真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『人口負荷社会』で"人口オーナス"概念の普及に弾みをつけようと

2010-10-13 | 読書-現代社会
日経プレミアシリーズ
人口負荷社会
小峰 隆夫【著】
日本経済新聞出版社 (2010/06/08 出版)

「人口オーナス」から導かれる新常識
求められる「正統的な経済政策」への真剣な取り組み


旧経済企画庁で花形ポストを歴任された正統派の官庁エコノミストが、「人口オーナス」概念の普及を図る。
広く議論されるべき重要課題。

当店過去エントリ:
アジア諸国は「いわゆる人口ボーナス」の反動を乗り越えられるか

文藝春秋編 日本の論点PLUS
「人口オーナス」とは、国の人口に占める老年(65歳以上)の割合が増し、生産年齢(15~64歳)の割合が減少している状態を指す。内需が縮小し、年金などの財政支出が膨らみ、現役世代にとっては負担(オーナス)がふえることを意味する。

毎日新聞 2010年8月1日 東京朝刊
◇減りゆく「現役」世代、日本の今後は

現在のところ、外国人と人口の話をする際に、通常(相手が専門家でない場合)は、「人口ボーナス」についても説明する必要があると思われ、その理解の上に「オーナス」概念をさらに詳細に説明しないと話が通じないのではないかと思われる。

人口問題を扱っている人々の間では周知か。
アジアの研究者には着々と普及中?

Comment on “Demographic Change and Asian Dynamics: Social and Political Implications”
Siow Yue CHIA
Demographic change in Asia is characterized by those countries enjoying a demographic bonus and those facing a demographic onus, but with all countries in the region facing a demographic onus by 2040.

JAPAN'S TRANSITION FROM THE DEMOGRAPHIC BONUS TO THE DEMOGRAPHIC ONUS
Authors: Naohiro Ogawa; Makoto Kondo; Rikiya Matsukura

日本大学経済学部小川 直宏教授

これはタイの研究者のようだ
[PDF]from a demographic dividend to a demographic onus


<10/15付で補足あり>

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