出展側として出ているので、他の作者がどんなものを作っているかを確認する為に、
同人作品は必ず買うようにしています。
とは言っても無駄には買いたくないので、自分の遊ぶシチュエーションにあったものになってしまいます。
うちは嬉しいことに連れが、ボードゲームに付き合ってくれます。また、ゲーム会も開催していますので、
ベストは、2人でもしっかりと遊べて、多人数で遊べるなら、なおよし。
好みとしては、相手と直接対峙したり、直接攻撃を行ったり、ブラフなどは苦手。
ゲーム会ではパーティーゲームは遊べば楽しみますが、自身では買いません。
考えどころのあるゲームが好きですが、それでもゲーム時間は、60分を超えるとNGです。
そんな観点で入手してみた作品です。
■MINI PARK■ 2-5人、15-23分/SOSO STUDIO

タイル配置が好きなのと、デザインの良さにやられました。ネットで気にはしていたのですが、ルール全文が出ていなくって、どうしようか迷ったのですが、現地で衝動買いしてしまいました。
まずスタンダードルールやらエキスパートルールがあったり、さらにオプションタイルもあったりで、どう遊ぶか迷います。ルールを3回間違えて遊んで、やっと4回目でちゃんと遊べました。
子供・自転車の人・スーツの人・猫・鳥・魚の6種がそれぞれ違ったタイルの配置の仕方によって得点を得られます(鳥なら森タイルが繋がることなど)。普通なら、ゲームの最初にこれらを選ぶのですが、このゲームのミソは、ゲームの途中で選ぶのです。早めに選ぶと、こちらが得点にならないように他の人に邪魔されたり、思った以上に点が伸びなかったり・・・でもじっくり待ってから選ぼうとすると先に他の人に選ばれちゃう・・・そんな駆け引きを楽しむゲームです。エキスパートルールで、オプションタイルを入れた一番難しい状態でも、ゲーマーにとっては軽ゲーの範疇です。ひとまず、2人でもサクッと楽しめたので、次は4・5人で遊んで見たいですね。
■TRIBE■ 2-4人、30-50分/itten

見た目が凄いし、今までになかった感じのゲームでしたので好奇心で予約して買ってしまいました。
5人のヒューマンに、オーナメントと言う色とりどりの形をくっつけていくので、出来上がり感が凄い! 真っ先に遊びたくなる魅力のある作品です。
一方、ルールはけっこう煩雑。難解では無いのですが、オーナメントの獲得の仕方や、持たせ方に条件があるので、慣れるまではいちいち確認が必要です。煩雑にしているのにも理由があり、オーナメントを置いたときに、条件を成立させていると得点が得られるために、条件が成立していることに気が付くかがポイントになっています。
あと結構簡単に乗っけられるわっかのオーナメントと、乗せるのが難解な棒状のオーナメントの差が激しいです。ひとまず2人で2回遊んでもルールに振り回されるは、オーナメントを乗っけられずに崩すわで大変! これは慣れるしかないな。また大勢でワイワイと楽しみながら遊ぶ方が良い感じなので、ゲーム会で再チャレンジしてみよう!
■塔とカタパルト■ 2-5人、20-50分/楽々亭

既にネットでも面白いといっぱい投稿されている作品ですね。
ゲームマーケットの会場で弟と2人プレイで試遊して、あまりの出来に驚嘆して買った作品です。作られた方も言っていたのですが、「しっかりとしたゲーマーズゲーム」で戦略的に得点を獲得する為に塔を建てていくのですが、その塔をカタパルトで壊してしまう。。。と言うところがミソなゲームです。カタパルトのヒット率は、連れと遊んだ際は 1人当たり2回程度。まったく当たらない訳ではないけど、当たったらラッキーぐらいかな。
ちなみに、驚きだったのはうちの連れはこのゲームにストレスを感じるとのこと。多分だけど、男性は「相手の塔をイチかバチかで当てて倒せる!」と考えて、それを想像して楽しめるのですが、女性は「私の折角建てた塔が破壊される(>_<)」と考えて、嫌がってしまうのではないでしょうか? 1つのゲームの捉え方の違いに気づかされ製作者として重要な体験でした。
こちらは他人数だとさらに楽しいので、男性中心のゲーム会で楽しむことにします。
■航海の時代 the DICE■ 2-5人、15-45分/A.I.Lab.遊

あの名作「航海の時代」をダイスゲームにしたという作品です。相互委託した縁で、互いの新作を交換して入手です。航海の時代について、勝手に2人用ルールを考えてしまうぐらいの大ファンだったので、ラッキー! この話がなかったら実は買っていましたw。
さて、ルールは、3枚の中から拠点カードを選んで、さらに多数ある交易路カードを人数に合わせて選びます。2人だと5枚ですね。この様に最初の拠点も選べて、交易路も組み合わせ自由な作品は大好きです! カードにはダイス目が描いてあるので、最初なんで5枚の交易路カードの目があまり偏らないように選んでみます。これで3コインを持ってスタート。
サイコロを2つ振って、サイコロの目に従った基本収入を得るか、サイコロの目が合う交易路に投資をするかが選択できます。交易路に投資すると、その目を出した際に、基本収入に追加して収入が得られたり、交易路の勝利ポイントが得られます。しかし、投資するには資材やお金が必要なので最初のラウンドは、当然お互い両方の目を収入を得ることにして、そして次のラウンドから得た資材と資金で、投資することになります。
しかし、互いにサイコロの目が悪い! カードの中に、好きな資材を交換できる交易路カードが1枚あり、ここに投資できれば欲しい資材が得られるので、今後の展開が楽になると思って、互いにそこを狙うのですが、ここに投資する為には資材の「金」が必要で、金を得るためには、「3」の目を出さないといけないのですが、出ない出ない。ほんと出ない。ちなみに、このゲームシステムは良くできていて、そんな場合の為に1コイン払うと振り直しができ、それでもダメなら2コイン払えば振り直しがさらにできる(続く)と言った感じで、救済措置があるのですが、うちら夫婦のダイス運は、2ゾロが出て仕方なく1コイン支払って振りなおしてもまた2ゾロを出す始末! 幸いにもお互いが酷い目なので、あまり差がつくことはなく、かなりダイス目に一喜一憂しながら遊びました。
■ハンザの女王■ 2-4人、30-45分/ゆるあーと

開封の儀! いや、すみません。こちらの作品だけ遊べていません。ゆるあーと様本当にすみません。
ルールを読み込んでいるところで、結構他のゲームよりはルールブックのページ数があり、まだ理解しきれていません。こちらはエリアマジョリティと言うこともあるので、最初ゲーム会で遊んで、それで連れでも遊べそうなら、2人でもチャレンジしてみようかと思っています。
と言うことで、1月のボードゲーム会でインストする為に理解しておかないと。
今回のゲムマで買った作品の2人プレイはこんな感じでした。