ハーメルンの翌日は旅の最終地「ケルン」「ケルン」は、日本から出発して最初に到着した「デュッセルドルフ」と少し東にある「ドルトムント」との南に70キロほど行った、2つの都市の中間地点に位置する。

「ケルン大聖堂」が有名。

ここに集まる人の半分は観光客、半分は巡礼者だそう。

ケルン大聖堂の広場の右側の方に集まった楽団が
クリスマスの讃美歌「もろびとこぞりて」などを演奏していた。

大聖堂の中の豪華なステンドグラス
日曜日とあってたくさんの観光客でごった返している大聖堂の裏側の方に来ると、少し雰囲気の違う姿が見える。

更に歩いて行くとライン河が流れている。
この河はこの町の商業の繁栄に重要な役割を果たしてきたそうだ。
かつて、商人たちへの貴族からの資金援助や、交易で扱う荷を運ぶための、大切な流通航路という役割を担っていた。私にはライン河の伝説からできた「ローレライ」の歌でしか馴染みのない河ではあったが、河がどの土地においても交易に欠かせない役割があることを再認識する。

この町のクリスマスマーケットで自由時間。



ブレーメンの時も食べたが、町の屋台で焼いているフランクフルトソーセージがとっても美味❣️
肉の味と食感、ジューシーで食べ応えがある。

15センチはあるかというソーセージをコロっとしたフランスパンに挟んで、トマトソースかマスタードかを選ぶ。トマトソースは食べた瞬間どこか懐かしい味と匂いだと思った。まさしくトマトケッチャップ寄りの大阪のお好み焼きソースの味。
集合場所あたりに行くと、ツアーの若い人が「1ユーロと5セントを入れると、こんな面白いコインに変身するんですよ」と教えてくれた機械で、私とえみこさんも記念の楕円形コインを作った。

この機械にコインを入れてハンドルを回すと、最初は軽くクルクル回るが
だんだんと重くなってもう回すの無理と思った頃にコロンと出てくる。
入れたコインが変身しているはずはないと思うのだが・・・。

ケルンでの観光を満喫して夕方4時過ぎにデュッセルドルフの空港へと向かう。
お一人様の初体験は新鮮で、まだまだ自分ひとりでもやっていけるかなという自信も感じた。20時5分発の飛行機に乗り込み、「思い立ったが吉日の旅」の思い出を胸に一路帰阪の途についた。