A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

ならまちをブラブラしました

2014-02-17 23:06:16 | 旅行
奈良に『ならまち』という風情のある、素敵なエリアがあるなんて、奈良に住んでいるお友達が教えてくれなかったら知りませんでした。細い路地を歩くといろんな発見があって、それはそれは楽しい場所ですっかり気に入ってしまいました。まず何がいいかって、京都のように落ち着いた古い街並みがあるのに、人がそんなに多くないところ。京都も大好きだけど、あまりにも人が多すぎて、たまに人酔いしちゃうんですよね。街並みや景色を見ているのか、それとも人を見ているのか分かんなくなっちゃう時があります。それと比べるとならまちは本当にのんびりしていて、(きっとならまちの人はもっともっと観光客に来て欲しいと思っていらっしゃるでしょうけど・・・)あまり人が集まりすぎないでいて欲しいなぁと思う町でした。

まずは猿沢の池からスタート。


この池のほとりにあるホテルに小学校の修学旅行で泊まったんですが、今も健在でした!お友達の話によると、今では少しずつ宿泊できる場所が増えてきているけれど、ちょっと前はそのホテルが唯一と言っていいほど、奈良にはホテルがあまりないんですって。みんな大阪や京都に宿泊するそうで・・・もったいない!

だって路地を歩くと、かわいい雑貨屋さんや無料で楽しめる博物館や美術館、それに大和野菜を使ったお料理を提供するレストランなどもあり、散策が楽しくて仕方がない場所なんですもん。1日だけじゃ足りないよ~。

世界遺産の元興寺はゆっくり見る時間がなかったので、とりあえず前まで行ってみました。目の前にある門がもう重要文化財ですからね。


ならまち格子の家』も良かったです。昔の町家の様子が見れるんですよね。京都のうなぎの寝床みたいに奥行きが深く、そして落ち着く雰囲気の坪庭があったりして・・・。夏の夕方に家を吹き抜けるそよ風に吹かれながら、この庭を眺めながら夕涼みをしたいと思いました。残念ながら行ったのは冬だったけど。


あとならまちを歩いていると、さるぼぼに少し似ている赤いお猿さんが軒先にぶら下げられているのを目にしました。


特に『庚申堂』のところにはたくさんのお猿さんがっ。


屋根の上にもいるし、


お堂の真ん前にも重そうな石を持ち上げているお猿さんが。


そして軒からはそれはそれはたくさんのお猿さんがぶら下がっています。


このお猿さんたちは手と足をくくりつけられたお猿さんを表している、厄除けのお守りなんだそうです。とくに庚申堂の近所ではたくさんの軒先からぶら下がっていて、独特の風情がありました。

それから興味深かったのが『奈良町資料館』。名立たる文豪の直筆の原稿がたくさん飾られていて、もうため息ばかり。よくこれだけ収集できたなぁ~。

あと楽しかったのが『奈良町からくりおもちゃ館』。こどもも何人かいる中、大人3人で誰よりも興奮して昔懐かしいおもちゃで遊んじゃいました!そうすると案内係のおじちゃん、おばちゃんも張り切って次々と遊び方を教えて下さるんですよね。たまにうまく遊べなかったら容赦なく「あら~、下手ねぇ」なんて笑われたうえに、張り切って「こうするのよ!」と自信たっぷりで教えてもらえ、それが楽しくて楽しくて笑い転げてしまいました。

楽しい1日の締めくくりとして『中西与三郎』という和菓子屋さんに併設されている『ギャラリー六坊庵』でほっこりタイム。大好きなおぜんざいとほうじ茶で本当にほっこりしました。


ここもきれいな中庭が見えて、とってもすてきな空間でした。

まだまだ訪ね損ねた場所がたくさんあるので、気候の良い季節になったらまた訪れてみたいなぁ。




コメント
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