古い古いレコード録音で、管理も良くなくて
雑音だらけで、ご披露するにはお耳汚しなんですが
綺麗な曲ですので、もし良ければお聴き下さい。
昭和52年8月に、うちのピアノの生徒さんの発表会で
最後に弾いたフランツ・リストの「森のささやき」という曲。
数日前BSでハンガリーのことを放送していました。
ハンガリー出身の作曲家で、超絶技巧の持ち主のピアニスト リストの
二つの演奏会用練習曲の1番です。
ハンガリーの作曲家と言えば、バルトーク・ベラという
農民などの伝統的な民族音楽を採譜して譜面に起こすなどし
独自の音楽を築いた作曲家もいます。
この人の面白い舞曲もいつかご披露できたらなぁと思っています。
ハンガリーの首都ブダペストから車で2時間のところにある
静かなヘレンド村 に磁器製造所「ヘレンド」があります。
リスト音楽院は、屋根も内装も、このヘレンドで制作したタイルで
作られているというのもテレビ放送で見たことがあります。
ヘレンドの食器(Wikipediaからお借りしました)
さて、この録音は20代半ば頃の、直球で弾いている演奏で荒削りです。
今ならもう少し変化球も使ってしなやかだろうと思います。
いつかこれも今の演奏でご披露できると良いんですが、、、。
色々指摘したくなる演奏ですが、ご興味あれば退屈しのぎにどうぞお聴き下さい。
かなり雑音が耳障りですが古い昭和の時代も感じます。