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経験主義は這いまわるだけなのか?

2007-08-09 18:14:14 | あたし的教育論
・・・なんか、えらいこと書いてありそうなタイトルですな
はい、すいません、ちょっとエエカッコつけてみたかっただけです

ちぽは経験主義者です。どっちかってーとね。
経験主義っていうのは、えーーーっと、つまりね、小難しいことをいうと
キリがないので、デューイとかなんちゃらって知ってる人むしろ語りたい人は、
すっ飛ばしてください。
要は、学びたいならやってみぃ的な考え方のこと。あたしの解釈ではね。

学校の教育は系統的な学習システムだから、数学とか国語とか、いわゆる
世の中ではすぐに通じないじゃーーん的な勉強を、最低9年間もしこしこと
していくわけ。
おかげで、勉強=机の上、って考え方だけは、どの子にもしっかり身について
いるんじゃないかって思う。(はぁ

タイトル『這いまわる経験主義』って、経験主義論への批判を揶揄したもので、
“経験から学ぶっつったって、子どもらは楽しそうに地べたをはいまわってる
だけじゃんよーー、おいおい、これで学力なんてつくと思ってんの?”って
いうことだと思ってるんだけど。

確かにね、学びの少ない体験や経験もあるとは思う。
これ、何のためにやってるんだ?とか、こんなことさせて、なんの意味が
あるんよ?なんていう想い抱いたこと、自分が小学生のときもいっぱい
あったもんね。

すべては状況設定とネタ次第!
そして決め手は教育者のこの子たちにここを学んでほしいっていう強い
目的意識と、あったかい人間性に裏付けられた技術だと思うんだ。
どんなに学習指導要領変えたって、教育委員会が指針を出したって、
現場の人達が変わらなきゃ、ぶっちゃけ全部ムダな労力じゃん。
全然意味ないよ。
(・・・頼むから、もうこれ以上、ちょっこちょこ法律変えないでよぉ。
提出文書が多くなって、事務的な負担が増えるだけだもん実際。
この辺はあれ?っておもうこともあるから、臨機応変だとは思うけど。)

そうじゃなくてさ。大切なのは、もっともっと、人の心の根底に
あるものでしょ?
教育者が学んでいく意欲と謙虚さ、大事だと思うけど。


人が人を育てるんだもん。
薄っぺらい文書や、言葉だけずらずら並べた法律じゃ、絶対に
人は育てられないもん。


山本五十六の有名すぎる言葉
「やってみせて 言って聞かせて やらせて見て 
   ほめてやらねば 人は動かず」


ホントそうでっせ!!って思う。

やらなきゃずっとできない。やってみなくちゃわかんない。
相手を信頼して、任せること。学びは後からついてくるよ。


育てたい、育ててもらいたい、相手を想うこと、相手に想われること。
これって愛なんだろうなぁって思う。

できないこともできることも、喜びも悲しみも、一緒になる。


血のつながりにも酷似してる、これって愛なんだろうなぁ。そう、思う。




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