スターティングブロックに足を乗せてないのにスタートさせられたら


    自分の走りなんてできないですよ。


    競技に出る以上は、


    「位置について、よーい、パーン!」のタイミングに合わせるように


    トレーニングしてリズムをつくって臨むわけですが、


    社会生活では、みんなが同じタイミングに合わせること自体に無理があります。



    人より順調に乗り切れてることに優越感を感じることもなく、


    スタートを切れなかったことに恥じることもなく、


    環境になじめないことに自己嫌悪することもなく、


    それが原因で体調を悪くしたことが病気でもなく。



    歯はセンサーですから。


    歯は全身のセンサー。


    全身は生き方・考え方のセンサー。


    自分らしくないスタートとタイミングには、センサーは敏感に反応するものです。




    ・・・5月病・・・


    それにしても、日本人は新たな「病気」をつくるのが得意ですね。





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金八最終回を思い出す

2013年03月13日 | 病気と社会

アメリカで、あらゆる抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」

 

の感染が広まってるようです。↓



http://matome.naver.jp/odai/2136264549070920501



インフルもそうですけど、事実なのか、仕組まれた脅しなのか

 

個人的にはよくわかりません。

 

わかりませんし、わかったところで何か対策を立てようとも思いませんけど。



理屈からいけば、事実であって何ら不思議ではないですよね。

 

同じ抗菌スペクトルの薬剤でも、世代があります。

 

抗菌スペクトルというのは、種々ある細菌の中の、

 

どのグループの菌に対して効き目を持っているか、ということです。

 

抗菌スペクトルが広い薬剤は、幅広い種類の細菌に効き目がある、ということになります。

 

一般的な感染症で投薬する場合、「セフェム系」という抗生物質を

 

使うことが多いのですが、今使われているのは第4世代が多くなってきています。

 

アップルの i phoneや i pad も第○世代って言いますよね。進化してるんです。

 

なぜ抗生物質は第4世代まで進化したのでしょう?

 

いや、「なぜ進化させたのでしょう?」と言ったほうがいいかな?

 

以前にも書きましたが、人間のカラダなんかは、60兆個もの細胞で出来てるといいます。

 

それに比べ、菌の多くは単細胞生物です。

 

ウィルスに至っては、細胞を持たず、細菌よりもはるかにちっちゃい。

 

すべての生物の大先輩である単細胞生物はウィルスとうまく付き合いながら

 

太古の昔から地球で暮らしてきました。言わば人間の大先輩です。

 

僕は菌の専門家ではないですが、

 

きっと人間よりも生命力や環境に適応して生きていく力を持っているはずです。

 

だから、「生物」としては動物よりもシンプルで強いと思っています。

 

そう考えると、植物は自分でエネルギーを作れるし、動物と違って

 

動き回って餌を探す必要がないわけですから、これまた動物よりも生命力がつよい。

 

菌もウィルスも植物も、喋ったり怒ったりしないのをいいことに、

 

動物は好き放題やってきたわけですね。

 

しかし、野生の動物は地球上での自分の位置をしっているのか、

 

ある種を徹底的に滅ぼすことはしないですよね。

 

ある種を根絶してしまうと自分の餌がなくなることを知っているからかな?

 

・・・・人間は、ちょっとやりすぎてしまいましたね。

 

ほんの数百年前まではまだよかったのに、

 

ここ100年くらい、いえ、ここ60,70年くらいは特にやりすぎてしまいました。

 

菌やウィルスや植物、野生動物の、億単位の年月の歴史から考えると

 

ほんの一瞬で大きく変えてしまいました。

 

現代人がそう考えるようになったことでさえ、地球上での成り行きと言ってしまえば

 

それさえも「自然」かもしれませんが、だったら、

 

スーパー耐性菌が現れたことくらいでガタガタ騒がないで欲しいもんです。

 

喋ったり怒ったりできない大先輩からの信号かもしれないと思って

 

受け入れるしかないでしょう。



普通の気のいい友人だって、腹に据えかねることがあれば殴ってきますよ。

 

殴った理由をきいて、こっちが悪ければ素直に謝って、

 

向こうが勘違いしてれば、話し合ってわかりあえばいいじゃないですか。

 

「あいつは言っても通じない」のは、生まれつき言っても通じない人な訳ないですよ。

 

生まれついての「悪人」っていると思いますか?

 

育ってきた環境や出会った人との関係でそうなったのであって、

 

生まれた時は皆同じ100%だったと思いますよ。

 

同じ地球上に存在した人間、菌、ですから、分かり合えるはずですけどね。

 

ちょっと喧嘩したからって、すぐ悪者に決めつけないで、仲直りする方法を

 

考えればいいと思うんですけどね。

 

ちょっともめたらすぐにのけもの、のけもの・・・・

 

そのうち、一体何が残るでしょうね。

 

一体、どういう仕打ちが待ってるでしょうね。



金八先生の最終回見た人います?

 

分かりやすかったと思いますけどね。

 

「悪はどこにありますか?路地裏のゲームセンターにありますか?

 

悪は皆さんの心の中にあります」

 

悪と決めつけ排除する前に、自分はどうかと振り返ってみたいもんです。

 

僕だって、腹に据えかねることがあれば人を傷つけるかもしれない。



「あいつは単細胞のバカだから・・・」って言われても怒ることないですよ。

 

生き物としては、最上級の褒め言葉ですよ、きっと。






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諸悪の根源

2013年01月18日 | 病気と社会
前にも書きましたが、



「病気」の定義は捉えようがないものです。



本人がどうにかしたいと思えばどうにかすればいいし、



このままでいいと思えばそのままでいいです。



虫歯とて例外ではありません。



どういう目的でそれを捉えるかです。



健康を害する最悪なものとしてとらえますか?



だとしたら、虫歯菌は邪魔者ですよね。諸悪の根源ってくらい・・・。



甘いものも大敵ですね。諸悪の根源ですね・・・・。




よし!では、徹底的に虫歯にならないようにしましょう!



虫歯菌をやっつけるんだったら、抗菌剤入の歯磨き粉やマウスウォッシュですね。



そして、歯間ブラシや糸ようじ。時には歯科医院でクリーニングしないと。



甘いものは大敵だから、キシリトール入りのお菓子や



カロリーゼロの、例えば特保のジュースに変えないとダメですね。



そして、歯が生えたらすぐにシーラントで歯の溝をコーティングして、



最低3ヶ月に一度はフッ素を塗らないとえらいことになります。



あ、だったら歯磨き粉はフッ素入りのがいいかな?



それよりも、虫歯菌は感染するって聞いたから、



赤ちゃんに同じスプーンやお箸使わないようにしないと!



可愛くってしょうがないでしょうけど、チューも我慢しなきゃ。



こんな可愛い子を虫歯なんかにしたら大変ですもんね。




ガタガタの歯並びなんかは、虫歯菌が溜まりやすくなってすぐ虫歯になるから、



早いうちに矯正治療してきれいな歯並びにしとかないと。



・・・・よし、これで完璧!?




・・・ちょっと待ってください。



虫歯菌をなくすんだったら、口の中に劇薬まいたほうが早いですよ。



そうすると、喉の雑菌はどうしましょうか。



お母さんから赤ちゃんへの虫歯菌の感染、



気をつけ、気をつけたとして、大きくなってから口の中に虫歯菌が



いない子供や大人なんて、聞いたことがありません。



第一、そこまで気をつけるんだったら、お母さんの口の中の状態を



良くすることが先でしょう?



お菓子やジュースの砂糖に気をつけるのは大事ですが、



3度の食事に使ってる調味料はどうですか?



何とかして野菜を食べさせようと、細かく刻んで味付けして・・・。



子供が好きなケチャップなどの調味料には何が入っていますか?



加工食品や冷凍もの、レトルトやインスタントには何が入っていますか?



朝をパン食にすると、食パンには何が入っていますか?



サラダにかけるドレッシングには?



フッ素やキシリトールって、安全性についてご存知ですか?



よっぽどそれを使うメリットは、リスクを大きく上回るほどのものですか?



歯並びの良い悪いは、その事象だけで虫歯を捉えることはできません。




ところで、さっきから「虫歯菌」と呼んでる細菌たち。



虫歯を作り出すのを役目としてこの世に存在してる細菌たちでしょうか?



つまり、歯を溶かして人間を困らせろ、という使命を持っているのでしょうか。



だとしたら、決定的に人間にダメージを与えたら、虫歯菌は勝ちなのでしょうか。



人間を倒したら虫歯菌だけで存在できるのでしょうか。



そもそも虫歯ってそんなに悪いことでしょうか?



日に日に進行していっちゃうものだと思いますか?





虫歯ゼロは素晴らしいことでもないし、



虫歯だらけが悪いことでもありません。




歯の治療で来られる患者さんのほとんどが、



何らかの形で作られた病気だということに気付いていません。


特に、前の治療の再治療の場合。



前の先生がへたくそだった?



いえ、そんなレベルの話ではありませんから。



だれが下手くそで自分は上手で・・・とか、



そんなことはどうでもいいのです。



そもそもが、「虫歯を歯科医院に治療に行く」という



そのこと自体をよく考え直してほしいです。



小さな虫歯を削って埋める。埋めたのが取れて大きな虫歯になる。



これを10~20年の間に2,3度繰り返したとしましょう。



20代くらいで神経を取る。30、40代で根っこが割れたりして歯を抜く。



抜いた両隣のキレイな歯を削ってブリッジにする。



ブリッジにした歯が虫歯になる。神経を取る。割る。抜く。



50代くらいで入れ歯になる。



入れ歯のバネを掛けた歯がグラグラになる。抜く・・・・。


・・・虫歯はサインです。小さければ治療する必要はないし、



治療するにしても、サインの原因を突き止めない限り、また繰り返すだけです。



ちょっと話は違いますが花粉症も、いわば作られた病気の一つです。


花粉の異常飛散の原因を調べてみればわかります。



もちろん、花粉に異常反応する現代人の免疫異常、自己免疫疾患でもありますが、



元はといえば、スギ、檜の過剰植林から、いえ、もっとその前から原因は始まっているのですから。



どこまで原因を掘り下げられるかによって認識は変わってくるでしょう。


僕は悔しいので、意地でも花粉症にはなりません(-_-;)!!


そして、すんなり虫歯の治療だけをしたくありません。



もし花粉症になった時には、笑ってやってください






〆は毎度同じですみません。



良い、悪いはありません。



その物事が、今の自分にとって良いか悪いかは



自分で判断する以外にないのです。






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「チェンジ!」は気がひける?

2013年01月10日 | 病気と社会

鼻の手術後に男性死亡 宮崎、業過致死の疑いも

共同通信社 1月9日(水) 配信


 宮崎市の病院で昨年12月、同市の70代の男性が鼻の手術を受けた後に意識不明の重体となり、死亡していたことが9日、宮崎北署への取材で分かった。同署は医療ミスによる業務上過失致死の疑いもあるとみて、関係者から事情を聴くなどして捜査している。

 宮崎北署によると、男性は昨年11月末、蓄膿(ちくのう)症を訴え、同病院で麻酔の後に手術を受けた。手術は成功したが、術後に容体が急変。意識不明となり、宮崎市内の別の病院に搬送されたが12月12日に死亡した。

 同署は、男性の遺族からの死亡届を受け、遺体を司法解剖。死因は麻酔後に舌が気道をふさいだことによる低酸素脳症と判明した。

 宮崎北署は麻酔と男性の死亡に因果関係があるかどうか詳しい経緯を調べている。同病院では2011年6月にも、20代の女性が鼻の手術後に死亡している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

医療業界用のニュースをよく見ている者としては、

こう言う記事は全く珍しくはないです。

手術というのはそういうリスクがあるものです。

難しいオペでも、経験豊富なドクターだとオペの成功率99%、新米だと60%。

皆さんだったらどっちにやってもらいますか?

やっぱり99%のほうですかね。

1%に当たる確率と、40%に当たる確率は違いますもんね。

でも、実際に1%に当たってしまった時、どうしましょう?

僕は、そう考えると手術はしたくありません。

誤解しないでください。外科手術を否定しているのではありません。

時と場合によっては必要なものです。

怖い、といっているのです。

歯の治療だって結構怖くないですか?

なんてことない虫歯を削ってる最中に、

歯医者が発作や貧血で倒れないとも限らないですよ。

「大丈夫。怖くないですよ~」って、僕も良く使ってましたけど、

よく考えたら、そう言われれば言われるほど怖い・・・。

だって、そういうリスクを全く意識してないか、

そういうリスクがあることを承知で言ってるとすれば、嘘をついてる訳ですから。

だから、僕は自分の治療は自分でやります。

でも、先日上の奥歯の差し歯が取れてしまい、どうしようか悩んでいます。

ほかの歯科医にやってもらう場合、

100%完璧に失敗しない状況で治療に望むことは不可能です。

ということは失敗も含めた上で、この医者、この治療法だったら納得、

という関係性が築けて初めて治療スタートですね。

治療前をスタートする前に、それだけのことを任せられる信頼を築こうとすれば、

「この歯医者はどういうつもりで患者の歯をいじるのか?

一体どういう人間なのか?」が最優先されるべきだと思うのです。

歯医者として、歯だけをいじるのか

治療行為を「職務・職業」としているのか

ということはつまり、こんなふうに歯が悪くなった原因がほんとに歯にあるのか、

歯意外にも原因があるのか、ということを探求しようという気持ちがあるのかないのか。

論文や厚労省が「この時の治療法はこうです」と決めたマニュアルで患者の歯を削る歯医者なのか。

歯を削ることのリスクを知っていて、マニュアル以外の方法でそのリスクをを回避できないか?

と考える歯医者なのか?

歯を削って埋めることが、自分(患者)の全身や今後の人生に関係がないかを考えている歯医者か?

更には、そんなめんどくさい事になるのだったら悪くならないような予防法を教えてくれる歯医者か?

予防法にはどんなものがあって、自分にとって一番効果的な予防法は?

手洗いうがいをしてもしなくても風邪をひく人もひかない人もいることを考えると、

”自分にとっての”予防法は歯磨きか、食事か、かみ合わせか、それとも・・・・?

・・・・そんなことまで考えたことありますか?

なかったですか?

だったら、是非考えましょう。

自分のこと、大切な家族のこと、子供のことですから。

「歯」は削ったら戻らないのですから。

「歯」はセンサーです。

センサーでしかありません。

いえ、センサーという素晴らしいものでもあります。

体全体の。

あなたのこれまでの生き方、考え方の。

そしてあなたのこれからの。

歯にしても、鼻にしても、内臓にしても

「はじめまして、担当の○○です、よろしく」

で治療が始まっちゃっていいんでしょうか?

「チェンジ!」はさすがに言いにくいですか?

大事な自分や家族のカラダですから、

「チェンジ」は何回でもしなくっちゃあ。

それで気まずい雰囲気になるとすれば、

ヤッパリ日本の医療はどっかおかしい。

そこまで考えてチェンジして決めたんなら、

1%にあたっても、40%にあたってもきっと「納得」できますよ。

「チェンジ」大歓迎ですよニコニコ




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医療被害者・医療加害者

2012年12月28日 | 病気と社会

フェイスブックをやっていると、医療者でない一般の方々の

 

意識レベルや知識レベルの高さに感心させられます。

 

大学時代に当たり前のように習ってきたことがことごとくおかしいのです。

 

「フッ素・フッ化物の虫歯予防神話」も、みなさん、それぞれによくお考えください。

 

考えてみたら当たり前です。

 

一般の方は、体の健康に興味があるし、大事な我が子にとって安全な物を知りたい、

 

と思ってるだけなのですからね。

 

虫歯予防効果があっても安全性が??なモノには敏感だし、

 

何よりも、その虫歯予防効果さえも??となった日にゃぁ・・・。

 

「大学で習った、論文で謳っている、エビデンスがある、厚労省が認めている」ことが

 

イコール「正しい」と、いえるその根拠が問われるのです。



一般の読者の方に言っても仕方がないことかもしれません。

 

これは医療者側の問題ですから。

 

・・・・と、少し前までは思っていました。

 

最近はそうもいかないのです。

 

一般の方(患者さん)の多くが、医療者と同じ考え方になりつつあるのを感じるのです。

 

医療者は、「大学で習った、論文で謳っている、エビデンスがある、厚労省が認めている」

 

患者さんは「N○Kで偉い教授が言っていた、かかりつけの医者が言っていた、保険で認められている」

 

・・・これはえらいことです。一大事です。

 

国のずさんは散々見てきたでしょう?

 

医者の不祥事は毎日のようにニュースでやってるでしょう?

 

一昔前、「いい大学に入れば、いい会社に入れば安泰」と大人たちに言われてきて

 

頑張ってそうしてきたのに、今の現状はどうでしょう?

 

それとも、「いや、病院や医療は話が別」と思いたいのでしょうか?

 

それはなぜでしょう・・・。よほど「病気や死」を恐れているのでしょうか。

 

皆さんは気づいていますか。

 

CMのサブリミナル効果のように、知らないうちに不安を煽られていることに・・・。

 

なぜ煽られてしまうのでしょう。

 

「自分が生まれたことの意味、存在する理由」を知らないからです。

 

・・・え?僕は知ってるかって?

 

・・・いえ、僕も掴みたい、と思って生きてる途中です。

 

出来れば掴む前に死にたくはないですが、

 

掴みたい、と思って日々生きていく中で、死に直面したとしたら

 

受け入れる意外ないとは思っています。

 

そうやって生きていたら、きっと死ぬ直前に「やった!掴んだ!」といって

 

死ねるかもしれませんから。

 

掴みたいとも考えずに死ぬのは、それこそが不安かもしれません。




医療という分野の中だけで生きてきすぎたせいか、

 

ほかの日常にも同じことが起きてることに気付かなくなってしまっていたんですね。

 

車を運転していたって、充分気をつけても、加害者にも被害者にもなりうる。

 

充分気をつけていたってそうですから、ましてや

 

携帯いじってたり、車内で子供が動き回って気を取られたりして

 

テキトーに注意散漫に運転してたら、トラブルにならない方が不思議です。

 

運転中の携帯の罰則を「めんどくせぇ・・・」と思うのか、

 

子供のチャイルドシートの義務付けを「ダサい」「ウザイ」と思うのか、

 

それは、まったくもって100%本人の勝手ですが、

 

どうかルールを守っている歩行者をはねたり、後続車をヒヤッとさせるようなマネは

 

やめてもらいたいのです。

 

それでは、掴める可能性は、きっと低いと思いますから。

 

何も考えずすぐに薬や医者に頼っていては、

 

いつでも簡単に、被害者にも加害者にもなっちゃいますよ。

 

「何が良い、何に効く」とか「何は体に良くない・あれは悪い」とか、

 

短絡的に思考を停止させるような情報はまったく意味がありません。

 

良い、悪いは「何に」「誰に」「いつ」「どんな状況で」で180度変わります。

 

大切なのは、「知り得た情報を、何のためにどう使うか」

 

これ以外にあるでしょうか?




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