宮原猛の”歯”から”全身へ”、”全身”から”宇宙”へ!

歯の問題は「病気」ではありません。ただの「信号」です。
歯の治療は「治療」ではありません。ただの「修理」です。

お医者さんTV

歯だけじゃないよ!

2011年01月26日 | 歯医者の主張

  本日より合宿セミナーに参加してきます

  マッサージ合宿です。

  なぜ歯医者がマッサージかって?

  分りやすくいうとリンパマッサージです。

  今、巷にあふれているのは「リンパのマッサージ」

  であり、それとは全く違うマッサージの勉強です。

  先日はビューティー合宿に参加しました。
 
  これも、巷でいうビューティーとは全く違うものです。

  またまた、「何故歯医者がそんな勉強を?」ですよね。

  これが実は関係大有りなのです。

  その話はまたの機会に・・・。

  では、いってきます

虫歯は国民病?

2011年01月19日 | 歯医者の主張
 
  日々、虫歯の治療をしていて思うことがあります。

  大人で虫歯が多い人って、カラダにも何か

  問題を持っている人が多いような・・・。

  例えば、高血圧とか、骨粗鬆症とか、高脂血症とか、腰痛とか、不眠症とか、・・・

  逆に、歯が健康な人は体のトラブルも少ないような・・・。

  
  
  もひとつ言えば、そんな患者さんの、高血圧とか、骨粗鬆症とか、高脂血症とか

  自覚症状がない病気って、ほんとに病気なんだろうか?

  ほんとに病気じゃなければ、その薬って飲む必要あるんだろうか?

  飲んでることでどうなって、飲まないことでどうなるんだろうか?

  そんなこと考えたことありますか?。

  「信頼してるお医者さんが言うことだから・・。」

  「飲まないと脳梗塞になるかも、といわれて心配だから・・。」

  前回のブログにも書きましたが、

  歯医者は、(保険診療の歯医者は、という意味ですが)

  ”虫歯予防”と言いながら、虫歯が無くなると仕事は無くなるんです。

  気合いをいれて虫歯予防していけば、保険診療は出来なくなります。

  では、高血圧は?骨粗鬆症は?不眠症は?

  よく考えれば答えはみえてます。

  人によって、必要な血圧は様々です。

  職種、地域性、体格、性格によって、生命を維持していくに必要な

  血圧は皆違って当然なのです。

  自覚症状も、日々の変動も大きくないのに、

  あなたのそれは本当に高血圧という病気なのでしょうか?

  そのために薬が必要なのでしょうか?

  その薬の為に、地味~な歯ぐきの副作用や唾液の量に

  影響がが出てないといいきれますか?

  その為に虫歯や歯周病のリスクが高まっているかも?なんて

  考えたことがありますか?。

  日々虫歯の治療をしていて、???はますます増えていくのでした。




   

  

歯医者の本音?

2011年01月18日 | 歯医者の主張
 いつも定期的に虫歯の治療をする患者さんがいます。

 決して歯磨きが下手くそな訳でもなく、フッ素も

 定期的にメンテナンスしながら、熱心に

 お手入れしている方なのに・・・・。

 極端に甘いもの好き? 

 清涼飲料水をガバガバ飲んでいる?

 いいえ、そのどちらでもありません。

 遺伝的体質? それを言っちゃあおしまいです。(古っ!)

 

 TVコマーシャルや世間一般には

 ○○マウスウオッシュ・殺菌成分入り歯磨き粉・フッ素入り○○・・

 など、歯科産業にとってはおいしい?商品がたくさんです。

 そんなものが無かった時代に育った今のお年寄り達はさぞ虫歯だらけ?

 総入れ歯の方も多いですが、しっかりご自分の歯を持ってる方も多いですよ。

 

 総入れ歯の方に聞くと

 「若いころからずっと歯医者にかかってた」と言う方が多いです。

 なぜずっとかかってるのに歯が無くなったのでしょう???

 歯医者は歯を守れないのでしょうね、きっと。

 歯医者が歯を守れないのは、悪くなった歯を直してばっかりいるからです。
               *「治す」と「直す」は違います!
 

 悪くなったところを直すのは大切ですが、それがいとも簡単に長持ち

 するものだったら・・・?。

 そのうち歯医者の仕事は無くなってしまいますよね。

 これ、歯科に限ったことではないですよ~。

 そうなると国の政策も大きく変わらざるを得ないです。

 今のこの国でそれが可能かどうか・・・。

 諸外国では国が動いた処もあるのですが・・・。

 

 ・・・・・虫歯問題の話が国の問題にまでとんじゃいました。ではまた!


 
 

 

 

 

痛いのきらい?痛いの平気?

2011年01月13日 | 日記
昨日、 「なるほど!かわいそう!やっぱり!うーん!でも!」

と思うことがありました。

TVで「先天性無痛無汗症」の少女をとりあげていたのです。

御覧になった方も多いでしょう。

私は、恥ずかしながら名前だけは耳にしたことがある程度でした。

生まれながらに、転んでも刺さっても火傷しても痛みを感じない、

汗をかかない、とい病気だそうです。

人間は、痛いという感覚でカラダに何か異変が起きていることを

知ることが出来るのです。

痛みを感じないということは、より深刻な事態になっても気付かない、

或いは一大事になるようなことを平気でやってしまう、

ということなのでしょうか。

大人になって突然ならまだしも、生まれつきとなると、

痛い=危険ということを知らないということは

命にかかわること。ご家族の苦労は想像を絶することでしょう。



我々はそんな障害を持った子たちから学ばなければなりません。

「痛い」ことは悪いことではない、ということを。

かといって、危険が迫っているわけですから、良いことでもない。

「痛い」ということは体が出している信号にすぎないのです。

痛いに限らず、いつもと違う体調や違和感は、何かを意味しているのです。

それはきっと、自分のカラダを守るため。

だから、その信号に目を向けて、耳を傾け、正面か向き合うべきです。



なぜ虫歯ができたのか?  なぜ虫歯もないのに歯が痛いのか?

削って埋めておしまいでは痛みを感じないあの少女と同じです。

いつかきっと一大事が訪れるのかも・・・。







ブログはじめました

2011年01月12日 | 日記
 

  こんにちは、私、歯医者です。


  歯医者になって20年、開業して15年。


  普通に診療してきて、いつからか今の医療の


  不思議?に気付いてしまいました。


  「何か」が抜けていると思うのです。


  その「何か」を求めて勉強中です。


  もっと人間らしい治療をしたいと思っています。


  治療を受ける側も、治療をする側も


  その「何か」を知ることができれば


  無機質な医療でなくなるのに・・と思います。


  色んな事を綴っていきますのでヨロシクお願いします。