真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『世界を変えた100日―写真がとらえた歴史の瞬間』のメッセージ性

2010-01-07 | 読書-歴史
『世界を変えた100日―写真がとらえた歴史の瞬間』
原書名:100 Days in Photographs:pivotal events that changed the world
ナショナルジオグラフィック ゲッティイメージズ【写真】 ヤップ,ニック【著】〈Yapp,Nick〉
村田 綾子【訳】
日経ナショナルジオグラフィック社 日経BP出版センター〔発売〕 (2008/10/27 出版)

「100日間」ではない。
その日、その日、その日・・・を集めたんです、と。

ゆえに、
『世界をゆるがした十日間』(ジョン・リード)だの、13デイズだの、人類危機の十三日間 : キューバをめぐるドラマ
などをイメージしたのを必死に打ち消す(笑)。

この紹介がニヤリ:
「世界を変えた100日」はスゴ本  by Dainさん
‘空気を読んだ「編集」から、逆に"nationally correct"をあぶりだすのも面白い。ちと意地悪な読みだが、写真で歴史が「作られる」過程も追体験できる特典があるぞ。’

そうそう!
ニヤリとして「同感だ!」と思うこと=ニヤリーイコール
…シツレイをば(笑)。

だいたい、報道写真といいつつ、最初から「作ってる」もんな。
ごく初期においては、戦場の写真に迫力を加えようと小道具(死者の遺骨だったりするのだが)を並べて写してみたり。
「写真師」の時代だな。

広島(と称する)写真の怪しいこと。
別物だろ。

写真でいかに上手に嘘をつくか。
統計でいかどうぶん(笑)。

嘘、ではないんだけどな。「読む人が勝手に誤解する」のね。
上手上手。

二度と来ない瞬間凝縮~評・岩間陽子(国際政治学者)(2008年12月15日 読売新聞)

やはり「広島」だという写真は違った!
「広島原爆」写真間違い 「世界を変えた100日」収録(09年8月 6日)

日本語版版元:世界を変えた100日 写真がとらえた歴史の瞬間
原著:100 Days in Photographs - National Geographic Store

重複するが、しつこく。
広島原爆」写真間違い 「世界を変えた100日」収録
ヒロシマ平和メディアセンター(中国新聞社)

そうか。たいへんな目に遭われた方がおられたのだな。 
山口彊さん死去 広島・長崎で二重被爆

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