宮原猛の”歯”から”全身へ”、”全身”から”宇宙”へ!

歯の問題は「病気」ではありません。ただの「信号」です。
歯の治療は「治療」ではありません。ただの「修理」です。

お医者さんTV

1月28日(月)のつぶやき

2013年01月29日 | 歯医者が知らない歯のこと

ブログを更新しました。 『「好き・嫌い」「損・得」「良い・悪い」』 amba.to/X6Vrk5



「好き・嫌い」「損・得」「良い・悪い」

2013年01月28日 | 病気と社会

先ほどフェイスブックを見ていて、

 

急に思い出したことがあった。



僕の祖父母は、鍼灸師でした。

 

幼少の頃から、長いこと病院で治らない、とか言う人が

 

鍼治療を受け、元気に帰って行くのをしょっちゅう見ていたので、

 

何一つ病院がえらいとも思わなかったし、

 

何となく、人の体って不思議だな、と思っていました。

 

歯科医になって暫く、本気で漢方を勉強しかけた時期もありましたが、

 

思うところがあり、急に熱が冷めてしまいました。

 

ほんの数年前、小学生の男の子が虫歯の治療でおばあちゃんに

 

連れられて通っていたのですが、あることがきっかけで、

 

来なくなってしまいました。

 

その子は、永久歯の前歯が広範囲で虫歯でした。

 

虫歯で穴になってるところと、白濁して、穴があく一歩手前の

 

初期虫歯の部分が連続しており、いきなり削ったら境目の際限なく

 

どんどん削ってしまわないといけないような状況でした。

 

年齢から言っても、出来るだけ削りたくなく、最大限歯を残す方向で考えると、

 

まずはブラッシング指導、食の改善、口呼吸の改善、ということで、

 

治療はずいぶん後回しになるし、回数もだいぶかかります。

 

お母さんはいつもお仕事なので、連れてこられるおばあちゃんの負担も

 

考えないといけません。まずはブラッシング指導ですね。

 

あ、これ、数年前の話ですよ。今の考えとは少しちがう頃です。

 

ある程度ブラッシングは良くなったんだけど、もう一息のところで、

 

「歯ぐきが痛いから」これ以上は難しい、となりました。

 

で、今度は歯ぐきが痛い原因です。

 

今だったらいろいろ考えますが、当時気に留まったのが、

 

歯茎の色と唾液の量、でした。

 

歯ぐきが妙に赤い。というか、朱い、と行ったほうがいいか・・・。

 

口呼吸はさほどなさそう。

 

で、よくよく聞いてみると、隣の佐賀県に、漢方を出してくれるお医者さんがいて、

 

そこまで、おねしょの治療に通わせてる、とのことでした。

 

なんでも、その年にお泊り学級?が控えてるとか・・・。

 

漢方を使う医者、ということで、ホリスティックな優しい治療を目指してる医者だと

 

想像して、「へぇ、いいんじゃないですか?」という感じだったのですが、

 

処方内容を聞いてびっくりしました。

 

1、2種の漢方薬と、あとはうつ病の薬でした。

 

「???!。小学生にうつ病の薬?」

 

「いくらなんでも、小学生でおねしょは、そんなに変でもないんじゃ?」

 

と思いましが、よくよく調べて、「これか・・・」と思いました。

 

その薬、副作用の報告欄の上位に「尿量減少」とあるのです。

 

要するに、排尿機能や腎臓機能に障害を及ぼす副作用を、メインの効用

 

として利用していたのですね。

 

ま、バファ○ンなんかも、開発目的は鎮痛がメインでなかったのですから、

 

薬業界からすれば珍しくないことなのでしょうが、

 

自分の子供といくつも違わない男の子がカルテ上、「うつ病」患者に

 

させられて、学校行事のために発育途中の腎臓を締め上げるようなことに

 

なってることに驚きと危険を感じ、すぐおばあちゃんに説明しました。

 

おばあちゃんは、そんなことは全く知らず、僕の話を聞いてもピンとこず、

 

とにかく、「可愛い孫がお泊まり学級で恥をかきたくないといってるから」

 

だけしか頭にないようでした。

 

なんだかんだ言っても、漢方を使ってくれる患者思いの先生で、

 

しかもお医者さんの出す薬だから、「危険」の文字が浮かぶことはゼロです。

 

おそらく、歯茎にも副作用(おそらく血液にも)で、痛くて磨けず、

 

唾液も少なく、虫歯を修復(再石灰化)する能力が落ちていたのでは?

 

しばらくはそんなこんなで、ますます話が長く、回数がかかり、治療は後回しに・・・。

 

そんな折に、お母さんから、「まだ治療は終わらないの?」

 

「あと何回かかるの?」の問い合わせがあり、また電話口で話。

 

「長くかかりすぎる、もういいです」で、バトル終了。通院もおしまい、でした。




皆さん、この話、どうお感じになりますか?

 

今だったら、ちがうコミュニケーションの取り方も出来ると思うし、

 

まずは、時間外でも休診日でも、とにかくお母さんに1回は直接時間を

 

とってもらう方法をとるでしょうけど。

 

いずれにしても、他の診療科どうしの見解の違いが多々あるのです。

 

以前の骨粗鬆症の話 の時のように、

 

歯医者は、医者の意見を覆すことはできない、そんな

 

仕組みが作られているのですね。

 

お医者の言うこと、やることが、この上なく大正解ばっかりだったら

 

良いのですが、残念ながらそう思えない場面に公私ともに

 

多々遭遇してきたので、困ってしまいます。

 

「信じてたのに裏切られた!」って、事件を今日もTVでやってました。

 

僕のことを信じても困りますよ。




保険診療というのは、まずこちらに売りたい商品があって、



お客さんは、その商品を欲しがるように、生まれた時から教育されてます。



それは、親も子供の時からそのように教育されてきたから。



その親も・・・。家庭では親から、兄弟から。



学校では先生から、地域の大人たちから。



職場では上司から、会社から、組合から、取引先から。



病院では医者から。医者はまた親から、学校から、病院から・・・。



「お腹がすいた」と言ってもラーメン以外知らされてこなかったのだから、

 

いきなり、「ビーフストロガノフください!」なんか言うはずないんですね。

 

こっちが売りたいのはラーメンだけなんです。

 

客がラーメン以外のもの欲しがったら困るんで、

 

「お腹が減った時に食べる食べ物っていうのはラーメンの事なんだよ」

 

しか教えないわけですね。

 

でも、この情報化社会で、みんなラーメン以外のものがあるってことに

 

気づき始めたんでしょうね。

 

もっともっと気づいたほうがいいですよ。

 

ラーメンしか知らずに死んでいくのは、もったいないですよ。



・・・・あぁ・・ラーメン食べたくなっちゃったなぁラーメン







ブログランキングに参加しています。どれでもポチっとしていただけるととてもうれしいです。

 




たまには”復習勉強会”レポ

2013年01月26日 | 自分研究勉強会

先日、年末に続きまたダウンしてしまいました。

 

前回も同じ?パターンだったのですが、

 

東京でのミーティングやセミナーのあと、

 

飛行機の関係で深夜1時半に東京駅からバスで成田へ移動。

 

途中SAにて2時間ほど時間調整ご、朝5時前に成田着。

 

6時の便で福岡へ。

 

9時過ぎに久留米着。自宅で診療。

 

どこかに何かヒントがありそうだけど、うーん・・・。

 

ただの寝不足でそうなるはずないし・・・。

 

とにかく、翌々日から1日半、ダウンしていました。

 

熱と関節痛で完全にフラフラでしたが、

 

やはり薬を飲まないでいると、キツさがすごい分だけ、回復後がスッキリです。

 

で、そのすっきり顔がこれですな↓

 


 宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ  宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ



 宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ  宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ


 宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ  宮原猛の 「歯から全身を、全身から宇宙を見つめる」ブログ

 


前フリというか、言い訳をしとかないと、

 

「言うほどスッキリした顔じゃねーぞ」と

 

思われそうなので・・すみません。



あ、特に薬を否定してるわけではありませんよ。

 

医学を否定するつもりもありません。

 

大事なのは、「わたしは」「あなたは」ですからね。




たまには復習勉強会の様子も書いておきたいと思います。

 

昨日は、「自分研究勉強会 」入門コースに参加なさってる方の

 

復讐でした、いえ、復習でした。



「自分研究勉強会」の目的の一つは、「読脳法」 を指導することです。

 

そして、勉強会は、参加者の脳の情報に沿って進行・展開していきます。

 

つまり、参加者の準備・求め・疑問に関係なくこちらで用意したスケジュールを

 

こなしていくことに何の意味もありませんから、参加者によって内容は変わるし、

 

出てきた質問や意見によって展開が変わるのです。

 

(しかし、着地点は必ずあるところに落ち着くわけですが)

 

ですから、テキストやカリキュラムはほとんどありません。

 

参加者全員の欲しい答えと納得が目的ですから。

 

そういう講義の展開を、30、40年前から伊東聖鎬 先生は続けてきました。

今まで欲しい答えが見つからなかった理由の一つに、

 

植えつけられた固定観念を払拭できずに今まで来たこと、があります。

 

多くの人が、大なり小なり持っています。

 

そういう僕だって、未だにたくさん持っています。

 

未知の可能性を膨らますには、まず自由な発想を生み出せる

 

思考の隙間を作ることとではないでしょうか。

 

病気・症状に対しては、まさにこれです。

 

医学で言う「正しい」が、「ホントに正しいのか?」「誰にとって正しいのか?」わからない、

 

実はとても不確実なものだということを認識することです。

 

・・・そんなことを体験して、実感していく勉強会ですから、

 

理解を深めた上で月1の講義を価値あるものにしていただきたいし、

 

また、理解を深めた上で次月に参加された時に脳から発信する情報は

 

そうでなく発信するものと全然違うのです。



そんなこんなで、文章では伝わりにくいので、内容は省略しますね。

 

写真で雰囲気だけ・・・。

 

2月の体験ワークショップは、2月11日予定です。

 

お問い合わせは、メッセージでも、メールでもどうぞ。

 

miyahaera_dc@yahoo.co.jp





ブログランキングに参加しています。どれでもポチっとしていただけるととてもうれしいです。

 




歯医者とは

2013年01月22日 | 歯医者の主張

 

今日の患者さん。

 

半年前に、金属のバネを使わないタイプの部分入れ歯を

 

入れた患者さんでした。その後のメンテナンスです。

 

・・・久しぶりに「歯医者」らしいでしょ?にひひ

 

お手入れも申し分ないし、話も良く聞いてくださいます。

 

聞いてくださる、というか、それだけ求めて、必要とされてるから

 

いろんな話をお聞きになるんでしょうけど。

 

若い頃からお手入れもイイのに、悪くなっちゃうんですよね。

 

半年前に装着したときは少しキツイかな、とおっしゃってましたが、

 

金属のバネがない入れ歯なので、弾力性があるんです。

 

「体温で少し柔らかくなるし、次第に慣れてきますから」

 

と伝えていたのですが、半年経った今でも「取り外しがキツイ」と。

 

少し削ればOKなんでしょうが、なんか違うな、と思いつつ、良く話を聞いてみました。

 

最近、朝起きると、右手の中指が、軋むように硬く、動かしにくいとのこと。

 

加えて、昨日は右の肩が痛くて、今も腕を挙げられない、とのこと。

 

数年前に心臓発作で入院したことがあるのは聞いていましたが、

 

なぜか今日初めてスイッチが入り、探ってみました。



右肩周辺の筋肉異常(三角筋・上部僧帽筋・肩甲下筋・小円筋・菱形筋・・・)

 

右肩関節の亜脱臼もありました。

 

それらは左頭頂部にタッチすると5割くらい強くなりました。

 

タッチを離すと弱い状態に戻ります。

 

今度は、左胸に触ると5割強くなります。

 

離すと元に戻ります。

 

それと同時に、中指の屈筋(曲げる筋肉)も強くなります。

 

総合病院では、頚椎が曲がって、神経を圧迫しているように言われたらしいですが、

 

僕がキャッチしたところでは、頚椎は関係ありませんでした。

 

これは、指の痺れや右肩の異常が、脳血管系のトラブルと、心臓血管系のトラブルから

 

きていることを意味しています。

 

以前は、さらにその原因をチェックしてアジャスト(調整)していましたが、

 

最近は、患者さん自身に興味を深めていただくため、すぐにアジャストはしません。

 

出来れば、毎日そんなチェックを自分でしていただき、

 

自分の感覚(センサー)を育てて欲しいのです。

 

この患者さんの今日の目的は、「メンテナンス」です。

 

メンテナンスに意識のある患者さんは、自分である程度管理する準備が

 

すでに出来ている患者さんです。

 

なので、あまり余計なことはしないほうが良いと判断しました。

 

「入れ歯がキツイ」と言われたとき、

 

歯医者として入れ歯を削るのか、

 

取り外しに指がおぼつかなく、キツイと感じているとすれば、

 

全身的な目線でカラダ全体の調整をしてあげるのか、

 

縁あって出会った人間として、きっかけ作りをしてあげるのか、

 

いろんな協力の仕方があると思うのです。

 

早い段階で、お互いが向かい合う関係性が出来上がる場合もありますが、

 

長い関わりの中で作り上げていくものもあると思います。

 

なので、歯の処置も、全身的な関わりも、人としての協力も、

 

なんでもできる人間になりたいと思うのです。(欲張りでしょうか?)

 

でもホントは、医者も、学校の先生も、美容師さんも、親も、友達も、

 

人と関わるすべての人がそうであって欲しいし、

 

人と関わる職場、というところでそのチャンスがあるんですけどね。

 

人に協力していく中で、自分自身のことがようやく見えてくるのかもしれません。

 

ブログでも度々取り上げてます伊東聖鎬先生 ←は、

 

今まで40~50年かけてそんなことをやってきて、

 

そういう協力のために活動しています。



「自分研究ワークショップ」 は、そのきっかけ作りでもあります。

 

今日は、青森の三戸でワークショップだったようです。

 

今後、ますます開催地は増えていきます。

 

近々、皆さんの街でも開催されるかもしれません。




歯の不具合を治すのが歯医者でしょうか。

 

歯の健康を保つ(全身の健康はそっちのけで)のが歯医者でしょうか。

 

虫歯や歯槽膿漏を予防するのが歯医者でしょうか。

 

歯のトラブルをきっかけに、全身を健康にするのが歯医者でしょうか。

 

歯がトラブルを起こした原因を掘り下げ、ホントのホントの原因を教えるのが歯医者でしょうか。

 

そのトラブルを、患者自ら解消できるように協力するのは行き過ぎですか?

 

自ら解消できるようになるためには、歯医者に頼ってちゃダメよ、と教えなきゃいけない。

 

頼らなくても大丈夫よ、とわかってもらうためには、

 

今まで知らなかった虫歯の原因を知らなきゃいけないし、

 

その原因は、虫歯だけの原因ではなく、あれにもこれにも関与している、

 

ってことも知ってもらわなきゃいけないし。

 

今まで知らなかった虫歯の原因を知りたいというモチベーションは、

 

虫歯で苦労した経験があって初めて湧き上がるものであって、

 

だったら、赤ちゃんの時から「虫歯ゼロ」って、ホントは本人のタメなの?



自分が歯医者ですが、「これこれ、こういうことをするのが歯医者です」と

 

自ら言っちゃうのは違うような気がするんです。

 

それとも、こっちが言っちゃって、決めちゃっていいですか?

 

実は、保険診療というのは、最初からこちら側が決めちゃってるんですね。

 

厳密に言うと、「こちら側」が決めてるんじゃなく、「そちら側」が決めてるんでもなく、

 

「あちら側」がずっと昔に決めたんですよね。

 

皆さんは、歯医者に何を期待しますか?

 

始めっから期待なんかしていませんか?

 

「宮原歯科医院」って看板が良くないですよね。

 

なんか、いい看板ないですかね。

 

「ひと研究所(歯の治療もしまっせ)」とか?

 

・・・・う~んむっはてなマーク







ブログランキングに参加しています。どれでもポチっとしていただけるととてもうれしいです。

 




顎の位置

2013年01月22日 | 歯医者が知らない歯のこと

『脳が喜ぶ顎位』

「顎の位置」は誰が決めるものでもありません。





皆さんは、「顎位」ってご存知ないでしょう。

歯科では、矯正や噛み合わせ調整や入れ歯、差し歯の治療において、
顎位というものを重要視します。

要するに、顎の位置ということです。

普通に考えれば、上顎と下顎があるのですが、歯科においては残念ながら、多くの場合下顎の位置にウェイトをおいています。

つまり、上顎は頭蓋骨にくっついているので、上顎は動かないものと考えて
上顎を基準にしたときの「下顎」の位置を意味しています。

しかし、頭蓋骨は縫合だらけで、上顎と言っても、一つの骨で出来ているわけではありません。

しかも頭蓋骨は頚椎の上に乗っており、頚椎は、胸椎、胸椎は腰椎、腰椎は仙骨、仙骨は腸骨や恥骨座骨の上に位置しています。

非常に下からの影響を受けやすい存在です。

つまり、身体全体からみて、上顎は、何一つ固定された状態ではなく、
つまり、固定されていない上顎を基準とした下顎の位置をああだこうだ言っても全く意味がありません。

よって、歯科で言う「顎位」という概念は、あって無いようなものです。

あって無いようなものの理屈に基づいて歯を削ったりかぶせたりする根拠を説明できる歯医者が何人いるでしょうか。

柔整や整体の先生方、もっと歯医者にツッコミ入れてください!


ブログランキングに参加しています。どれでもポチっとしていただけるととてもうれしいです。

 




諸悪の根源

2013年01月18日 | 病気と社会
前にも書きましたが、



「病気」の定義は捉えようがないものです。



本人がどうにかしたいと思えばどうにかすればいいし、



このままでいいと思えばそのままでいいです。



虫歯とて例外ではありません。



どういう目的でそれを捉えるかです。



健康を害する最悪なものとしてとらえますか?



だとしたら、虫歯菌は邪魔者ですよね。諸悪の根源ってくらい・・・。



甘いものも大敵ですね。諸悪の根源ですね・・・・。




よし!では、徹底的に虫歯にならないようにしましょう!



虫歯菌をやっつけるんだったら、抗菌剤入の歯磨き粉やマウスウォッシュですね。



そして、歯間ブラシや糸ようじ。時には歯科医院でクリーニングしないと。



甘いものは大敵だから、キシリトール入りのお菓子や



カロリーゼロの、例えば特保のジュースに変えないとダメですね。



そして、歯が生えたらすぐにシーラントで歯の溝をコーティングして、



最低3ヶ月に一度はフッ素を塗らないとえらいことになります。



あ、だったら歯磨き粉はフッ素入りのがいいかな?



それよりも、虫歯菌は感染するって聞いたから、



赤ちゃんに同じスプーンやお箸使わないようにしないと!



可愛くってしょうがないでしょうけど、チューも我慢しなきゃ。



こんな可愛い子を虫歯なんかにしたら大変ですもんね。




ガタガタの歯並びなんかは、虫歯菌が溜まりやすくなってすぐ虫歯になるから、



早いうちに矯正治療してきれいな歯並びにしとかないと。



・・・・よし、これで完璧!?




・・・ちょっと待ってください。



虫歯菌をなくすんだったら、口の中に劇薬まいたほうが早いですよ。



そうすると、喉の雑菌はどうしましょうか。



お母さんから赤ちゃんへの虫歯菌の感染、



気をつけ、気をつけたとして、大きくなってから口の中に虫歯菌が



いない子供や大人なんて、聞いたことがありません。



第一、そこまで気をつけるんだったら、お母さんの口の中の状態を



良くすることが先でしょう?



お菓子やジュースの砂糖に気をつけるのは大事ですが、



3度の食事に使ってる調味料はどうですか?



何とかして野菜を食べさせようと、細かく刻んで味付けして・・・。



子供が好きなケチャップなどの調味料には何が入っていますか?



加工食品や冷凍もの、レトルトやインスタントには何が入っていますか?



朝をパン食にすると、食パンには何が入っていますか?



サラダにかけるドレッシングには?



フッ素やキシリトールって、安全性についてご存知ですか?



よっぽどそれを使うメリットは、リスクを大きく上回るほどのものですか?



歯並びの良い悪いは、その事象だけで虫歯を捉えることはできません。




ところで、さっきから「虫歯菌」と呼んでる細菌たち。



虫歯を作り出すのを役目としてこの世に存在してる細菌たちでしょうか?



つまり、歯を溶かして人間を困らせろ、という使命を持っているのでしょうか。



だとしたら、決定的に人間にダメージを与えたら、虫歯菌は勝ちなのでしょうか。



人間を倒したら虫歯菌だけで存在できるのでしょうか。



そもそも虫歯ってそんなに悪いことでしょうか?



日に日に進行していっちゃうものだと思いますか?





虫歯ゼロは素晴らしいことでもないし、



虫歯だらけが悪いことでもありません。




歯の治療で来られる患者さんのほとんどが、



何らかの形で作られた病気だということに気付いていません。


特に、前の治療の再治療の場合。



前の先生がへたくそだった?



いえ、そんなレベルの話ではありませんから。



だれが下手くそで自分は上手で・・・とか、



そんなことはどうでもいいのです。



そもそもが、「虫歯を歯科医院に治療に行く」という



そのこと自体をよく考え直してほしいです。



小さな虫歯を削って埋める。埋めたのが取れて大きな虫歯になる。



これを10~20年の間に2,3度繰り返したとしましょう。



20代くらいで神経を取る。30、40代で根っこが割れたりして歯を抜く。



抜いた両隣のキレイな歯を削ってブリッジにする。



ブリッジにした歯が虫歯になる。神経を取る。割る。抜く。



50代くらいで入れ歯になる。



入れ歯のバネを掛けた歯がグラグラになる。抜く・・・・。


・・・虫歯はサインです。小さければ治療する必要はないし、



治療するにしても、サインの原因を突き止めない限り、また繰り返すだけです。



ちょっと話は違いますが花粉症も、いわば作られた病気の一つです。


花粉の異常飛散の原因を調べてみればわかります。



もちろん、花粉に異常反応する現代人の免疫異常、自己免疫疾患でもありますが、



元はといえば、スギ、檜の過剰植林から、いえ、もっとその前から原因は始まっているのですから。



どこまで原因を掘り下げられるかによって認識は変わってくるでしょう。


僕は悔しいので、意地でも花粉症にはなりません(-_-;)!!


そして、すんなり虫歯の治療だけをしたくありません。



もし花粉症になった時には、笑ってやってください






〆は毎度同じですみません。



良い、悪いはありません。



その物事が、今の自分にとって良いか悪いかは



自分で判断する以外にないのです。






ブログランキングに参加しています。どれでもポチっとしていただけるととてもうれしいです。