『アメリカのパワー・エリート』（2003年）

『アメリカのパワー・エリート』
三輪 裕範 著
シリーズ:ちくま新書
定価:756円（税込）
刊行日: 2003/09/08

第１章　アメリカの政党は強いか（緩やかな連合体/誰も知らない全国委員長　ほか）
第２章　政治を動かすロビイスト（ロビイストとは何か/憲法で保障された権利　ほか）
第３章　議会優位から大統領優位へ（はじめに議会ありき/消極的な大統領　ほか）
第４章　大統領補佐官と閣僚（ホワイトハウス・コミュニティ/自費によるスタッフ雇用　ほか）
第５章　ホワイトハウス・スタッフの理想と現実（主導権を握るニクソン政権のホワイトハウス/ホワイトハウスのラスプーチン　ほか）

このタイトル、どうなんでしょ。
歴史の理解の整理にはなった。

クリントン政権も当初は、（ろくに統制が取れていなかったことから）大学生の社交クラブだとか10歳児のサッカーだとか揶揄された・・・という記述が面白い。
きっちりと仕切る人物が登場すると（首席補佐官の交代）、まともな政権として機能し出す。

最後までまともに機能しなかったハトポッポ組・・・。