ローマ法王のシンボルといえば、三重冠と呼ばれる冠です。今でこそ豪華過ぎると言う事で1978年のヨハネ・パウロ1世からの戴冠以降、使用しなくなりましたが、それまでは法王の地位を象徴する冠で「司祭、司牧、教導の三権」を象徴しており、中世においては言わばこの冠の主がヨーロッパ盟主として君臨していた訳です。
この三重冠と言うシンボルに対抗意識を燃やして作られたのが、オスマン帝国の皇帝スレイマン1世がイタリアの金細工職人に作らせた四重冠です。
当時のオスマン帝国は、ビザンチン(東ローマ)帝国を滅ぼし、その首都であるコンスタンティノプールを手中に納め、アナトリア、バルカン半島、シリア、エジプトを領土に組み入れ、その版図はまさに最盛期の東ローマ帝国の領土に及んでいます。
その皇帝がかつてのローマ皇帝を夢見たしたとしてもおかしくありません。四重冠はそんな思いから作られたものではないでしょうか?
イスラム教国のスルタンが、ローマのカイセル(皇帝)を目指す…そんな歴史があったことに感動です。
オリジナルカードゲーム 植民地戦争
この三重冠と言うシンボルに対抗意識を燃やして作られたのが、オスマン帝国の皇帝スレイマン1世がイタリアの金細工職人に作らせた四重冠です。
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【名言】四重冠 オスマンが大帝国を実現した有様を表わした言葉。「~を戴いた」 |
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