〜かたることばが歌になる風になる〜

春ですわね 春ですわね 春ですわね・・・

東京の世田谷区のホームページには「世田谷うたの広場『詩と作曲の会』」というのがあって、コンセプト(基本理念)が書かれている。

先週土曜日の合唱団の練習に、指揮者は新しい楽譜をたくさん持ってこられた。
林光さんのソング、歌曲等は、譜面として出版されているものもあるが、たくさんの手書き譜が未出版で残されているようだ。
わが指揮者は学生時代林さんと同期であったが、この何十年は、氏の音楽に共感し「女声合唱団風」でコンサートを通じて発信してきた。
林さんの生前から手書き譜をたくさん頂いて持っておられるので、練習日にもその中から「世田谷うたの広場『詩と作曲の会』」で作曲されたものを数点もってこられた。


「女声合唱団風」の『練習日記』にその辺のことをいろいろ書いてみた。この会の代表は林光さんだった。

「風」では数年前のコンサートで、与謝野晶子の「初夏(はつなつ)」という曲を歌ったが、練習日に持ってきた譜面の中に「初春(はつはる)」というのがあった。

   ひがむ きみじかなひよどりは
   こずえのゆきをゆりこぼし
   えだからえだへかんだかに
   いてつくふゆのふえをふく
   それをきく
   わたしのこころもはりさけるよに
   
   それでもこかげのしずえには
   あれ もうあいらしいうぐいすが
   
   ゆきげのみずのこながれに
   かるくそりうつ みをうつし
   ちちとなく ちちとなく
 
   そのささなきはひくくても
   はるですわね はるですわね はるですわね

団員のさっちゃんが「さすが『世田谷区』や『春ですわね』は、関西人には上品すぎる」と爆笑。
「でも晶子て堺出身やよねぇ…」といぶかる(笑)


さて、うちのリビングの窓際。孫の稜馬(小1)が、今年のお正月に来て
出窓に飾っている猫ちゃんの置物や、私の好きなフクロウの置物などを
全部庭の方に向けて帰っていった。
あの子が帰ってから気づいたがそのままにしている。ふふふ



活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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