置かれた場所で咲く

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豹変

2007-03-08 21:46:11 | 小学校つれづれ
月に一度ある、学校での読み聞かせ
うちの学校では、保護者の方がボランティアで学校に来て、取り組んでくださっています。
本を読んでいるときは 普段やんちゃなぼくも驚くほど大人しいんです

しかし・・・

その均衡が崩れたのは、ほんの些細なことからでした


紙芝居5本立てという構成だった本日
いつもよりも長い“きく”時間に、ややお疲れ気味の子どもたち・・・
そんな子どもたちを想定してか、最後にお母さん方が用意してくださったのは
「なぞなぞ」
最後にクイズで盛り上がろうという計画だったみたいでした



「・・・・・・・・?!?!?!


さっきまで静かだった会場は、あっという間にちっちゃい140人の騒ぎ声でいっぱいに
子どもたちは大喜びでしたよ。もちろん。
我を忘れて叫ぶ子十数人、騒ぎに便乗する子多数


我々教員は、この事態何となく予測できたのですが・・・

答えが広がっていく質問(クイズなどなど)は、どんどん答えが出てくる。思考が拡がってくんです。
授業の導入なんかによく使う類の質問です。
答えが一つに予想できる質問は、思考は拡がらないけど、小さい子でもまとまる。
盛り上がった場が収束していく質問です。

お母さん方は面食らってましたが、司会をしてくださったベテラン先生はさすがでしたよ
わーわーぎゃーぎゃー騒ぎまくってる1、2年生140人を前にして、一度も「静かに!!」と申されませんでした。

「みんな、楽しかったですかーー??」
「はぁーーーーいっ!!」



・・・終了。
子どもたちは終始にっこにこでした
この技、貰ったわ