今朝の「羽鳥のモーニングショー」の終わりで取り上げていた話題。
お若いご夫婦の旦那さんが、買ってきたパックのお刺身を
そのまま食卓に出したことで夫婦喧嘩勃発というお話。
パックのままか、お皿に盛り付けて出すかの賛否両論で盛り上がっていた。
この話で思い出したことがある。
結婚してすぐのお正月のお雑煮を盛り付けるお椀のこと。
普通サイズの汁椀に、お雑煮を盛り付けて頂いたことしかなかった私。
この時主人は、丼椀に入れると主張。
そんなお雑煮の盛り付け方はないと私が譲らず口論になって
私は背中をボンボン叩かれた。
義父が暴力を振るう人だったから
結婚前、僕は絶対振るわないと言っていた人。
「離婚」という言葉が脳裏をよぎった瞬間だった。
こんなことで難癖をつけた主人とのこの時の苦い思い出は
今でも腹が立つ(笑)
実家と隣接する我が家の台所と実家のお手洗いは近くて
お手洗いに入っていた母が、このやりとりが聞こえてきて
心臓がバクバクしたということを後で聞いた。
主人の実家は男5人女2人の姉弟の大所帯で、一度にたくさん食べられる
丼椀を使っていたのだろうということと
丼椀より少し小ぶりの「多目的椀」があることも後に知った。
我が家は三姉妹で、父は弱い人ではなかったが、姦しい私たちの中では
あまりなんだかんだ言う人ではないという環境。
主人のところは絶対的に男の人が強い環境。
大学卒業後すぐ結婚したばかりの私は23歳。主人は28歳で
義父の血を引く亭主関白的な人間。
私はというと、まだまだ鼻っ柱も強くて世間知らずだったと思う。
考え方も、生活習慣、環境が違う男女の結婚てなんだろうと考える。
今なら、こんなどうでも良いことで要らない労力は使わない。
モーニングショーの最後に、コメンテーターの玉川さんが
「結婚は、お互い一緒に居たいからするもんでしょ?」の
この方から発せられた言葉というのも、意外で印象的だった。
いくつになっても、お互のコミニュケーションをしっかり取り合えて
一歩譲ることが出来きる、そんな人と一緒に居られたら良かったと思う。
結婚当初のこういったバランスも
年を経るごとに逆転していったかな(笑)
BSプレミアムで録画していたチェンバロのデュオが演奏していた
「目黒雅叙園」のお部屋の調度品の美しい画像をご覧下さい。
17C~18Cに活躍したバロックの代表的作曲家
ジャン=フィリップ・ラモーの作品を演奏している。
螺鈿(らでん)で描かれた絵
貼り絵のような?木目込みみたいな?