真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『記者風伝』 読者の世代によって有難味が… +テレビや大新聞、どうしましょ

2010-03-24 | 読書-エッセイ/小説etc
『記者風伝』
河谷 史夫【著】
朝日新聞出版 (2009/07/30 出版)

南面堂の場合、その文章を読んだ記憶のある人物ゼロ。
深代天声人語はそうと知らずに読んでいた筈なのだが。

名前を聞いたことのある人物が4名程度。
という程度の予備知識だったもので、南面堂にとっては有難味に欠けるものだった。
あい済まんこって。

河合史夫『記者風伝』―新聞記者と新聞が輝いていた時代

戦後の新聞担った人々 評・黒岩比佐子(ノンフィクション作家)(2009年8月31日 読売新聞)

池内 紀・評<サンデー毎日 2009年8月23日号より>

矢田喜美雄と南極観測についてはまた別の話なので、と詳述していない。
エピソードの多い人物なのね。

「吉野 正弘(毎日新聞論説室顧問)氏、暴走族に殴られ死ぬ(読売新聞1989.4.18)
ワシも気をつけないと・・・。

<<ところで>> 
3月22日のNHKでの討論番組、何あれ?
前夜の衛星での前振り的番組は興味深かった。

放送記念日特集 激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~
BS特集「第1部 岐路に立つテレビ・新聞」
BS特集「第2部 ウェブジャーナリズムの未来」

じつは日曜のBS特集の方はノーマークだったのだが、ある方の「(いまやってるんだけど)すごいかも」というツイートで知ったもの。
シアトルの新聞の話など、興味深かった。

月曜の討論、テレビや大新聞の伝統的な世界で勝ち残って頂点を極めたご老人たちは、過去を語らせれば誰もかなわないのだろう。
ところが、その彼らに未来を語らせる企画は、痛々しいばかりだ。
人選で「未来はない」というメッセージを体現するという高度な技か・・・。

日刊インフォニュース:22日放送の「NHKスペシャル 激震 マスメディア テレビ・新聞の未来」の周りで起きた騒ぎのまとめ
【関連記事】、【Togetter】も!
「裏」を軽いのりで企画して実現してしまう若手たちに太刀打ちできないわな。

さなメモ:昨晩のNHK「激震マスメディア」を見ながらボンヤリ考えてたこと
"おじいちゃん、何言ってるんだ?"
禿同、というヤツね。

女。MGの日記。:2010-03-23 NHKスペシャル「マスメディア崩壊」に関して
じつは番組では「崩壊」とは謳っていない(激震はしてるけど)。
無意識だとは思うが、タイトルを改変されてしまうほどのメッセージ性があったのね。
もし気付かれても、そのままにしておかれることを希望します。

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