『写真の読みかた』(岩波新書 青版 505)
名取 洋之助 (著) (1963/11)
「読みかた」なんであるが、俺はこう考えてるもんでこういう「見せかた」をしているぞ、という話が中心だと受け止めた。
日本工房や名取に関して書かれた本に断片的に引用されていることの元がこれです、という訳かな。
出版にこぎつけたのは名取の死後なのだが(1周忌)、著者がずいぶん長い間暖めていた原稿らしい。編者のあとがきにそのへんの事情が。
いずれにしても、善男善女は写真に騙されんようにせんとな。
騙すというのは人聞きが悪いのかも知れんが、こう受け止められるようにと意図して周到に構成された組写真の力はあなどれない、ということで。
統計でも善男善女は騙されるし、ニュースなんかも騙す騙す…
名取 洋之助 (著) (1963/11)
「読みかた」なんであるが、俺はこう考えてるもんでこういう「見せかた」をしているぞ、という話が中心だと受け止めた。
日本工房や名取に関して書かれた本に断片的に引用されていることの元がこれです、という訳かな。
出版にこぎつけたのは名取の死後なのだが(1周忌)、著者がずいぶん長い間暖めていた原稿らしい。編者のあとがきにそのへんの事情が。
いずれにしても、善男善女は写真に騙されんようにせんとな。
騙すというのは人聞きが悪いのかも知れんが、こう受け止められるようにと意図して周到に構成された組写真の力はあなどれない、ということで。
統計でも善男善女は騙されるし、ニュースなんかも騙す騙す…