フェイスブックをやっていると、医療者でない一般の方々の
意識レベルや知識レベルの高さに感心させられます。
大学時代に当たり前のように習ってきたことがことごとくおかしいのです。
「フッ素・フッ化物の虫歯予防神話」も、みなさん、それぞれによくお考えください。
考えてみたら当たり前です。
一般の方は、体の健康に興味があるし、大事な我が子にとって安全な物を知りたい、
と思ってるだけなのですからね。
虫歯予防効果があっても安全性が??なモノには敏感だし、
何よりも、その虫歯予防効果さえも??となった日にゃぁ・・・。
「大学で習った、論文で謳っている、エビデンスがある、厚労省が認めている」ことが
イコール「正しい」と、いえるその根拠が問われるのです。
一般の読者の方に言っても仕方がないことかもしれません。
これは医療者側の問題ですから。
・・・・と、少し前までは思っていました。
最近はそうもいかないのです。
一般の方(患者さん)の多くが、医療者と同じ考え方になりつつあるのを感じるのです。
医療者は、「大学で習った、論文で謳っている、エビデンスがある、厚労省が認めている」
患者さんは「N○Kで偉い教授が言っていた、かかりつけの医者が言っていた、保険で認められている」
・・・これはえらいことです。一大事です。
国のずさんは散々見てきたでしょう?
医者の不祥事は毎日のようにニュースでやってるでしょう?
一昔前、「いい大学に入れば、いい会社に入れば安泰」と大人たちに言われてきて
頑張ってそうしてきたのに、今の現状はどうでしょう?
それとも、「いや、病院や医療は話が別」と思いたいのでしょうか?
それはなぜでしょう・・・。よほど「病気や死」を恐れているのでしょうか。
皆さんは気づいていますか。
CMのサブリミナル効果のように、知らないうちに不安を煽られていることに・・・。
なぜ煽られてしまうのでしょう。
「自分が生まれたことの意味、存在する理由」を知らないからです。
・・・え?僕は知ってるかって?
・・・いえ、僕も掴みたい、と思って生きてる途中です。
出来れば掴む前に死にたくはないですが、
掴みたい、と思って日々生きていく中で、死に直面したとしたら
受け入れる意外ないとは思っています。
そうやって生きていたら、きっと死ぬ直前に「やった!掴んだ!」といって
死ねるかもしれませんから。
掴みたいとも考えずに死ぬのは、それこそが不安かもしれません。
医療という分野の中だけで生きてきすぎたせいか、
ほかの日常にも同じことが起きてることに気付かなくなってしまっていたんですね。
車を運転していたって、充分気をつけても、加害者にも被害者にもなりうる。
充分気をつけていたってそうですから、ましてや
携帯いじってたり、車内で子供が動き回って気を取られたりして
テキトーに注意散漫に運転してたら、トラブルにならない方が不思議です。
運転中の携帯の罰則を「めんどくせぇ・・・」と思うのか、
子供のチャイルドシートの義務付けを「ダサい」「ウザイ」と思うのか、
それは、まったくもって100%本人の勝手ですが、
どうかルールを守っている歩行者をはねたり、後続車をヒヤッとさせるようなマネは
やめてもらいたいのです。
それでは、掴める可能性は、きっと低いと思いますから。
何も考えずすぐに薬や医者に頼っていては、
いつでも簡単に、被害者にも加害者にもなっちゃいますよ。
「何が良い、何に効く」とか「何は体に良くない・あれは悪い」とか、
短絡的に思考を停止させるような情報はまったく意味がありません。
良い、悪いは「何に」「誰に」「いつ」「どんな状況で」で180度変わります。
大切なのは、「知り得た情報を、何のためにどう使うか」
これ以外にあるでしょうか?
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