置かれた場所で咲く

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焦点化

2007-10-29 00:18:40 | あたし的教育論
日々変化して、波打つ感情の一つひとつを注視する。

今まで綴ってきた思い。
描いてきた理想画。
伝えたいイメージ。届けたい願い。

綴ることで、もやもやしていた心の内を、自分に伝えることができた。
語ることで、ふわふわしていた日々の自分を、戒めることができた。

でも、それだけ。

ここで語って、何が残るの?
ここで綴って、何が現場に生きるの?

ただ書き綴ることだけに時間を割くなら、教材研究しなさいな。
ただ自己アピールしたいだけなら、教授法考えたほうが現場に生きるでしょ?

そうじゃない、そんなことがしたいわけじゃない。

言葉にしてきたいくつもの思いを具体化できないまま、過ごす毎日の重さに辟易していた。

この気持ちを具現化したい。
どんなに強く願っても、思い描いても、目に見えなければ伝わらない。

思いを現場で伝えるための、カタチにするための技術が欲しいと思った。


綴ることで、語ることで見えてきた、自分自身。
自らに課した課題。
10月に迎えた、大きな壁。もがく自分。超えられない自分。
そして、その壁を超えたという実感。
自らの信念をぶつけていく。跳ね返ってくる。
ここまではできた。ここからはまだ、できない。
でも、見えた。
確かな感触。

実践することが、そのために計画を練り上げることが、今、こんなにもおもしろい。
現場での変容が、己の大きな喜びに変わった。


壁だ。壁を課すんだ。

褒め続けるだけの教育には甚だ疑問で。
ただただ叱り続ける教育なんて、教育じゃない。

小さなハードルを、確かに越えた実感を、他者視点で認める。
少し大きなハードルにチャレンジ、失敗の中の成功のタネを見つける。
認める。自身に自信がつく。もう一度チャレンジする。


これだ、これを実践化していこう。
新しく出来た、新たな課題。
キラキラしてる。モチベーションも上がってる。


もっともっと、欲を出して。
眠さや飽きや食欲に、日々負けてはいるけれど。

そして、恐れを知らない欲深いあたしは、もっともっと求めてる。
経験と語り合いの場。それができる仲間たち。

自らが胸に抱く、この信念が大きく揺らぐような。
その揺らぎで自分が今いる場所を、再確認できるような。





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