〜かたることばが歌になる風になる〜

思い立ったが吉日 北ドイツ その六 ハンブルク観光

これまでの有名な観光地には大抵街なかを川が流れている。
最初についた夜のデュッセルドルフはイルミネーションで飾られた建物の横にライン川が流れていたが、暗くて少し残念だった。夜でそれなりの情緒はあったが。

ブレーメンではヴェーザー川。

2連泊しているハンブルクはエルベ川。
ハンブルクはかつては世界一の港湾都市を誇ったが、その後オランダのアムステルダムにその地位を奪われて2位となる。
13世紀から16世紀にかけて北ドイツの商業都市が、それぞれの共同利益を保つために組んだ「ハンザ同盟」の中心的港湾都市だ。
「ハンザ」とは元々「武器を持った群衆」を意味したそうだ。

ベルリンに次いで180万人が住む大都会、ハンブルグのブルグとはお城の意味だそう。
また、この地は著名な音楽家を輩出した都市で、ブラームスやメンデルスゾーンの生家もある。
出版会社や、広告会社の拠点にもなっているメディアの町でもあるそうだ。

港近くに昔掘られたと言う港湾用のトンネルに、鉄製の螺旋階段で降りてみる。
3階ぐらいの高さがあるかと思える階段の途中には、トンネルを作った時の様子をレリーフにしたものや、要人が訪れている写真が壁に掲げられていた。



エレベータに乗る。
真ん中のコンクリートのスペースに、港で取引される荷物などを乗せるのだろうか。
路肩のようなところに私たちは立って地上へと上がった。

建物は、土地を4メーターほど底上げしてその上に建てているそうだ。



聖ミヒャエル教会の中に入ってみる。

街の中を散策する。




右の方に、腰を落として少し物憂げに立っているのはハインリッヒ・ハイネの像。


このイルミネーションの向こう側はアルスター湖。
湖の中にもキラキラしたクリスマスツリーが見えていた。

道路の左に自転車の絵が見える。
着いた初日に街に繰り出してびっくりしたのは、道路の石畳の色の違いに寄って人が歩く歩道と、その横に自転車が走るレーンの区別がしてある。
そんなことを知らず私たちがゾロゾロ歩いていると、地元の若い女性が注意を促した。
ボヤッと歩いていると自転車にぶつかるよ!ということだとその後わかった。
かなりなスピードで自転車が走ってくることがわかったから。
ドイツの道路は高速道路でもとてもわかりやすく管理しているように思った。
バスは100キロが上限だが、普通自動車には制限速度がないとのこと。
一般道路では60とか80の標識が見えた。単位はキロだそうだ。日本とほとんど変わらないスピードだ。



近くのスーパーマーケットの入り口で、ドイツではとても有名な「フンメル」という、桶を担いだおじさんの人形が出迎えてくれた。

このショッピング街で「ロクシタン」の専門店を見つけた。
店頭で、香りのハンドクリーム、日本だと1本(30g)1,300円〜1,500円ぐらいしているのが、色々な種類を3本1パックにしてリボンがけしていて21ユーロで置いていた。
日本円で1ユーロが130円として、1本910円となる。私は3パック。えみこさんも2パック買った。
人様にちょっとしたお礼であげることはあっても、自分で買うと言うことはあんまりない、ちょっと高級ブランドのフランスのコスメ。
物凄くお得感いっぱいでバスの集合場所に向かった。

この日、何かシュプレヒコールのような感じで車でゆっくりと叫ぶデモ隊に、警察官が徒党を組んで囲むように歩いていた。
各国の大臣が集まっているからなのだろうか。
ちょっとカッコいいなぁと私はそちらに向けて写真を撮った。

あとで、警察官を撮ったりしたらダメよと誰かが話しているのを聞いてちょっと肝を潰す。
確かに、あの雑踏の中でシャッター音が聞こえたのか?1人振り向いた警官がいたように思う。
ロシアなどの社会主義圏ではカメラを没収されたりするという知識はあったのだが…

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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