突然ですいません!
アメーバブログにお引越しいたします!!
(徐々にです)
どうぞよろしくお願いいたします。
http://ameblo.jp/miyahara-dc/ ですっ!
前回のミュージシャンネタついでにもうひとつ。
当院では、日頃の診療中に、診察室では
FMラジオを流しております。
ヒーリングBGMとか、スタンダードジャズとか、R&B系バラードとか
オルゴールインストとか、いろいろ試してきたのですが、
正直、音楽が人に与える影響というか、体の反応というか、
そういうことを考慮し出すと、特定の音楽というものが
都合が悪いことが多々ありまして・・・
通常の保険診療をやるうえでは、(比較的)人畜無害の
垂れ流しにしようと思った訳です。
通常ではない診療の時は無音です。
・・・・・・通常でない診療?。
それは近々書きたいと思いますが。まあ、それはさておき・・・・
診療中にFMから流れてきた曲にハッとしたことがありました。
ほんとうのやさしさとは~
人に席をゆずってあげることではない
ゆずられた席には 自分で選んだ責任と
勝ち取った 喜びがないから
というフレーズでした。
「浮世離れ歯医者」を目指している私にとって、
ピン!とくるには十分すぎる程のフレーズでした。
声からして、”森山直太郎”さんであることはわかりましたが、
歯医者特有の「ギュイ~ンッ」の音にかき消されて
曲タイトルまでわかりませんでした。
で、後日調べた結果、ようやく見つけました。
”優しさ”という曲でした。
正直、彼の曲といえば、「さく~ら~、さく~ら~」しか
知りませんでしたし、あまり興味はなかったのですが、
歌詞を見てチョット涙ぐんでしまいました。
ほんとうのやさしさとは
むやみに励ましてやることではない
光は暗闇を射すのだから ひとりで生きる孤独を
奪い取ってはならない
正直、それを”優しさ”と表現するのが
正しいかどうかはわかりませんが、
今の社会が良かれと思って履き違えていることの
ひとつであることは間違いないと思うのです。
「ひとりで悩むな!」とか「落ち込む必要はないよ!」とか
励ましの代名詞みたいに言いますが、
つまずいて落ち込んで七転八倒して、
それを乗り越えるからこそ次の困難にも立ち向かえるし、
乗り越えたときの達成感を知れるし、
幸せを感じれる瞬間があるのだと思うのです。
せっかくのそんなチャンスを、
「いかにダメージなくスルーさせてあげるか」?
それは「優しさ」ではなく、
「潰し」と言ってもいいくらいではないでしょうか?。
どういう経緯か知りませんが、あんな若者が
華奢な体と柔らかい声でとても力強い歌を歌っていることに
ちょっとジーンときたのでした。
PS. 「あんな若者」と書いたけど、彼ってもしかして
結構なおっさんなのか? ゴメン!